こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 持っていけばよかったとならないために!アメリカ旅行に必要な持ち物
- あると便利!アメリカ旅行に持っていった方がいいもの
- アメリカ旅行に必要そうで必要ないもの
持っていけばよかったとならないために!アメリカ旅行に必要な持ち物
アメリカだからこそ必要な持ち物を紹介します。
洋服など旅行全般に必要なものは割愛しています。
パスポート
言わずもがな、パスポートは必須です。
入国時だけでなく、お酒を飲むときにも提示を求められます。
アメリカのホテルにチェックインする際は身分証明書の提示が必須です。
無くしてしまうと帰国できなくなるので、パスポートは肌身離さず持ち歩きましょう。
日本国籍の人がアメリカ旅行する際は少なくともアメリカ入国日から日本に帰国するまでの間、パスポートが有効である必要があります。
パスポートの有効期限が足りないと入国できないのでご注意ください。
ESTA
アメリカへ観光目的で90日以内の滞在をする際はESTAを取得する必要があります。
仕事目的や90日以上の滞在の場合はビザが必要です。
申請方法はこちらで説明してくれています。渡航の3日以上前に必ず申請しておきましょう。
クレジットカード
アメリカはクレジットカード社会です。
ほとんどすべてのお店でカード支払いできますし、現金が使えないお店もあります。
日本で作ったクレジットカードはアメリカでも使えます。
現金は盗まれたら終わりですが、クレジットカードなら盗まれてしまっても簡単に利用停止にできます。
万が一盗られた場合や不正利用された時のために利用停止方法を調べておくと安心です。
不正利用されてもちゃんとカード会社に申請すればお金は戻ってきます。
カードブランドはVISAかMasterCardがおすすめです。他のブランドは使えないお店が多いです。
既にVISAかMasterCardのクレジットカードを持っていればそれで問題ありませんが、持っていない方はカードブランドはVISAでかつ海外旅行保険が付帯したエポスカードがおすすめです。
海外でけがをしたり病気になったりしても日本の健康保険は使えません。結果、多額の医療費を支払うことになります。海外旅行保険に入っていれば医療費は保険金で賄えますし、海外で持ち物を紛失した時も保険金も出ます。海外旅行保険は普通に入ると5,000円ほど掛かりますが、クレジットカードに付いていれば追加料金はいりません。
エポスカードは出国前・出国後に関わらず旅行代金の一部でもエポスカードで払えば海外旅行傷害保険が付きます。
旅行代金には飛行機代以外にも空港への移動や渡航先で使う電車やバス、タクシーの料金が含まれています。
いずれかをエポスカードで払えば海外旅行傷害保険が利用できるようになります。
海外旅行傷害保険にはケガや病気はもちろん、携行品の盗難・破損に対しての補償もついています。
その上、年会費が永年無料です。
エポスカードの特典
- 入会費・年会費永年無料
- 旅行代金をカードで払うと海外旅行傷害保険が付く
- 海外旅行中でも緊急時に電話で日本語サポートが受けられる
- カードブランドはアメリカで一番普及しているVISA
- マルイの店頭受け取りで即日発行可能
- 入会で2千円分のポイント付与
- 他にも特典満載
正直、ポイント還元率は0.5%と高いわけではないですが、為替手数料は1.63%と安いです。
まさに海外旅行に行く方に特化したカードです。
為替手数料とは日本のクレジットカードを海外で使ったときに掛かる手数料です。為替手数料は2%台が一般的です。
\年会費無料・海外旅行傷害保険付き/
エポスカード公式HPはこちら
ドル紙幣
アメリカを旅行するにあたって現金はほとんど必要ありませんが、チップとしては使います。
チップとして払うのは数ドル単位ことが多いので、1ドル紙幣を多めに持っていくのがおすすめです。
ちなみに筆者がアメリカで生活・旅行していてチップを払う場面は主に以下です。
チップを払う主な場面
- ホテルで部屋まで荷物を運んでもらった時(高級ホテル限定)
- 現地ツアーに参加した時
- レストランの会計時
- 配車サービス利用時
この内、紙幣が必須なのは1と2です。
高級ホテルに泊まるとスタッフが部屋まで荷物を運んでくれるので運んでくれたスーツケースの数×1ドルくらいの金額を渡します。
