デルタ航空のプレミアムエコノミークラス「プレミアムセレクト」搭乗記

デルタ航空のプレミアムエコノミークラスってどんな感じ？ラウンジは使えるの？

プレミアムセレクト搭乗記で実際に乗った人の感想が聞きたい。特に最前列は快適なのかな？

こんな疑問にお答えします。

おゆ

アメリカ在住のおゆです。デルタ航空のプレミアムエコノミークラスはプレミアムセレクトと呼ばれています。筆者は合計2回プレミアムセレクトに乗ってきました。ここでは2回分の搭乗記を紹介します。

デルタ航空のプレミアムエコノミークラス「プレミアムセレクト」搭乗記

優先搭乗

プレミアムセレクトの乗客はエコノミーより先に搭乗できました。

プレミアムセレクトの搭乗タイミングはアナウンスと搭乗口の表示で知らせてくれます。

座席（最前列＆中間列）

座席は2-4-2列でした。エコノミークラスが3-3-3列なのでより広いスペースが確保されています。

筆者は最前列と中間列の両方を利用したのでそれぞれお伝えします。

中間列

中間列の座席幅はこんな感じです。

プレミアムセレクトは座席幅が広く、前列との間も広く取られています。

モニターはエコノミークラスより大きいものが設置されています。

最前列

最前列は足元のスペースが一番広いです。足を延ばして過ごしたい方におすすめです。

一方でトイレが近くにあるので騒音が気になる方は後方の席が向いているかと思います。

モニターはひじ掛けの下から引き出して使います。

離着陸時は収納しなくてはいけないので、ギリギリまで映画を見たい方は最前列以外にした方がよさそうです。

ちなみに日本語吹き替えや字幕を付けられる映画はほとんどないです…

リクライニング

リクライニングはエコノミークラスより深く倒れました。

最大限倒すとこれくらいです。

ヘッドレストは両端が内側に曲げられるようになっており、頭が転がるのを防げます。

本格的に寝るのは厳しいですが、仮眠を取るには十分でした。

フットレスト

足元にはフットレストが付いています。

このように靴を脱いでくつろげます。

アメニティ

座席には以下のものが置かれていました。

スリッパとアメニティポーチとおしぼりは持ち帰れました。

スリッパはデルタ航空のロゴ入りで、フカフカの布で作ってありました。

アメニティポーチは時期によって内容が違ったので夫が利用した時の分も併せて以下で紹介します。

2021年7月のアメニティポーチ

ポーチは旅行用カバンブランドのTUMIとのコラボデザインです。肌触りがよく高級感がありました。

機内泊なのでナイトケア用品が入っていました。

TUMIのポーチとアイマスク、靴下はちゃんとした作りで繰り返し使えました。

他は使い捨てです。

2021年10月のアメニティポーチ

7月よりアメニティが減っており、アイマスクはTUMIでなくなっていました。

コロナ禍で余裕がなくなってきたのでしょうか…

ポーチは小さくなっていましたが、肌触りの良いTUMIのままでした。

2023年9月のアメニティポーチ

TUMIとのコラボはやめたようで、TUMIの製品は1つもありませんでした。

アイマスクはこちらのような布製になっていました。

靴下はデルタのロゴが付いていて可愛いです。夫は気に入って普段も使っています。

機内食

日本→アメリカ

午後に出発したので最初の食事は夕食です。

テーブルはひじ置きの中に収納されています。

このときはチキンにしました。

チーズとケチャップで味付けされたライス、ハーゲンダッツのバニラアイス、お惣菜が付いてきました。

チキンとライスはホカホカでした。

正直、今まで食べた機内食の中で一番おいしかったです。

朝食にはチーズドッグが出ました。

チーズがトロトロでおいしかったです。

機内ではドリンク飲み放題に加えてお菓子も食べ放題でした。

たびたび水が欲しいか聞かれてevianを無限にもらえました。

お菓子はアメリカのスーパーで売っているようなクラッカーなどの詰め合わせで、一足先にアメリカを味わえました。

アメリカ→日本

アメリカを出発した時はお昼時だったので機内で昼食が出ました。

このときは机にクロスが敷かれ、最初にチーズ味のクラッカーが出てきました。

次にメインです。

筆者はチキンを注文。

鶏むね肉のローストに野菜とサツマイモのマッシュポテトが添えてありました。

ホカホカでおいしかったです。

右上は穀物の下にクリームチーズが入っていました。好き嫌いが分かれそうな味でした。

左上はマンゴームースでした。

夫は牛肉のすき焼きを注文。

すき焼きに白米が添えてあります。

牛肉は厚切りで、味付けは正直イマイチ…

なんちゃってアジア料理でした。

ドリンクはガラスのコップで来ます。アルコールも頼み放題です。

エコノミークラスだと紙コップなのでここでも高級感を演出しています。

日本と13時間も時差があるので食後は寝ている人もいました。

しばらくすると軽食のピザパンが出てきました。

チーズがトロトロでなかなかいけます。

日本時間の午前に到着するので着陸前に朝食が出てきました。

ホカホカのパンの中には卵とチーズが入っていました。

機内では時折ドリンクとスナックが出ました。

スナックはポテトチップスやナッツ、チョコレートなどでした。

食事はアメリカ人向けでした。

和食を頼むとなんちゃってアジア料理が出てくるので、あえて洋食を選ぶのがいいかと思います。

洋食は普通においしかったです。

機内エンターテインメント

機内では映像コンテンツを視聴できます。

ラインナップは定番の名作ハリウッド映画とアメリカの最新映画でした。

アメリカのテレビ番組の視聴やゲームもできます。

「BIRD vs BIRD」というゲームが面白かったです。

ただしどれも日本語吹き替えや日本語字幕は利用できないです。

英語では楽しめなさそうであれば本など別の娯楽を持っていくのをおすすめします。

デルタ航空のプレミアムセレクトに乗ればラウンジが無料で使えるのか？

デルタ航空は主要空港にスカイクラブというラウンジを持っています。

しかしプレミアムセレクトに搭乗するだけではスカイクラブは使えません。

スカイクラブが無料で使える座席はデルタ・ワンという最上位クラス利用者のみです。

また、デルタ航空のマイレージプログラムであるスカイマイルでゴールドメダリオン以上の会員資格を持っている人であれば国際線利用時に無料でスカイクラブを利用できます。

それ以外の方がスカイクラブを利用するには50ドルの追加料金を支払う必要があります。

スカイクラブの利用条件について詳しくは以下の記事で解説しています。

おわりに：プレミアムセレクトに乗った感想

普段乗るエコノミークラスに比べると座席が広くて快適でした。

個人的にエコノミークラスで寝るのは難しいので、長時間フライトで仮眠を取りたいのならプレミアムセレクトが良いと思いました。

アメリカから日本に帰って来る時の筆者は妊娠7か月だったのですが、何事もなく過ごせました。

プレミアムセレクトの1つ下の座席にコンフォートプラスがあるのですが、エコノミークラス（デルタ航空ではメインキャビンと呼んでいる）とあまり変わらないので、快適さを求めるのならプレミアムセレクトにした方が良いかと思いました。

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