こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- アメリカの有名な年中行事・イベント・お祭り7選【大人も楽しめる】
- 有名じゃないけど要チェックの年中行事
アメリカの有名な年中行事・イベント・お祭り7選【大人も楽しめる】
ニューイヤーズデイ(1月1日)
元旦のことをアメリカではニューイヤーズデイと呼びます。
ニューヨークのタイムズスクエアでは大晦日から元旦にかけてカウントダウンイベントを行うことで有名です。
イベント当日は日付が変わる何時間も前からタイムズスクエアに人が大勢集まります。参加するには覚悟が必要です。
カウントダウンの様子はテレビやYouTubeで中継されるので、家で楽しむこともできます。
ニューヨーク以外の地域では特に何かあるわけではなく、普段通り過ごします。
スーパーボール(2月の第1日曜日)
アメリカンフットボールのリーグ、NFLの優勝決定戦です。アメリカで一番強いアメフトチームが決まります。
ほとんどのアメリカ国民が視聴するといっても過言でない一大イベントです。
スーパーボールの合間に放送されるCMはわずか30秒の枠が約7億円で取引されるそうです。
ハーフタイムショーにはアメリカの一流アーティストが出演します。
過去の出演者はレディーガガ、マルーン5、ビヨンセ、ブルーノマーズなど名だたるアーティストたちです。
バレンタインデー(2月14日)
アメリカにもバレンタインデーがあります。
ただ日本とは違ってアメリカでは男性が女性にプレゼントを贈る日です。
カップルで過ごしてプレゼントを贈り合うこともあるそうです。
お店にはチョコレートやクマのぬいぐるみなどバレンタイングッズが並びます。
独立記念日(7月4日)
アメリカは元々イギリスの植民地でしたが、独立戦争を経て1776年7月4日にアメリカ独立宣言が採択され、イギリスから独立しました。
そのため7月4日はアメリカ人にとって大きな意味のある日です。
毎年、独立記念日当日と前後の日は花火を打ち上げるのが恒例です。
花火はイベントの一環で大規模に打ち上げられるのに加えて各家庭の庭でも打ち上げられます。
こちらは筆者の家のすぐ近くで撮った花火の写真です。日付が変わっても花火の音が鳴り響いていました。
お店にはアメリカの国旗をモチーフとしたグッズが並びます。
7月4日は祝日なのでパーティーを開いたりとお祭り騒ぎです。
ハロウィン(10月31日)
アメリカのハロウィンは子供が仮装して近所の家にお菓子をもらいに行く日です。
子供たちが「トリックオアトリート!」と言ってドアを叩く風景が思い浮かぶかと思いますが、実際は玄関の前にお菓子とハロウィンの飾りを置いておいて勝手に持っていってもらう家が多いようです。
仮装するのは子供だけではありません。アメリカにはハロウィン近辺に仮装して出勤してもいい日を定めている会社が多いです。
ハロウィンと言えばカボチャを顔の形に繰り抜いたジャックオーランタンも有名です。
ハロウィンが近づくとスーパーにジャックオーランタン用のカボチャが並びます。
農家がパンプキンパッチというカボチャの直売所を出すこともあります。
大きいものは約10ドル、小さいものは約3ドルで売っています。
これらのカボチャを各家庭で購入してジャックオーランタンを作るのが恒例です。
ちなみにわが家でも小さいカボチャを買ってみました。
下書きを書いたら、
中をくりぬいて、
顔を掘ったら完成!
