デルタ航空コンフォートプラス搭乗記！料金とアップグレード方法も解説

デルタ航空のコンフォートプラスってどんな座席？

いくらの追加料金が必要？無料でアップグレードする方法は？

こんな疑問にお答えします。

おゆ

アメリカ在住のおゆです。先日、デルタ航空のコンフォートプラスに乗ってきたのでその時の様子とアップグレードの方法について解説します。

デルタ航空のコンフォートプラスのアップグレード方法と料金

有償アップグレードの方法と料金

コンフォートプラスの料金はフライトによります。

短距離便ならメインキャビン（エコノミークラス）の7割くらいの料金を追加することでアップグレードできます。

例えば以下のフライトはメインキャビンの代金318.6ドルに203.18ドルの追加料金または18,900マイルでコンフォートプラスにアップグレードできました。

一方で、日本発アメリカ着などの長距離便はエコノミークラスが10万円以上しますが、コンフォートプラスへのアップグレードは数万円の追加料金でできます。

具体的なアップグレード方法については以下の記事で解説しています。

無償アップグレードの方法

デルタのマイレージプログラムであるスカイマイルの会員ランクがシルバーメダリオン以上なら無償アップグレードが可能です。

スカイマイルへは誰でも無料で登録できますが、シルバーメダリオン以上にランクアップするにはデルタ航空をそれなりに利用するなどの条件を満たす必要があります。

無償アップグレード対象はスカイマイル会員本人と同行者1人までです。

アップグレードできるタイミングは会員ランクによって異なり、シルバーメダリオンなら1日前、ゴールドメダリオンなら3日前、ダイヤモンドおよびプラチナメダリオンなら5日前からです。

フライト当日でも座席に空きがあればアップグレードできますが、すいている便でないと空きがないことが多いです。

デルタ航空のコンフォートプラス搭乗記

おゆ

アメリカからカンクンへ行く際にデルタ航空のコンフォートプラスを利用しました。その時の様子をご紹介します。

コンフォートプラスの乗客は優先搭乗できます。搭乗口の画面に「Comfort+」と表示されたら搭乗できます。

座席はこちらです。

比較としてメインキャビン（エコノミークラス）はこちら。

コンフォートプラスの方が前の座席との間隔が広いです。

ちなみに非常口前の席はより広々としています。

ただし非常口前の席は離陸前に客室乗務員さんから非常口の使い方の説明を口頭で簡単に受けます。

アメリカ国内便ではもちろん英語での説明になるので、予約時に英語が得意でない方の搭乗は控えるようにと注意書きが出ていました。

座席の並びはメインキャビンと同じ3列ずつなので座席の横幅は同じです。フットレストはありません。

右上の緑色のランプが付いているところがコンセントになっています。3席に対してコンセントは2つです。

プラグの形は日本と同じですが、電圧はアメリカ国内と同じ120Vかと思います。

ほとんどのスマートフォンは120Vにも対応しているので問題なく充電できます。

リクライニングはメインキャビンの1.5倍深く倒れるのでより寝やすくなっています。

おゆ

数時間なら快適さはメインキャビンとほとんど変わりませんが、長時間フライトになるとやっぱりコンフォートプラスの方が楽です。

ヘッドレストも「COMFORT+」の刺繡以外はエコノミークラスと同じです。自分の身長に合わせて上下に動かせます。

ヘッドレストの両側はこのように折り曲げられるので、寝る時に頭が転がるのを防止できます。

画面はこんな感じ。

大きさと内容はエコノミークラスと同じです。

画面の下にはイヤホンを差し込むところとUSBポートがあります。イヤホンは入り口で配っていました。

こちらはドリンクとスナックです。

客室乗務員さんがスナックがたくさん入ったカゴを持ってきて好きなものを複数個取れました。

カゴの中にはクッキー、ナッツ、チップスなどがありました。

エコノミークラスでは「何がいい？」と聞かれて1つだけもらえたので、ちょっと自由度は高いかと思います。

デルタ航空のコンフォートプラスを予約するとラウンジは使える？

デルタ航空のラウンジ「スカイクラブ」を利用できる座席はデルタ・ワン（ビジネスクラス）のみです。

コンフォートプラスの乗客はスカイクラブを使えません。

おわりに：コンフォートプラスとプレミアムセレクトとの違い

コンフォートプラスの1つ上の座席クラスにプレミアムセレクトがあります。

両者の主な違いは座席幅と食事内容です。

コンフォートプラスは3-3-3列なのに対してプレミアムセレクトは2-4-2列です。

プレミアムセレクトの方がその分座席の横幅が広く、足元のスペースも広めに取られています。

フットレストも付いているので、より寝やすい座席となっています。

食事は陶器の食器で提供され、内容も豪華です。

プレミアムセレクトについてより詳しく知りたい方は以下の記事もどうぞ。

アメリカの都市を観光する予定の方は以下の記事もどうぞ。観光地の入場料が割引きになるシティパスについて解説しています。

以下の記事ではアメリカ旅行に必須の持ち物を紹介しています。

日本の国内旅行では必須でないスリッパや歯ブラシなどもアメリカ旅行では自分で持っていく必要があります。

これからアメリカへ旅行に行く方は併せてご覧ください。