

こんな疑問にお答えします。

この記事でわかること
- アメリカ版デルタ航空のアメックスクレジットカードを比較
- デルタアメックスゴールドカードがおすすめな理由
アメリカ版デルタ航空のアメックスクレジットカードを比較
デルタアメックスカードは以下の4種類があります。
①デルタアメックスブルーカード(Delta SkyMiles Blue American Express Card)
②デルタアメックスゴールドカード(Delta SkyMiles Gold American Express Card)
③デルタアメックスプラチナカード(Delta SkyMiles Platinum American Express Card)
④デルタアメックスリザーブカード(Delta SkyMiles Reserve American Express Card)
4つのカード共通の特典はこちらです。
デルタアメックスカード共通の特典
- 基本のマイル還元率は1ドル当たり1マイル
- デルタ航空やレストランなどの支払いでマイル還元率アップ
- 外貨手数料無料
- カードを使って機内で買い物すると20%のクレジットバック
- 貯まるスカイマイルは有効期限がない
それ以外の特典はカードによって異なります。
以下では主な特典を比較してみました。(詳しくはデルタ航空公式HPをどうぞ。)
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年会費 | 無料 | 99ドル (初年度無料) |
250ドル | 550ドル |
条件達成で入会ボーナス | 10,000マイル | 最大70,000マイル | 最大90,000マイル | 最大100,000マイル |
預け荷物1つ無料 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
メインキャビン1で優先搭乗※1 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
空港ラウンジ利用 | × | × | △(1人50ドル) | 〇(無料) |
デルタ航空券をマイルで購入すると15%割引 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
年1万ドル以上支払いで100ドルのクレジット進呈 | × | 〇 | × | × |
MQD※2の免除 | × | × | 〇(年25,000ドルのカード払いで免除) | 〇(年25,000ドルのカード払いで免除) |
※1 メインキャビン2以降の座席でもメインキャビン1の搭乗時に搭乗できる
※2 MQDとはスカイマイル会員のランクアップに必要なデルタ航空または提携航空会社の航空券購入総額です。通常はMQDが一定以上貯まらないとランクアップできませんがそれが免除されます。
入会ボーナスは時期によって変わります。春と秋のキャンペーン時はアップすることがあります。
入会ボーナスの達成条件は3か月以内にデルタアメックスのカード払いで一定額以上の支払いをすることです。必要な支払額は
- ブルーカード:500ドル
- ゴールドカード:2,000ドル
- プラチナムカード:3,000ドル
- リザーブカード:5,000ドル
です。生活費や娯楽費をデルタアメックスカードで払えば3か月で2,000~3,000ドルは可能かと思います。

ちなみにマイル還元率はクレカの用途によってアップします。以下は1ドル支払ったときに貯まるマイル数の比較です。
支払い先 | ![]() |
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デルタ航空 | 2マイル | 2マイル | 3マイル | 3マイル |
レストラン | 2マイル | 2マイル | 2マイル | 1マイル |
アメリカのスーパー | 1マイル | 2マイル | 2マイル | 1マイル |
提携のホテル | 1マイル | 1マイル | 3マイル | 1マイル |
上記以外 | 1マイル | 1マイル | 1マイル | 1マイル |
デルタアメックスゴールドカードがおすすめな理由

ここではなぜゴールドカードがおすすめなのかを解説します。
ゴールドカードにした理由は主にこちらです。
- 入会ボーナスが最大70,000マイルと大きい
- 同行者も含めて預け荷物が1つ無料
- 初年度の年会費が無料
- 1年に10,000ドルカード支払いすると100ドル分のクレジット進呈
アメリカ国内旅行の主な移動手段は飛行機ですが、2人分の往復飛行機代だけで10万円以上になることもザラです。
しかし入会ボーナスマイルを使えば飛行機代をまかなえます。

カンクン発のフライトの明細書はこちら。税金や一部の料金は現金払いですが、基本的にマイルで支払えます。
通常は預け荷物が有料なのでスーツケースでも機内持ち込みする人が多く、荷物入れがいっぱいになりがちです。ゴールドカードを持っていれば同行者も含めて1人1つ無料なので困ることはありません。
さらに初年度は年会費が無料です。1年で10,000ドル以上使えばデルタ航空で使える100ドル分のクレジットが進呈されます。これがあれば年会費99ドルは実質タダです。
一方でここまで読んだ方はもしかしたら

と思うかもしれません。確かに加盟店の数はVISAやMasterの方が多いです。
しかし在米歴が1~2年未満の方にはアメックスをおすすめします。なぜなら在米歴が浅いとVISAやMasterの審査に通るのが難しいからです。

- Bank of America Cash Reward (Master)
- Chase Freedom Unlimited Credit Card (VISA)
- Amazon Prime Rewards Visa Card (VISA)
VISAはChaseという銀行が発行しているカードが多く、どれも審査が厳しいで有名です。
審査を通すにはアメリカで数年間クレカを使って信用を貯めるか、Chaseの銀行口座を開設してある程度の金額を振り込む必要があります。
Masterも同じく審査が厳しいので、数年間カードを使って信用を貯めるかBank of Americaが発行しているカードなら銀行口座を開設してお金を入れておく必要があります。
アメリカの銀行口座は残高や毎月の振込額が基準以下だと維持費が掛かります。
しかもカード申し込みをするたびにクレジットヒストリーに良くない影響を与えるので何度もトライするのはおすすめできません。
一方、VISAやMasterに比べてアメックスは審査が緩いです。

アメリカにはアメックスが使えるお店が多いです。スーパーならコストコ以外は大体使えますし、公共料金やスマホの支払いなどにも使えています。
そのため在米歴が浅い方にはアメックス系のカードがおすすめです。中でも旅行をする方にはデルタアメックスゴールドカードが向いているかと思います。
マイルの貯め方や使い方はこちらの記事で解説しています。
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おわりに:デルタアメックスゴールドカードの感想
デルタアメックスゴールドカードは作って良かったです。夫の周りの駐在員の方も軒並み作っているので人気なのが伺えます。
優先搭乗できる権利も付いているのですが、実は最近まで知らなくてまだ使っていません…優先搭乗すれば機内持ち込みしたリュックも荷物棚がいっぱいになる前に入れられて便利そうです。
他にも特典満載なのでかなりおすすめです。
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