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夫婦で快適生活

虫が…防犯が…住んでわかった賃貸アパート1階のメリット・デメリット

2021年7月23日

アパートの1階って虫が出やすいの?
1階に住むメリット・デメリットは?

こんなお悩みにお答えします。

1階は虫が出やすい防犯面が心配というイメージを持つ方が多いと思います。そしてアパートの1階に住んでいた筆者からするとどちらも正しいです…

もともと2階以上に住みたかったのですが、条件の良い部屋がなかったため1階に住むことを決めました。住んでみてわかったのですが、メリットもちゃんとありました。

ここでは1階の部屋を借りるか検討している方に向けて、約1年住んでみたわかったメリット・デメリットを紹介します。良い点も悪い点もすべて書くので部屋決めするときの判断材料にぴったりな内容になっています。

住んでわかった賃貸アパート1階のメリット

1.夏でも涼しい

夏でも涼しい

1階は日差しの影響を受けにくく涼しいです。逆に上の階に行くほど暑いです。

内見で同じアパート(5階建て)の3階の角部屋も案内してもらったのですが気温が全然違いました。角部屋は横からも太陽を浴びるのでより暑くなりやすいです。特に最上階は天井からの熱をもろに受けるので一番暑いです。

おゆ
1階住みの筆者は最高気温30度くらいの日なら扇風機だけで行けちゃいます。電気代がかからなくて助かります。

冬は特に寒いとか暖かいとかはなかったです。

2.家賃が安い

家賃が安い

1階は他の階より家賃が安く設定されていることが多いです。エレベーターを使わない分安くしている場合もあるそうです。角部屋でなければさらに安くなります。

おゆ
筆者は1階の中部屋でしたが、3階の角部屋より月3,000円安かったです。

3.出入りが楽

出入りが楽

階段もエレベーターも使う必要がないので出入りが楽です。

重い荷物を持って階段を上ったりエレベーターに乗ったりして上の階に行くのってしんどいですよね。高層マンションではエレベーター待ちが長いことも。そんな時は1階の人が羨ましくなるかもしれません。深夜にエレベーターで知らない人と二人っきりになるのが何となく怖いという方にとってもありがたいです。

4.階下への騒音を気にしなくていい

階下への騒音を気にしなくていい

1階に住んでいると足音が階下に響いていないかを気にしなくて済みます。

おゆ
筆者は引っ越しの時に段ボールを床にドーンと置いたりしていました。

自分たちの話し声が下の階に響くのも気にする必要がないので少し気が楽です。

5.部屋探しの選択肢が広がる

2階以上の部屋でも周りの環境、家賃などの条件が良くない物件はあります。逆に1階でも条件がいい部屋もあります

おゆ
筆者も1階の部屋が他の部屋よりトータルで条件がよかったので住もうと決めました。

当初、部屋の候補は2つありました。1つは1階の2LDK、もう1つは別のアパートの2階の2LDKです。場所はほぼ同じで家賃は2階の部屋が2000円くらい高かったです。初期費用は1階の部屋が約18万円でしたが、別のアパートの方は約28万円でした。当初は2階の部屋がいいと思っていましたが、10万円も違う上に家賃もちょっと高いということで1階の部屋でもいいやと納得しました。2階に絞って探していたら10万円以上多く支払っているところでした。

一旦は選択肢を広げて探してみるのもありです

住んでわかった賃貸アパート1階のデメリット

1.虫が多い

虫が多い

わが家は田舎だったので春から秋にかけて蚊、クモ、コバエ、よくわからない羽虫(小)のどれかは毎週出ていました…おそらく近所に用水路がいくつもあるせいでしょう。部屋探しの際には近くに用水路や田んぼがないかチェックしておくといいかもしれません。

