クレジットカード

【海外赴任】アメリカのクレジットカード事情とおすすめカード2選

2021年8月1日

アメリカに移住するけどクレジットカードは持っていった方がいいの?
日本で作ったクレジットカードを使うじゃダメなの?

こんなお悩みにお答えします。

こんにちは。アメリカ在住のおゆと申します。アメリカに来て半年経ちますが現金払いしたのは数回だけで、あとはすべてクレジットカード払いです。アメリカではクレジットカードが必須です。

日本で作ったクレジットカードも使えますが、円決済のクレジットカードを使っていると損をする可能性が高いです。

ここではアメリカのクレジットカード事情とアメリカ移住する方におすすめのクレジットカードを紹介します。

この記事でアメリカに移住するにあたって必要なクレジットカードの知識が一通り身につくようになっています。

アメリカのクレジットカード事情

クレジットカードが必須

クレジットカードが必須

アメリカではクレジットカード決済が主流です。現金支払いをしている人はほとんどいません。日本では高額支払いのみにクレジットカードを使う方も多いかと思いますが、アメリカでは数百円の支払いでも当たり前にクレジットカードを使います。

おゆ
ニューヨークの駅には現金払いできない券売機もありました。

盗難リスクが日本より高い

盗難リスクが日本より高い

アメリカは日本ほど治安が良くないのでスリや置き引き、強盗に遭うかもしれません。現金は盗られたら終わりですが、クレジットカードなら利用停止にできますし、不正利用なら返金されます。そういう意味でも現金よりクレジットカードの方が便利です。

クレジットヒストリー

クレジットヒストリー

クレジットヒストリーとスコア

クレジットヒストリーとはクレジットカードの利用と支払い状況やカーローン、住宅ローンの借り入れ状況などを記録した履歴のことです。クレジットカードやローンを利用して期日内に支払いをすればクレジットスコアが貯まります。クレジットスコアが700点近くなると好条件のクレジットカードを作れるようになります。

デビットカードではクレジットヒストリーを貯められません。

日本にもクレジットヒストリーがありますが、アメリカのクレジットヒストリーとは別物です。一般的な日本人はアメリカのクレジットヒストリーが白紙なので基本的にアメリカではクレジットカードを作れません

クレジットヒストリーがなくても作れるSecured Credit Cardというものがあるのですが、アメリカに預金口座を持っており、一定の収入があることが条件です。一方、下で紹介する「ANA CARD U.S.A.」と「JAL USA CARD」はアメリカのクレジットヒストリーがなくても作れますし、クレジットスコアを貯められます

アメリカにはお得なクレジットカードが多い

アメリカにはお得なクレジットカードが多い

アメリカのクレジットカードは年会費無料なのに入会するだけで数千~数万円分のポイントがもらえたり、会員優待が受けられたりとお得なものが多いです。アメリカのクレジットカードを作るにはUSドル決済のクレジットカードを作ってクレジットヒストリーを貯める必要があります。(デビットカードではクレジットヒストリーは貯まりません。)

円決済のクレジットカードでは損をするかも

円決済のクレジットカードでは損をするかも

円決済のクレジットカードは海外でも使えますが、支払い金額の1~3%の海外利用手数料が掛かります。ドルを円に変換する手間賃を取られるわけです。

旅行程度ならいいですが、アメリカで生活するとなるとカード支払いはかなりの額になります。仮に1年で100万円払ったとすると1~3万円は手数料で取られてしまいます。

おゆ
わが家は家賃と公共料金が銀行引き落とし、それ以外はほぼすべてクレジットカード払いしています。旅行もするので1年のカード払い総額は数百万円になります。

高額な手数料を取られそうならばUSドル決済のカードを使うのをおすすめします。USドル決済であればアメリカでの支払いで海外利用手数料は掛かりません。

移住するなら2枚以上持ちが安心

移住するなら2枚以上持ちが安心

移住する方はカードは2枚以上持つと安心です。

アメリカの銀行口座に紐づいたデビットカードを使えばいいのでは?

こう思う方もいらっしゃるかと思いますが、デビットカードだけでは心もとないです。アメリカではカードの盗難や不正利用にあう可能性が日本より高いので、滞在中にカードを利用停止するかもしれません。デビットカード1枚しか持っていないと一時的にカードが使えなくなってしまいます。デビットカードまたはクレジットカードを合わせて2枚以上持っていくのをおすすめします。

カードブランドは世界的にVisaとMastercardが主流です。少なくともこの2つを持っておくといいかと思います。

アメリカ赴任におすすめのクレジットカード2つ

USドル決済のおすすめカードは「ANA CARD U.S.A.」と「JAL USA CARD」です。どちらもアメリカのクレジットヒストリーがなくても発行できますし、日本企業が発行しているので日本語で申し込みできます。どちらにするかは以下の基準を参考にしてみてください。

  • デビットカードと異なるブランド
  • 年会費
  • マイルを貯めたい航空会社のカード

おゆ
わが家はANA CARD U.S.A.だけ作りました。駐在妻の筆者は夫の家族カードを使っています。

ANA CARD U.S.A.

日本の大手航空会社ANAのカードです。年会費が$70掛かりますが、海外利用手数料を考えるとトータルで得です。

ポイント

  • 家族カードの発行が無料
  • 買い物するたびにANAマイルがたまる
  • 初回のカード利用で5,000ボーナスマイルがもらえる
  • アメリカのクレジットヒストリーを築ける
  • ANAグループの割引・優待が受けられる
年会費 70 USドル
ブランド Visa
マイル還元率 利用金額1ドルあたり1マイル
申し込み可能日 渡米90日前から

出典:ANA CARD U.S.A. HP ANAからアメリカ赴任・駐在の方へおすすめのクレジットカード

おゆ
申し込みフォームにアメリカの住所を入力する必要があります。夫はアメリカで住む場所が決まっていなかったので、会社の住所を入れて会社で受け取っていました。
ANA CARD U.S.A.のHPはこちら

JAL USA CARD

日本の大手航空会社JALのカードです。年会費が$20~掛かりますが、海外利用手数料を考えるとトータルで得です。

ポイント

  • JALの国際線搭乗で初回だけ5,000ボーナスマイルがもらえる
  • 買い物するたびにJALマイルが貯まる
  • アメリカのクレジットヒストリーを築ける
  • 初年度年会費無料キャンペーンをやっていることも
  • JALグループの割引・優待が受けられる
年会費 ベーシックコース:20 USドル
プレミアムコース:70 USドル
ブランド Mastercard
マイル還元率 ベーシックコース:利用金額2ドルあたり1マイル
プレミアムコース:利用金額1ドルあたり1マイル
申し込み可能日 渡米90日前から

出典:JAL USA CARD HP

※家族カードには年会費(本会員の半分以下の値段)が掛かるそうです。

おゆ
アメリカン航空でもJALマイルが貯まります。アメリカン航空をよく使うならJAL USA CARDが良いかと思います。
JAL USA CARDのHPはこちら

おわりに:マイルの使い道

航空会社のクレジットカードを使って生活するとマイルがたんまり貯まります。マイルを使えば飛行機の座席をグレードアップできます。他にも好きな商品や電子マネーなどに交換できます。ANAもJALも交換先が豊富に用意されており、使い道に困らないようになっています。

おゆ
筆者はANAの飛行機には乗らないので家電やキャンプ用品に交換しようかと思っています。

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