

こんな疑問にお答えします。

都市別の旅費と節約術も解説しているので、目的地が決まっている方は以下から該当記事を参考にしてみてください。
旅費記事一覧
この記事でわかること
- アメリカ旅行の日数別の費用総額
- アメリカ旅行に掛かる費用内訳と旅費節約術
- アメリカ旅行で最も安く行ける都市は?
アメリカ旅行に掛かる日数別の費用総額
アメリカの旅費はどこにいつ行くかや現地で何をするかで変わります。
ここではざっくりとどれくらい掛かるのかを計算してみます。
2泊4日アメリカ旅行の費用
時差の関係で帰国時は機内泊になり、出発日の次の日に日本に到着します。
2泊4日アメリカ旅行の2人分の旅費は以下のようになります。(費用項目をタップすると詳細説明に飛びます。)
費用 | 料金 | 節約ポイント(記事内で解説) |
観光費 | 約3万円 | シティパスで割引き |
飛行機代 | 約20万~40万円 | エクスペディアで料金比較 |
ホテル代 | 約4万円 | エクスペディアで予約 |
通信費 | 約3千円 | U.S.データのレンタルWiFiをグループで共有 |
現地の移動費 | 約5千~2万円 | 公共交通機関を利用 |
食費 | 約2万~3万円 | |
ESTA | 約5千円 | |
総額 | 約30万~53万円 |
飛行機代は目的地がアメリカの西部か東部か、直行便か乗り継ぎありかによって異なります。
現地の移動費は公共交通機関だけで移動するか、配車サービスを利用するかによって違ってきます。
総額で1人あたり15~26万円くらいの予算があれば2泊4日でアメリカ旅行を楽しめます。
1週間アメリカ旅行の費用
時差の関係で帰国時は機内泊になり、出発日の次の日に日本に到着します。1週間の日程なら5泊7日になります。
1週間のアメリカ旅行2人分の旅費は以下のようになります。(費用項目をタップすると詳細説明に飛びます。)
費用 | 料金 | 節約ポイント(記事内で解説) |
観光費 | 約5万円 | シティパスで割引き |
飛行機代 | 約20万~40万円 | エクスペディアで料金比較 |
ホテル代 | 約10万円 | エクスペディアで予約 |
通信費 | 約5千円 | U.S.データのレンタルWiFiをグループで共有 |
現地の移動費 | 約6千~2万円 | 公共交通機関を利用 |
食費 | 約5万~6万円 | |
ESTA | 約5千円 | |
総額 | 約42万~64万円 |
飛行機代は目的地がアメリカの西部か東部か、直行便か乗り継ぎありかによって異なります。
現地の移動費は公共交通機関だけで移動するか、配車サービスを利用するかによって違ってきます。
総額で1人あたり21~32万円くらいの予算があればアメリカ旅行を1週間楽しめます。
アメリカ旅行に掛かる費用内訳と旅費を安くする方法
飛行機代【けっこう高いけどホテルと同時予約で安くなる】
日本からアメリカへの往復の飛行機代は10万円台~です。
飛行機代は主に以下の要因によって決まります。
安い | 高い | |
渡航先 | 西部 | 東部 |
乗り継ぎ | あり | なし(直行便) |
渡航時期 | 平日 | 休日(長期休暇は特に高い) |
航空会社 | 外資系 | 日系 |
アメリカは日本よりはるかに広く、西海岸から東海岸まで飛行機で5時間くらい離れています。
日本から近い西海岸なら乗り換えありで10万円台の場所が多いです。直行便でも便数が多い地域は10万円台で行けます。
東海岸になると乗り継ぎありでも15万円以上、直行便なら30万円以上します。
乗り継ぎはあった方が安いですが、移動時間は数時間以上長くなります。
冬にデトロイトやシアトルなど寒い地域での乗り継ぎは避けるのが無難です。冬は月に数日吹雪の日があり、飛行機が飛ばなくなるためです。
外資系の航空会社の飛行機には日本語を話せる客室乗務員さんが乗っていないこともあります。
聞かれることは飲み物や食事をどうするかくらいなので周りに倣って行動すれば特に困らないと思いますが、安心を取るために日系を選ぶのもありです。
飛行機代を節約するのならあらゆる航空会社の値段を比較して最安値を探すのが近道です。
同じ経路、サービスでも航空会社によって値段が数万円単位で異なります。
しかし自分で1つ1つ検索するのは大変なのでExpedia(エクスペディア)のような航空券の一括比較サイトを使うのがおすすめです。
複数社の飛行機を簡単に比較できますし、最安経路や最短経路などを提案してくれます。
\最安の航空券を簡単検索/
さらに航空券と同時にホテルもエクスペディアで予約すると数千円から数万円の値引きがあります。
ホテル代【日本より広くてちょっと高い】
アメリカのホテルの特徴は「基本的に日本のホテルより広いけどその分高い」です。
日本のビジネスホテルのようにめっちゃ狭い部屋はニューヨーク以外ありません。
一般的にエコノミーホテルなら1泊2人で1~2万円以上、ラグジュアリーホテルは1泊2人で3万円以上です。
特にニューヨークとボストンは高めでエコノミーホテルでも1泊2人で4万円以上、ラグジュアリーホテルは5万円以上します。
どのホテルもクリスマスや年末年始、サンクスギビング(11月下旬)辺りは料金が倍くらいになります。
だたし高いからといって相場より安いホテルにするのはやめた方が良いです。
安いホテルがある地域は治安が悪いことが多いからです。
特にアジア人は少数派なので目立ちます。
安心して旅行を楽しみたいのなら平均以上の値段のホテルを予約するのがおすすめです。