おゆ
筆者は5月辺りに蚊に刺されまくったので網戸と玄関に虫コナーズを設置しました。おかげで蚊は減りました。ちょっとは出るけど。

虫コナーズで蚊は撃退できますが、コバエは適用害虫の欄に書いていなかったせいか普通に入ってきました…クモにも効果なさそうでたまに物干し竿に巣を作ってくれました。虫コナーズですべて解決とはいきません…

ゴキブリは1度だけ玄関にいたことがあります。それ以外では見ていません。

盲点だったのは玄関前の電灯です。筆者の部屋は玄関を出てすぐの天井に電灯があり、夏の夜は虫がたかっていました。虫コナーズを使い始めてからほとんどいなくなったのですが、次に部屋探しをする際は玄関前に電灯がない部屋にしたいです。

2.外から家の中が見えやすい・音が聞こえやすい

外から家の中が見えやすい・音が聞こえやすい

カーテンを開けていると外を歩いている人から家の中が丸見えです。レースカーテンを引いていれば大丈夫ですが。網戸で換気する時は会話が外に丸聞こえなので注意が必要です。

3.防犯面の不安

防犯面の不安

特に女性は下着を外に干すのが不安かと思います。1階では気になるものだけでも家の中に干すのが無難です。地域の治安もチェックしておくと安心ですね。

窓から比較的侵入しやすい点も心配かもしれません。筆者の部屋の窓にはシャッターがありませんでしたが、代わりに窓の上部に第二の鍵が付いています。

第二の鍵

どこに鍵が付いているか外から見えないので、悪い人が開けようとした際の時間稼ぎになります。

換気扇をつける際には通気口を開ければ窓を開けなくても大丈夫です。

通気口

夏の夜は窓を開けたい方が多いかと思いますが、1階の部屋は夏でも涼しいので暑がりさんでなければクーラーなしでも意外といけます。さすがに熱帯夜はつけていましたが。

どうしても窓を開けて寝たいという方はドアストッパーを使うと安心できます。

ドアストッパー

4.湿気が溜まりやすい

湿気が溜まりやすい

梅雨をピークに冬以外の季節は湿気が溜まり、カビが生えやすくなります。知らずに過ごしていたらひどい目に遭いました…

1階の部屋ではお風呂はもちろん、キッチンの壁に飛んだ油にもカビが生えていたのには驚きました…しまってあったバッグの一部もカビだらけになりました。バッグの表面に白いぽつぽつができてしまったので捨てました。

夜は布団を畳の上に敷いて寝ていたのですが、数日敷きっぱなしにしていたらあっという間にカビ臭くなりました。普通に洗濯しても臭いが取れませんでしたが、漂白剤を使ってやっと取れました。

それ以来エアコンの乾燥機能を使ったり、布団を毎日乾燥させることでカビは生えなくなりました。1階に住むときは湿気・カビ対策が必須です。

5.自然災害の不安

自然災害の不安

津波や洪水の時に1階の部屋は一番先に浸水します。浸水の心配がない地域だと気にする必要はありません。

入居前に自治体のハザードマップを確認し、不安なら安心できる高さの階がおすすめです。

おゆ
筆者のアパートは川の近くだったため洪水になったら正直やばかったですが、幸い(?)5階建てのアパートだったので、いざとなったら5階に逃げようと思っていました。

6.日当たり

日当たり

防犯を意識して塀を高くした結果、1階の日当たりが悪くなっている物件もあります。洗濯物は乾燥機を使えば良さそうですが、一日中薄暗いと何となく気分が落ち込みそうです。もちろん1階でも日当たりがいい部屋はあります

賃貸アパート1階に住んでみた結論

個人的には虫が嫌なので、正直言って次は3階以上がいいかなと思っています。蚊が自力で飛べるのは2階までらしいので…一方で事情や許容範囲は人それぞれです。デメリットは割り切れるしメリットが魅力的と思う方はむしろ1階が合ってます。都会で虫がいない、防犯がしっかりしている、日当たりもいいなどデメリットを克服している部屋もあります。ご自身の許容範囲と相談しつつお部屋探しを楽しんでください!

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