

こんにちは。アメリカ在住のおゆと申します。旅行が好きで今までニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスなどアメリカ各地を旅行してきました。
アメリカでは日本や他の国への旅行では必要なかったものも役立ちます。TSAロック付きスーツケースやチップ用の1ドル紙幣などです。
ここではこれからアメリカ旅行に行くあなたに向けて、必要な持ち物、あると便利な物を紹介します。
この記事を読めば現地で「あれを持ってこればよかった…」と後悔したり、足りないものを買ったりしなくて済みます。
アメリカ旅行に必要なもの
パスポート
言わずもがな、パスポートは必須です。入国時だけでなく、お酒を飲むときにも提示を求められます。コロナ禍では観光地やレストランに入る前に新型コロナワクチン接種証明書とともに提示が求められることがあります。肌身離さず持ち歩きましょう。パスポートケースに入れると雨の日でも安心です。

新型コロナワクチン接種証明書
コロナ禍限定ですが、新型コロナワクチンを2回とも打ったことを証明する書類(ワクチンパスポート)は必要です。州にもよりますが例えばニューヨークでは観光地やレストランに入るのにID(パスポート)とワクチン接種証明書が必須です。持っていなかったがゆえにどこにも入れなかったということがないように準備しておきましょう。

クレジットカード
アメリカはカード社会です。ほとんどすべてのお店でカード支払いできますし、現金が使えないお店もあります。
日本で作ったクレジットカードはアメリカでも使えます。カードブランドはVISAかMasterであれば困ることはないでしょう。
アメリカは日本より治安が悪いので、万が一カードを盗られた時のために利用停止方法を調べておくと安心です。
スマートフォン・充電器
最近は写真を撮ったり、英語翻訳したり、Googleマップで現在地を確認したりするのにスマートフォンは必須です。
充電器も忘れずに。プラグの形は日本と同じです。アメリカの電圧は120Vですが、スマホの充電器は120Vにも対応しているものが多いです。対応電圧は充電器に書いてあります。
モバイルWi-Fi
海外旅行中はスマホでわからないことを調べたり、Googleマップで位置を確認したり、LINEで連絡を取ったりするかと思います。
そのためにモバイルWiFiは必須アイテムです。
海外でインターネットに繋ぐために海外ローミングまたは海外対応のSIMを使うのはあまりおすすめできません。
アメリカの電波の周波数は日本と違うのでスマホの機種によってはアメリカの周波数に対応しておらず、使い物にならない可能性があるからです。モバイルWi-Fiなら機種関係なくネットを利用できます。
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アメリカで使えるモバイルWi-Fiの中でおすすめできるのはグローバルWiFiです。
グローバルWiFiについて詳しくはこちら
グローバルWiFiとは利用者数No.1の海外Wi-Fiレンタルサービスです。アメリカにももちろん対応しています。
グローバルWiFi利用者は24時間365日チャットと電話でサポートが受けられるので海外でも安心です。機器の受け取りは国内17か所の空港でできます。

最大で5台まで同時接続できるので家族や友達とシェアして費用を安く抑えることも可能です。
受け取り手数料は無料で1000円割引もやっているそうです。
グローバルWiFiについて詳しくはこちら
チャック付きのショルダーバッグ
出歩くときに最適なのがチャック付きのショルダーバッグです。アメリカは日本よりスリが多いので、チャックは必須です。バックパックだと中身が盗られないか不安ですので、観光に持ち歩くのは視界に入る位置に携帯できるショルダーバッグをおすすめします。
TSAロックのスーツケース
TSAロックとは
アメリカ運輸保安局(Transportation Security Administration )が認可したロックのことです。TSAロックには鍵の横に写真のような赤い四角のマークがあります。
アメリカではテロ防止のため、預け荷物はTSAの職員がランダムで開けて中身を検査しています。TSAロックであれば職員が専用ツールで鍵を開けますが、TSAロックでない鍵で施錠してあると鍵を壊されます。アメリカに行くならスーツケースはTSAロック付きにすることを強くおすすめします。
今持っているスーツケースがTSAロックでないけれど鍵を壊されたくない場合は鍵を開けて預ければ壊されません。「鍵を開けっぱなしなんて心配!」という方向けにTSAロック付きのスーツケースベルトやTSAロックの南京錠もあります。
アメリカの国内便は預け荷物が有料です。乗り継ぎなどでアメリカの航空会社を使う場合は機内に持ち込めるサイズのスーツケースにすればお金を節約できます。
パジャマ
アメリカのホテルにはパジャマがありません。快適に寝るために持っていくことをおすすめします。
歯ブラシ・歯磨き粉
アメリカのホテルには基本的に歯ブラシも歯磨き粉も置いていません。長距離フライトなら機内でもらえることもありますが、道中で手に入らないことの方が多いです。もらえても日本で見たことないくらい巨大な歯ブラシの可能性が高いです…薬局までわざわざ買いに行くのも面倒ですので持っていくのをおすすめします。
スリッパ
アメリカのホテルにはスリッパが置いてありません。アメリカ人は家でもずっと土足の人が多いので必要ないのかもしれません。日本人の感覚ですとシャワーを浴びてすぐ土足を履くのも気が引けるかと思いますので、スリッパを持っていくことをおすすめします。

