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アメリカ駐在の食事

アメリカで生活する私たち夫婦の1か月の食費と自炊節約術

2022年3月8日

アメリカ生活って食費はいくら掛かるの?食費を節約するにはどうしたらいいの?
アメリカで自炊するときは何を作ればいいんだろう?アメリカのスーパーでは何が買えるの?

こんな疑問にお答えします。

おゆ
アメリカ在住のおゆです。ミシガン州で夫婦2人暮らしをしています。アメリカでは自炊メインで洋食も和食も食べつつ、日本で生活していた頃と同じくらいの食費に抑えています。この記事ではわが家の食費と節約術を解説します。

この記事でわかること

  • アメリカで生活する私たち夫婦の1か月の食費
  • アメリカで普段自炊しているメニューとレシピ
  • アメリカ生活の食費節約術

アメリカで生活する私たち夫婦の1か月の食費

自炊した場合の食費と買っているもの

わが家ではすべて自炊すると夫婦で1か月あたり400ドル(約56,000円)弱の食費が掛かっています。

昼食や夕食は1食あたり1人平均約3ドルです。

夫は出勤時にお弁当を持っていっています。

食材は毎週末に1週間分をまとめ買いしています。

写真はある週の1週間分の肉と野菜です。この量で35ドルくらいです。

買った野菜

他にも玉ねぎやニンニク、ツナなどの備蓄がなくなれば追加で買い足します。

肉は日本より安いことが多いです。

写真の鶏もも肉は約2.5kgで9.06ドル、豚ブロック肉は1.2kgで13.57ドル、ベーコンは450gで5.49ドルでした。

この時買った野菜はトウモロコシと白菜とネギです。

長ネギは売っていないので写真のような小さいネギを買うことになります。

売っている野菜の多くは日本でも見かける種類です。

野菜の値段は為替によりますが日本で買うのと同じくらいだと思います

肉と野菜だけ買っていれば安く済みますが、たまに魚も食べると値段が跳ね上がります

現地のスーパーで売っている魚は冷凍がメインで、種類はサーモンかティラピアという白身魚の2択です…

写真は味付きのサーモンとティラピアの冷凍食品です。どちらも2切れで12ドルくらいします。
味付きのサーモンとティラピアの冷凍食品

調味料はWalmartやKrogerなどの現地スーパーでも買えますが、日本食スーパーにしか売っていないものもあります。

調味料の値段はざっくりこれくらいです。

調味料 大体の値段 現地スーパーに売っているか否か
醤油 1リットルで5ドル
料理酒 1リットルで9ドル ×(日本食スーパーにはある)
みりん 1リットルで9ドル ×(日本食スーパーにはある)
味噌 1ケースで4~6ドル
ゴマ 100グラムで4ドル
ごま油 500mlで10ドル
おゆ
わが家では料理酒を白ワインで代用しています。加熱調理すれば味に変わりはありません。 みりんは日本食スーパーで購入するか、白ワインと砂糖を1:1で混ぜて代用しています。

お米は5㎏が20ドルくらいで買えます。

朝ごはんにはパンかシリアルを食べています。

冷凍のワッフルやガーリックトーストは20~30個入ったものが5ドル以下で手に入ります。

シリアルは安いものだと1箱2ドル以下で買えます。
シリアル

ミールキットを使って自炊した場合の食費

ミールキットとはレシピと食材が一緒になったセットです。ミールキットの宅配サービスを使うと10種類以上の献立の中から毎週好きなものを選べ、ミールキットを宅配してくれるので、自分で献立を考えて買い物する必要がなくなります。

スーパーで買った食材だけで自炊すれば安く済みますが、毎日の献立を考えるのは大変です…

わが家も渡米早々に献立を考えるストレスを感じ始めたので、週によってはミールキットを使っています。

日本で有名なミールキット宅配サービスはオイシックスですが、アメリカではHelloFreshやEveryPlateなどが有名です。

アメリカのミールキットのメニューは洋食中心ですが、アジア料理など様々な国の料理も用意されています。

こちらはHelloFreshでのミールキットで作ったハンバーガーです。

おゆ
お店で食べるような味でけっこうおいしかったです。

食費はHelloFreshなら1食あたり7.99ドル~なので1か月で約1,000ドル、EveryPlateは1食あたり4.99ドル~なので1か月で約500ドルです。