エコノミーホテルではそういうサービスはないです。
アメリカで現地ツアーに参加した際は、ツアーの終わりにガイドさんにチップを渡します。
相場はツアー料金の20%くらいです。
ツアー料金にチップが含まれている場合は改めて払う必要はありません。
レストランでは自分のテーブルを担当してくれた店員さんにチップを払います。
通常は15~20%くらいです。サービスの良い悪いに応じてこれより増やしたり減らしたりします。
レストランでのチップは紙幣でなく食事代と一緒にクレジットカードで払うことも可能です。
詳しくはこちら
-
アメリカのレストランでのチップの支払い方・レシートの書き方・カード払い方法
続きを見る
ファストフード店などカウンターで注文して料理を自分で運ぶタイプの飲食店ではチップを払う必要はありません。
配車サービスを利用した際も必要に応じてチップを払います。
チップは必須ではないので、払っても払わなくてもどちらでもOKですが、荷物を運んでもらったり良くしてもらったのなら払っておきましょう。
チップはアプリ上でクレジットカード引き落としで払うことも可能です。
アメリカの配車サービスアプリUberとLyftの使い方は以下の記事で解説しています。
Uberについてはこちら
-
アメリカでのUberの使い方を徹底解説!領収書発行・予約方法など
続きを見る
Lyftについてはこちら
-
アメリカの配車アプリLyftの使い方・予約方法・チップ・キャンセル料など
続きを見る
ちなみにホテルの部屋を清掃してもらうときも枕元にチップを置くと喜ばれますが、置かなくても普通に清掃してくれます。
スマートフォン・充電器
最近は写真を撮ったり、英語翻訳したり、Googleマップで現在地を確認したりするのにスマートフォンは必須です。
充電器も忘れずに。プラグの形は日本と同じです。
日本の電圧が100Vなのに対してアメリカの電圧は120Vですが、スマホの充電器は120Vにも対応しているものが多いです。
対応電圧は充電器に書いてあります。
レンタルWi-Fi
海外旅行中はスマホでわからないことを調べたり、Googleマップで位置を確認したり、LINEで連絡を取ったりするかと思います。
そのためにレンタルWiFiは必須アイテムです。
海外ローミングまたは海外対応のSIMを使うのはあまりおすすめできません。
アメリカの電波の周波数は日本と違うのでスマホの機種によってはアメリカの周波数に対応しておらず、使い物にならない可能性があるからです。モバイルWi-Fiなら機種関係なくネットを利用できます。
アメリカ旅行におすすめのレンタルWiFiは以下の記事で解説しています。
アメリカで使えるレンタルWiFi8つの比較結果や1日あたりのデータ容量の選び方なども紹介しています。
おすすめレンタルWiFi
-
安い!空港受取可!アメリカ旅行におすすめのレンタルWiFi8選
続きを見る
上の記事でおすすめしているお得なレンタルWiFiはU.S.データとWiFiBOXです。
データ無制限プランと1GB/日以上のプランはU.S.データが最もお得です。
データ無制限プランはモバイルバッテリーが付いて890円/日と格安で利用できます。
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U.S.データ公式HPはこちら
500MB/日以下のプランはWiFiBOXが最安です。
500MB/日が390円/日で利用できます。
WiFi機器はモバイルバッテリーとしても使えます。
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WiFiBOX公式HPはこちら
どちらも5台以上のデバイスを同時に接続できるのでグループで共有すればさらにコストを抑えられます。
ちなみにアメリカに頻繁に行く方はアメリカで使えるスマホを用意した上で楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめです。
楽天モバイルなら海外ローミングが毎月2GBまで無料で付いてきます。
渡米の度にレンタルWiFiを契約しなくてもいいのでとても便利です。
楽天モバイルについて詳しくはこちら
-
楽天モバイルを海外で使ってみた!料金・設定方法・注意点を解説
続きを見る
チャック付きのショルダーバッグ