アメリカのホテルを安く予約するのにおすすめの予約サイトはエクスペディアです。
アメリカの企業が運営しているだけあってアメリカの掲載ホテル数が多く、値段は最安値水準です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
おすすめホテル予約サイト
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一番安いのは?アメリカのおすすめホテル予約サイト8つを徹底比較
続きを見る
さらに航空券とホテルの同時予約で数千円から数万円の値引きがあります。
\アメリカのホテルが安く予約できる/
観光費【観光パスで割引が受けられる】
観光地への入場料は日本より高めで3~5千円くらいです。
高いところだと8千円以上、テーマパークは1日1万円以上かかります。
アメリカには観光費が節約できるシティパスというサービスがあります。
シティパスとは3~5か所以上の観光地のチケットをまとめて購入することでチケット代が30~50%引きになるサービスです。
ディズニーやユニバーサル・スタジオなどのテーマパークのチケットは1か所分ずつ買えます。


こちらは筆者がシカゴに行った時に利用したシカゴシティパスです。購入するとこんな風にメールでQRコードが届き、入り口で見せると入場できます。
シティパスについて詳しくは以下の記事で解説しています。
シティパスについてはこちら
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シティパス対象観光地・割引率・使い方まとめ!アメリカ観光をお得に楽しもう
続きを見る
現地の移動費【公共交通機関が安い】
都会なら公共交通機関が発達しており、1日乗車券が1,000円前後で購入できます。片道なら数百円です。
交通費を節約したいのなら公共交通機関がおすすめです。


一方で治安があまり良くない地域で夜遅くに公共交通機関を利用するのは危険です。
治安が問題なくても公共交通機関だと移動時間が多くかかる場合もあります。
そんな時は配車サービスの方が安全で早く移動できます。
例えばロサンゼルスのダウンタウンからロサンゼルス国際空港までは公共交通機関だと1時間掛かりますが、配車サービスなら30分も掛かりません。
途中で治安の悪い地域を通るので、この場合は安全面でも時間の面でも配車サービスの方がおすすめです。


本サイトではこのように筆者の実体験から楽しい旅にするためのアドバイスも紹介しています。こちらのアメリカ観光のカテゴリページから各都市の記事を閲覧できます。
アメリカの配車サービスにはUberとLyftの2つがあります。
基本的にUberを使っておけばOKですが、安く済ませたい方にはUberとLyftの値段を比較して使うのがおすすめです。


Uberの使い方はこちら
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アメリカでのUberの使い方を徹底解説!領収書発行・予約方法など
続きを見る
Lyftの使い方はこちら
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アメリカの配車アプリLyftの使い方・予約方法・チップ・キャンセル料など
続きを見る
特にUberは飛行機の到着後など利用人数が多くなると値段を大きく吊り上げてきます。
そんな時はLyftの方が安くチャーターできることも多々あります。
ただし値段が逆転することもあるので、一概にどちらが安いとは言えないです。
国立公園や田舎で移動する際はレンタカーも使えます。
日本で国際免許証を取得しておきましょう。
普通車であれば1日1万円前後で借りられます。


都会では駐車料金が高いのであまりおすすめできません。
公共交通機関が発達しているので、そちらを利用した方が安く済みます。
食費【量が多いので頼みすぎ注意】
アメリカではレストラン代が1人2千~4千円、ファーストフード店なら千~2千円前後が相場です。
朝食は千円前後ですが、スーパーなどで調達すれば数百円で済みます。
レストランではサービスに問題がなければチップを食事代の20%前後払うのがマナーです。チップの払い方はこちらの記事で解説しています。ファーストフード店ではチップは不要です。
節約術というかアメリカのレストランで食事する際のアドバイスとしては「少なめに頼んで足りなかったら追加するべし」です。
アメリカ人の1人前を頼むと日本人にとっての2人前の量が来るなんてザラです。