1度にたくさん頼むと1食あたりの値段が安くなるので、わが家では毎週4人前を6日分頼み、夕食と次の日の昼食で同じものを食べています。上はそのような頼み方をした場合の料金です。

ミールキットによってはスーパーで食材を買い揃えるよりかなり高くなりますよね…外食するよりは安いのですが。

ただ、どのミールキットも最初の1~2か月分は最大半額以上の割引価格になるキャンペーンをやっているので、割引期間中だけでも利用して楽するのもいいかと思います。

しかもHelloFreshとEveryPlateはサブスク停止手続きをしてしばらくすると同じ割引が再び使えるようになります

さらに新規登録時にキャッシュバックサイトを経由すると数千円分のキャッシュバックが受けられます。

詳しくは記事で解説しています。

アメリカのミールキット

アメリカのミールキット・食材宅配を実際に使って比較!おすすめは?

続きを見る

外食はいくらかかる?

基本的にアメリカでは日本より外食代が高いです

平均的なレストランでは1人17ドルくらい払っています

バーガーキングなど安めのファーストフード店では5ドルくらいで済むこともありますが、レストランでは安くても1人12ドルは掛かります。

物価が高いというのもありますが、単純に量が多いのでその分高くなっている気がします。

アメリカのレストランでは余った食事を持ち帰れます。店員さんに「Box please.」と言えば持ち帰り用のボックスをくれます。

アメリカで普段自炊しているメニューとレシピ

わが家がアメリカのスーパーで買ったもので自炊している料理の例を紹介します。

日本の調味料が手に入るので日本で食べるような料理も作れます。

パスタ

アメリカで食費を抑えるのにパスタは欠かせません。

麺は450gで1ドル、パスタソースは2人分で1.5ドルで買えますし、どちらも日本よりおいしいです。

具はシーフードでもベーコンでもひき肉でも何でも合います。

作り方はまず具をオリーブオイルで炒め、火が通ったらパスタソースを入れて温めます。そこに茹でた麺を入れて和えれば出来上がりです。

写真のパスタは具に冷凍のシーフードを使っています。

あっという間に絶品パスタが完成するのでおすすめです。

スペアリブ

アメリカのスーパーには味付きのスペアリブ肉が売っています。

この量で10ドルくらいしますが、パッケージに書いてある作り方を参考にオーブンで焼くだけで簡単に作れておいしいです。

鶏パイタン

鶏肉、ネギ、料理酒、鶏がらスープがあればアメリカでも鶏パイタンが作れます。

おゆ
アメリカで料理酒を買うと高いので、わが家では代わりに白ワインを使っています。加熱すれば白ワインの香りはほとんどなくなるので、料理酒で作るのと変わらない味になります。