ハロウィンが近づくとカボチャやお化けの人形などで庭を飾り付ける家もあります。
お店にはハロウィングッズが並び、街がハロウィンムードに包まれる時期です。
サンクスギビングデー(11月の第3木曜日)
サンクスギビングは別名感謝祭とも呼ばれます。
元はイギリスからの移住者が豊作を祝うために始めたと言われています。
現在では家で七面鳥の丸焼きなど特別な料理を作り、家族や友人と一緒に食事をするのが一般的です。
サンクスギビングデーは休業しているお店や観光地が多いですが、営業しているレストランではサンクスギビングデーの特別メニューを提供していることがあります。
ニューヨークではメイシーズというデパートが主催する有名なサンクスギビングデーパレードが行われます。
パレードにはピカチュウやスポンジボブなどアメリカでおなじみのキャラクターのバルーンが登場します。
筆者もニューヨークに行ったときに見てきました。その時の写真がこちら。
バルーンを近くで見られる場所はすごい人混みでしたが、なんとか見れました。
パレードの様子はテレビ中継されます。
以下の記事ではニューヨークでのサンクスギビングデーの過ごし方を紹介しています。
詳しくはこちら
-
サンクスギビングデーのニューヨーク旅行はおすすめ?過ごし方を解説
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ブラックフライデー(11月の第3金曜日)
サンクスギビングデーの次の日はブラックフライデーです。
この日はあらゆるお店でセールが開催されます。Amazonでも特価商品が多数出現します。
似たものにサイバーマンデーもあります。これはブラックフライデーの翌週の月曜日です。
ブラックフライデーは実店舗のセール日、サイバーマンデーはネット通販のセール日とされていますが、近年その境界は曖昧になってきています。
サンクスギビングデー周辺はずっとセールをしているお店もあります。
クリスマス(12月25日)
言わずと知れたクリスマス。キリストの降誕を記念する日です。
降誕とは天上人が肉体を得て人として誕生することによってこの世に降臨するというような意味だそうです。
クリスマスには多くのお店や観光地が休業になるので観光に行く際は注意です。
街にはところどころにクリスマスツリーが出現します。
ハリウッドのドルビー・シアターにはこんな巨大なクリスマスツリーが飾られていました。
アメリカでは生木をツリーとして使うことも多いです。
クリスマスが近づくと小さい生木がスーパーなどに並びます。もちろん人工のツリーも売っています。
オーナメントの種類は日本と比べ物にならないくらい多いです。
家の外をイルミネーションで飾り付ける家もあります。近所のイルミネーションを鑑賞するのも楽しいです。
ちなみに筆者が住んでいるミシガンには世界一大きいクリスマスショップがあります。
周辺のドイツ風の街も楽しめるので近くに来たら行ってみてくださいね。
詳しくはこちら
-
フランケンムースと世界一大きいクリスマスショップ旅行記
続きを見る
有名じゃないけど要チェックの年中行事
スタバで無料タンブラーがもらえる日(11月のどこか)
毎年11月のどこかの日に対象ドリンクを買うと無料で繰り返し使えるプラスチックタンブラーがもらえるイベントが開催されます。
右がそのプラスチックタンブラー、左がホリデーシーズン限定デザインの紙コップです。
タンブラーがもらえるのはアメリカとカナダの店舗限定です。
開催日は直前に公開されるので11月になったらこまめに公式HPやツイッターなどをチェックしましょう。
ちなみに2021年には11月17日に開催されました。詳しくはこちら。
無料のプラスチックカップは数量限定で無くなり次第終了です。
イベント直後のセール
各イベントの直後にはグッズがセール価格になります。
来年の分を調達する絶好の機会です。
サイダーミル(秋)
秋のミシガン州には毎年サイダーミルが出現します。
サイダーミルとは直訳すると果物を潰してジュースを作る機械のことですが、ミシガンではドーナツやアップルサイダー(リンゴジュースのこと)を売るお店を指します。
各農園がその年収穫したリンゴを使ったドーナツやジュースを振る舞っています。
サイダーミルには子供が遊べる遊具があったり、ヤギやウサギなどの動物のエサやり体験ができたりと場所によって様々です。
秋にミシガンを訪問した際はぜひ行ってみてください。
おすすめサイダーミル
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ミシガンのおすすめサイダーミルまとめ【アナーバー・ノースビル周辺】
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おわりに:アメリカには大人も楽しめる年中行事が満載
以上、アメリカの有名なイベントを紹介してきました。
どれも子供はもちろん、大人も参加して楽しめます。
クリスマスとサンクスギビングデー付近は連休なので観光地は混みあいますが、雰囲気を味わうためにあえて行ってみるのもアリです。
アメリカ在住ならジャックオーランタンや生木のクリスマスツリーに挑戦してみるもの面白いかも。
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