出歩くときに最適なのがチャック付きのショルダーバッグです。
アメリカは日本よりスリが多いので、チャックは必須です。
バックパックだと中身が盗られないか不安ですので、観光に持ち歩くのは視界に入る位置に携帯できるショルダーバッグをおすすめします。
TSAロックのスーツケース
TSAロックとは
アメリカ運輸保安局(Transportation Security Administration )が認可したロックのことです。TSAロックには鍵の横に写真のような赤い四角のマークがあります。
アメリカではテロ防止のため、預け荷物はTSAの職員がランダムで開けて中身を検査しています。
TSAロックであれば職員が専用ツールで鍵を開けますが、TSAロックでない鍵で施錠してあると鍵を壊されます。
アメリカに行くならスーツケースはTSAロック付きにすることを強くおすすめします。
アメリカの国内便は預け荷物が有料です。乗り継ぎなどでアメリカの航空会社を使う場合は機内に持ち込めるサイズのスーツケースにすればお金を節約できます。
ちなみにわが家で愛用しているTSAロック付きスーツケースはこちらです。
\3~5日旅行ならMSサイズ、4~7日旅行ならMサイズ/
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お手頃価格で車輪もスイスイ動くのでお気に入りです。
一番のおすすめポイントはマチを拡大して容量を増やせる点です。お土産を買って荷物が増えても容量を増やして入れられるので助かっています。
という場合は鍵を開けて預ければ壊されません。
という方向けにTSAロック付きのスーツケースベルトやTSAロックの南京錠もあります。
パジャマ
アメリカのホテルにはパジャマがありません。
快適に寝るために持っていくことをおすすめします。
歯ブラシ・歯磨き粉
アメリカのホテルには基本的に歯ブラシも歯磨き粉も置いていません。
長距離フライトなら機内でもらえることもありますが、道中で手に入らないことの方が多いです。
もらえても日本で見たことないくらい巨大な歯ブラシの可能性が高いです…
現地で買いに行くのも面倒ですので持っていくのをおすすめします。
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スリッパ
アメリカのホテルにはスリッパが置いてありません。
アメリカ人は家でもずっと土足の人が多いので必要ないのかもしれません。
シャワーを浴びてすぐ靴を履くのも気が引けるかと思うので、スリッパを持っていくことをおすすめします。
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あると便利!アメリカ旅行に持っていった方がいいもの
ウェットティッシュ
アメリカではハンバーガーやフライドポテト、ピザのように素手で食べるものが多い割にお手拭きが出ません。
ナプキンではきれいにできないし、わざわざトイレに行って手を洗うもの面倒です。
ウェットティッシュがあるとかなり便利です。
使い捨てフォーク・箸
ピザやハンバーガーなどの具がこぼれても直接手でつかみたくないときに便利です。
予想外に使う場面があるかと思います。
筆者がサンディエゴに行ったとき、生ハムとモッツァレラチーズのピザを頼んだらこちらが出てきました。
この時はたまたま使い捨てフォークを持っていたので救われました。
海外ではメニューを熟読して注文しても想像と違うものが出てくることがよくあります。備えあれば患いなしです。
ガイドブック
ガイドブックには旅行先でどのホテルに泊まればいいのか、どのレストランがおいしいのかなどが書かれています。
現地に直接足を運んで調べた人が書いているので信頼できる情報です。
ガイドブックには地球の歩き方がおすすめです。
観光地の歴史などの解説も載っているので行く前に予習すればより楽しめます。
空の水筒かペットボトル
アメリカの空港の搭乗口近くにある水飲み場には写真のように給水できる設備があります。
荷物検査で飲み物を持っていると没収されますが、検査を通った後に給水するのは可能です。
水筒か空のペットボトルを持っていけば荷物検査後に水飲み場で給水できるようになっています。
給水できる水飲み場はこんな感じです。ボトルマークの位置に入れ物をかざせば自動的に水が出ます。
わが家で愛用している水筒はこちらです。