参考にしたレシピはこちら。

この動画を出しているリュウジのバズレシピチャンネルにはよくお世話になっています。

アメリカの食材で作れてかつおいしかったレシピは以下の記事で紹介しています。

リュウジのバズレシピのおすすめ

リュウジのバズレシピの中でもわが家で人気のレシピを紹介

続きを見る

トンテキ

ブロック肉をトンテキの厚さに切って使っています。

こちらはクックパッドのレシピを参考にしました。

クックパッドのおすすめレシピは以下の記事で紹介しています。

クックパッドのおすすめレシピ

わが家で何度もリピートしているクックパッドのおすすめレシピ30選

続きを見る

一部の魚介類はアメリカでは入手困難ですが、それ以外のレシピは日本食スーパーを活用して作れますし、ほとんどがアメリカの現地スーパーで売っている食材だけで作れます。

白菜とツナのうま煮

ツナも白菜もアメリカのスーパーで買えます。白菜はnappaという名前で売っていました。

こちらはクックパッドのレシピで作りました。

ツナのうま味が出ていておいしいです。

アメリカ生活の食費節約術

アメリカの食費節約術

外食しない

3食外食するだけで自炊1週間分の食材と同じくらいの費用が掛かります。

外食を控えるだけでかなり節約になります。

スーパーのプライベートブランド商品を買う

アメリカのスーパーにもスーパー独自のブランドがあります。

Walmartは「Great Value」、Whole Foodsは「365 Everyday Value」、Krogerは「Kroger」がプライベートブランドです。

メーカー品の代わりにプライベートブランド品を買うことで同じくらいのクオリティの商品をお得な価格で購入できます

野菜が腐っていないか確認する

日本ではあまりないですが、アメリカでは腐った野菜が普通に売っていることがあります

特に袋でまとめて売られている玉ねぎやジャガイモは1つや2つ腐ったものが入っていることが多いです。

買う前によく確認しましょう。

腐っている物を買わないことで節約にもなります。

卵は割れていることがあるので、買う前にパッケージを開けて確認しています。

スーパーのメンバーシップに登録する

WalmartやKroger、Whole Foodsなど現地のスーパーはメンバーシップを設けており、HPやアプリから登録できます。

支払い時にメンバーズカードを提示すると購入価格から割引してくれます

メンバーシップは入会費も年会費も無料です。

キャッシュバックアプリを使う

ibottaというキャッシュバックアプリを使うとスーパーや薬局などで買ったものに応じてキャッシュバックが受けられます

キャッシュバックを受けるには商品購入後、アプリ上でキャッシュバック対象商品のうち購入した商品にチェックを付け、証拠としてレシートを撮影して送付するだけです。

キャッシュバックはAmazonやWalmartなどのギフトカードに交換できますし、PayPalで引き出すこともできます。

おゆ
筆者は買い物の度に利用しています。お小遣い稼ぎにぴったりです。

詳しくはこちら

アメリカのキャッシュバックアプリibottaの使い方【紹介コードあり】

続きを見る

初回アカウント作成時に以下の紹介コード(Referral code)を入力すると、最初のレシート送付時に10ドルがもらえます。

招待コード:modyple

※アカウント作成後7日以内にキャッシュバック対象のレシートを提出するのが条件です。

ibottaのアプリはこちら。

\紹介コード利用で10ドルキャッシュバック/

iPhoneアプリはこちら

Androidアプリはこちら

飲み水には水道水を活用

アメリカは水道水が飲める国です。

飲料水を購入すると水道水より遥かに高くつきますが、飲み水に水道水を活用すると食費の節約になります

スーパーで売っている飲料水は安くても4.5リットルで1.29ドルなので、2人暮らしで月に20ドル近く掛かります。

一方でわが家の水道代は毎日シャワーを浴びて月50ドルくらいです。

シャワーだけで確実に飲料水の10倍は使っているので水道水の安さがわかるかと思います。

おゆ
わが家では水道水を煮沸させて麦茶を作っています。麦茶パックは日本食スーパーに54パック5ドルくらいで売っています。

地域によっては塩素臭がきつかったり味がイマイチだったりするので、直に飲むなら浄水器を使うのをおすすめします

アメリカでは浄水器を使っている家庭が多いそうです。

アメリカ人にも現地の日本人にも人気の浄水器はブリタです。

ピッチャータイプのブリタ製浄水器はこちら。

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蛇口に取り付けるタイプはこちらです。

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アメリカの水道水について

飲める?煮沸する?料理に使う?アメリカの水道水事情と浄水アイテム

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おわりに:工夫次第でアメリカの食費は節約できる

アメリカでの外食は日本以上に金食い虫です。

節約するなら外食はほぼゼロにするのがいいでしょう。

他にも上で紹介した方法でかなりの節約になります。

ぜひお試しあれ。

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