1ドル紙幣
チップとして使います。ホテルの部屋まで荷物を運んでもらったときに渡したり、部屋を清掃してもらうときに枕元に置いたりと何かと使う場面があります。逆に金額が大きいお札はほとんど使わないです。
あると便利!持っていった方がいいもの
ウェットティッシュ
アメリカではハンバーガーやフライドポテト、ピザのように素手で食べるものが多い割にお手拭きが出ません。ナプキンではきれいにできないし、わざわざトイレに行って手を洗うもの面倒です。ウェットティッシュがあるとかなり便利です。
使い捨てフォーク・箸
ピザやハンバーガーなど、具がこぼれても直接手でつかみたくないときに便利です。予想外に使う場面があるかと思います。
筆者がサンディエゴに行ったとき、生ハムとモッツァレラチーズのピザを頼んだらこちらが出てきました。

この時はたまたま使い捨てフォークを持っていたので救われました。
海外ではメニューを熟読して注文しても想像と違うものが出てくることがよくあります。備えあれば患いなしです。
ガイドブック
地球の歩き方がおすすめです。旅行先でどのホテルに泊まればいいのか、どのレストランがおいしいのかはよく分からないかと思います。地球の歩き方では安全で満足できるホテルやレストランを紹介してくれます。
もちろん観光地も載っています。観光地の歴史などの解説が載っているので行く前に予習すればより楽しめるかもしれません。
空の水筒かペットボトル
アメリカの空港の搭乗口近くにある水飲み場には写真のように給水できる設備があります。
荷物検査で飲み物を持っていると没収されますが、検査を通った後に給水するのは可能です。そこで水筒か空のペットボトルを持っていけば荷物検査後に水飲み場で給水できるようになっています。
給水できる水飲み場はこんな感じです。ボトルマークの位置に入れ物をかざせば自動的に水が出ます。

モバイルバッテリー
旅行先ではGoogleマップで近くのレストランを調べたり、目的地への経路検索をしたりするので日常生活よりはるかに電池を消耗しやすいです。電池が切れて自分がどこにいるのかわからなくなったり、写真が撮れなくなったりすると困るのでモバイルバッテリーを持っていくのをおすすめします。
雨具
現地の天気によっては折りたたみ傘かポンチョを持っていきましょう。
忘れがちですがテーマパークで水が掛かるアトラクションに乗るときにもポンチョが必要です。テーマパークで買うと高いですもんね。
シャンプー・リンス
アメリカのホテルにはシャンプーとリンスの両方、または片方がないことがあります。あっても質が良くなく、硬水ということもあって髪が痛みがちです。100均で旅行用の小さいボトルを買ってそこにいつも使っているシャンプーとリンスを入れて持ってくるのをおすすめします。
1つのボトルに100ml以上入れて機内持ち込みすると没収されるので注意です。預け荷物なら100ml以上でも大丈夫です。
ボディタオル
日本ではボディタオルやスポンジが置いてあるホテルもありますが、アメリカでは見たことがありません。アメリカのフェイスタオルは分厚くて体を洗うのには向いていません。毎日体を洗う人が多い日本人には重宝します。
ネックピロー
日本からのフライトなら12時間前後掛かるため機内で寝る予定の方も多いでしょう。飛行機の座席にはたいてい小さな枕が置かれていますが、頭が固定されなくて寝づらいかと思います。ネックピローを使えば頭が固定されるので、睡眠の質が全然違います。
アイマスク
飛行機の機内は完全に真っ暗にはなりません。近くの席の人が読書灯を付けているかもしれません。アイマスクがあれば周りが明るくても気にせず眠れます。現地で歩き回る体力を温存するためにも持っていくのをおすすめします。
飲み物
硬水が得意でない方は日本で飲み物を買っていくことをおすすめします。地域にもよりますが、アメリカでは硬水のミネラルウォーターがたくさん売っています。アメリカの水道水は飲めますが硬水の地域が多いです。慣れていない人が硬水を大量に飲むとお腹を下すこともあるので心配であれば軟水の飲み物を用意しておきましょう。

飛行機に乗る際は預け荷物のスーツケースなどに入れていきましょう。100ml以上の液体は機内持ち込みできません。
必要そうで必要ないもの
プラグ変換器
アメリカのプラグ形状は日本と同じなので、プラグ変換器を持っていく必要はありません。

こちらはアメリカ在住の筆者の自宅のプラグです。日本と同じですよね。
まとめ
持ち物が不十分だとせっかくの旅行を楽しめなくなってしまいます。スーツケースの鍵が壊されていたらテンションだだ下がりですよね…必需品を慌てて現地で買いそろえるのも避けたいところです。ぜひ準備万端で気兼ねなく旅行を楽しんできてください!