アメリカのレストランのメニューには料理名の横にカロリーが書かれているので、そこを見て決めるのもアリです。


もし追加注文したければ店員さんに「Could I have a menu?」と聞けばメニューを持って来てくれます。
アメリカのお店で必要な英会話については以下の記事でより詳しく解説しています。
よく使う英語表現
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アメリカでよく使う英語フレーズ10選とお店での挨拶・会話例
続きを見る
ただしハンバーガー店やサンドイッチ店などのファーストフード店は1人1人前の注文でちょうどいいです。
レストランは少な目に、ファーストフード店は1人前を頼むのがおすすめです。
また、ホテルにUber Eats(ウーバーイーツ)を呼ぶ場合はクーポンで安くできます。
日本で使っているアプリはそのままアメリカでも使えますよ。


新規登録の際はよりお得なクーポンが用意されているのでこれを機に使ってみるのもありです。
プロモーションコードやUber Eatsのアメリカでの使い方は以下の記事で解説しています。
Uber Eatsの使い方
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ホテルで受取可!アメリカのウーバーイーツの使い方・チップの払い方など
続きを見る
ESTA【避けられない出費】
アメリカへ観光目的で90日以内の滞在をする際はESTAを取得する必要があります。
仕事目的や90日以上の滞在の場合はビザが必要です。
ESTAを申請するには手数料21ドル(約2,500円)が掛かります。
旅行目的で行く場合などビザを発行していない場合はESTAが必須です。
ESTAが無いと空港で止められるので必ず申請していってください。
申請してから承認されるまで長くて数日かかるので、必ず渡航の3日以上前に申請しておきましょう。


ESTAはこちら(アメリカの国土安全保障省公式HP)から申請できます。
申請方法は以下の動画で解説されています。アメリカ大使館・領事館のYouTubeチャンネルです。
通信費【レンタルWiFiをグループでシェアすればお得】
海外旅行中はスマホでわからないことを調べたり、Googleマップで位置を確認したり、LINEで連絡を取ったりするかと思います。
異国の地でネットが通じないと何かあった時に怖いですよね…
旅行前には必ずネット環境の整備方法を考えておきましょう。
アメリカでネットを繋げるのにおすすめの方法がレンタルWiFiです。
eSIMという手もありますが、eSIM対応端末でないと使えないですし、アメリカの電波を拾える端末でないと現地で使い物になりません。
レンタルWiFiなら機種を選ばないので万人におすすめできます。
特にアメリカ旅行におすすめのレンタルWiFiはU.S.データとWiFiBOXです。
2人以上でシェアする予定なら1GB/日以上のプランが安いU.S.データが最もお得です。
データ無制限プランはモバイルバッテリーが付いて890円/日と格安で利用できます。


\2人以上でシェアするなら最安/
1人で使う予定なら500MB/日以下のプランが最安なWiFiBOXがおすすめです。
500MB/日が390円/日で利用でき、利用方法も簡単です。
WiFi機器はモバイルバッテリーとしても使えます。
\1人で使うなら最安/
どちらも5台以上のデバイスを同時に接続できるのでグループで共有すればさらにコストを抑えられます。
アメリカで使えるレンタルWiFiについて詳しくは以下の記事で解説しています。
おすすめレンタルWiFi
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安い!空港受取可!アメリカ旅行におすすめのレンタルWiFi8選
続きを見る
アメリカ旅行で最も安く行ける都市は?
日本から最も安く行けるアメリカの都市はロサンゼルスです。


安い理由はこちら。
- 旅費の大部分を占める飛行機代が安い
- 無料で入れる観光地が多い
ロサンゼルスは西海岸なので日本から近い上に、飛行機の発着数が多いので飛行機代が安いです。時期によっては10万円台の直行便があります。
ロサンゼルスの旅費について詳しくは以下の記事で解説しています。
ロサンゼルスの旅費
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ロサンゼルス旅行の費用はいくら?日数別の予算と旅費節約術を解説
続きを見る
テーマパークに行ったとしても3泊5日なら1人約17万円、5泊7日なら約26万円で旅行できちゃいます。
おわりに:アメリカの旅費記事まとめ
本サイトでは筆者がアメリカの10か所以上を旅行してきた経験から各都市の旅費を記事にまとめています。
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行きたい場所がある方はぜひこちらも参考にしてみてください。