パーツが少なくて洗いやすい上に本体は軽く、何より保温性能がすごいです。
朝入れた冷たい麦茶が夜になっても冷えたままになってて驚きました。
水筒をお探しの方にはめっちゃおすすめです。
モバイルバッテリー
旅行先ではGoogleマップで近くのレストランを調べたり、目的地への経路検索をしたりするので日常生活よりはるかに電池を消耗しやすいです。
電池が切れて自分がどこにいるのかわからなくなったり、写真が撮れなくなったりすると困るのでモバイルバッテリーを持っていくのをおすすめします。
雨具
現地の天気によっては折りたたみ傘かポンチョを持っていきましょう。
テーマパークで水が掛かるアトラクションに乗るときにもポンチョが必要です。
テーマパークで買うと高いので事前に用意していきましょう。
シャンプー・リンス
アメリカのホテルにはシャンプーとリンスの両方、または片方がないことがあります。
あっても質が良くなく、硬水ということもあって髪が痛みがちです。
旅行用の小さいボトルを買ってそこにシャンプーとリンスを入れて持っていくのをおすすめします。
1つのボトルに100ml以上入れて機内持ち込みすると没収されるので注意です。預け荷物なら100ml以上でも大丈夫です。
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ボディタオル
日本ではボディタオルやスポンジが置いてあるホテルもありますが、アメリカでは見たことがありません。
アメリカのフェイスタオルは分厚くて体を洗うのには向いていません。
毎日体を洗う人が多い日本人には重宝します。
ネックピロー
日本からのフライトなら12時間前後掛かるため機内で寝る予定の方も多いでしょう。
飛行機の座席にはたいてい小さな枕が置かれていますが、頭が固定されなくて寝づらいかと思います。
ネックピローを使えば頭が固定されるので、睡眠の質が全然違います。
アイマスク
飛行機の機内は完全に真っ暗にはなりません。近くの席の人が読書灯を付けているかもしれません。
アイマスクがあれば周りが明るくても気にせず眠れます。
現地で歩き回る体力を温存するためにも持っていくのをおすすめします。
飲み物
硬水が得意でない方は日本で飲み物を買っていくことをおすすめします。
地域にもよりますが、アメリカで売っているミネラルウォーターは硬水のことが多いです。
アメリカの水道水は飲めますが硬水の地域が多いです。
慣れていない人が硬水を大量に飲むとお腹を下すこともあるので心配であれば軟水の飲み物を用意しておきましょう。
100ml以上の液体は機内持ち込みできないので、飛行機に乗る際は預け荷物のスーツケースなどに入れていきましょう。
アプリ
旅行中に目的地までの道を検索したり、配車サービスを利用したりしたい際には専用アプリが必要です。
以下の記事では筆者がアメリカ旅行の際に必ず使っているアプリを紹介しています。
どれも無料で使える上にアメリカ旅行が快適になりますよ。
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プラグ変換器
アメリカのプラグ形状は日本と同じなので、プラグ変換器を持っていく必要はありません。
こちらはアメリカ在住の筆者の自宅のプラグです。
穴は3つありますが、縦長の2つだけ使うで問題ないです。
変圧器
日本の電圧は100Vなのに対してアメリカの電圧は120Vです。
そのため120Vに対応していない電化製品をアメリカで充電するには変圧器が必要になります。
とはいえ、ほとんどの方はスマホが充電できればいいかと思います。
スマホは基本的に100Vにも120Vにも対応しているので、変圧器は必要ありません。
対応電圧はACアダプタに書いてあります。
自前のドライヤーをアメリカでも使いたい場合は変圧器が必要かと思いますが、ホテルにはドライヤーが設置されているのでこだわりがなければ必要ありません。
おわりに:これでアメリカ旅行の持ち物は完璧
日本の国内旅行の持ち物に加えてこの記事で紹介したものを持っていけば完璧です!
ぜひ準備万端で気兼ねなく旅行を楽しんできてください。
アメリカの都市を観光する予定の方は以下の記事もどうぞ。観光地の入場料が割引きになるシティパスについて解説しています。
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