

こんなお悩みにお答えします。

アメリカの11都市を旅行した経験から満足度は下げずに旅費を節約する方法も解説します。
結論を言うとサンフランシスコ旅行には1人25万円ほど掛かります。
「けっこう高い…」と思うかもしれませんが、この記事で紹介するサービスを使えば数万円は節約できますよ。
この記事でわかること
- サンフランシスコ旅行の費用総額
- サンフランシスコの旅費内訳・各費用の相場と満足度を下げずに節約する方法
- サンフランシスコ観光で実際に掛かった費用
サンフランシスコ旅行の費用総額はいくら?
旅費の総額は日程によります。
ここでは例としてこちらの記事で紹介している日本発3泊5日のモデルコースに掛かる金額を計算してみました。
3泊5日モデルコース概要
1日目:お昼ごろに空港に到着→サンフランシスコ観光
2日目:サンフランシスコ観光
3日目:ヨセミテ国立公園観光
4日目:サンフランシスコ観光→日本へ出発→機内泊
5日目:日本に到着
この場合の2人分の旅費は以下のようになります。(費用項目をタップすると詳細説明に飛びます。)
| 費用 | 料金 | 節約ポイント(記事内で解説) |
| 観光費 | 約80,000円 | シティパスで割引き |
| 飛行機代 | 約300,000円 | エクスペディアで料金比較 |
| ホテル代 | 約60,000円 | エクスペディアで予約 |
| 通信費 | 約4,000円 | U.S.データのレンタルWiFiをグループで共有 |
| 現地の移動費 | 約17,000円 | 公共交通機関を利用 |
| 食費 | 約26,000円 | |
| ESTA | 約5,000円 | |
| 総額 | 約492,000円 |
1人あたり25万円くらいの予算があればサンフランシスコを満喫できます。
サンフランシスコの旅費内訳・各費用の相場・節約術
観光地の入場料はアメリカの中では安め。チケットまとめ買いで割引あり

有名なゴールデンゲートブリッジは徒歩なら無料で入れます。
一方で大体の観光地は入場料が必要です。観光地の一般的な入場料は約3千~5千円です。
主な観光地の入場料はこちらです。
観光地の入場料例
- ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館:25ドル(約3,500円)
- アルカトラズ島(入場チケット・島までの往復フェリー・音声ガイド付き):47.95ドル~(約6,700円~)
- カリフォルニア科学アカデミー:55ドル(約7,700円)
- サンフランシスコ近代美術館 (SFMOMA):30ドル(約4,200円)

観光費を安く抑えるにはサンフランシスコシティパスがおすすめです。
有名観光地4か所の入場料が最大46%割引、金額にして約9千円も安くなります。

シティパスを購入するとこのようなQRコードが送られてきます。(筆者のサンフランシスコ旅行ではスケジュールの関係でシティパスを使えなかったので、こちらは別の旅行で購入したシカゴシティパスです。)
こちらを観光地の入口で見せれば入場できます。
チケット窓口の列に並ばなくていいのでめっちゃ便利です。
\返金保証付き/
リンク先の右上の地球マークから言語設定を日本語にできます。
詳しくは以下の記事で解説しています。
詳しくはこちら
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サンフランシスコシティパスで観光をお得に楽しむ方法と注意点
続きを見る
ちなみにサンフランシスコの近くにはヨセミテ国立公園があります。



ヨセミテ国立公園には世界一大きな花崗岩の一枚岩エルキャピタンや美しいブライダルベール滝など有名な観光スポットが集まっています。
サンフランシスコに行くのならこちらもぜひチェックしてみてください。
ヨセミテ国立公園へはかツアーに参加するか自分でレンタカーを運転することで行けます。
ツアーは日帰りで1人2万5千円くらいです。
ちなみに筆者は以下のツアーに参加しました。ヨセミテ国立公園の名所を一通り回れ、日本語の解説も聞けて最高でした。
>>アメリカ サンフランシスコ発 世界遺産ヨセミテ国立公園 日帰りハイキング&園内ガイドツアー 予約<英語ガイド&日本語オーディオガイド付>
以下の記事ではヨセミテ観光ツアー体験記とおすすめ日帰りツアーを紹介しています。
ヨセミテ観光ツアーについてはこちら
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サンフランシスコ発ヨセミテ国立公園日帰りツアー旅行記【最高でした】
続きを見る
飛行機代は安め、フライト時間は少なめ。航空券比較でより安く


日本からサンフランシスコへの往復の飛行機代は直行便なら18万円~、乗り継ぎありなら往復15万円~です。
飛行時間は直行便なら約9~12時間、乗り継ぎありなら14時間以上です。
飛行機代を節約するのならあらゆる航空会社の値段を比較して最安値を探すのが近道です。
同じ経路、サービスでも航空会社によって値段が数万円単位で異なります。
例えばこちらはExpedia(エクスペディア)で東京からサンフランシスコへの航空券を検索した結果です。

上2つの直行便に比べて一番下の乗り継ぎありの便は半額以下です。
しかし移動時間は倍くらい掛かってしまいます。
直行便の中でも航空会社が日系の場合と外資系の場合では値段が異なります。
日系の航空会社の方が日本語が話せるスタッフが多かったり、サービスがより丁寧だったりします。
値段を取るのか、時間を取るのか、サービスを取るのか、どれが合うかは人に寄りますよね。
航空券をしっかり比較すれば一番満足できるフライトを選択できます。
しかし自分で1つ1つ検索するのは大変なので、上のようにエクスペディアで一括比較して購入するのがおすすめです。
複数社の飛行機を簡単に比較でき、最適な組み合わせを提案してくれますよ。
\最安の航空券を簡単検索/
さらに航空券と同時にホテルもエクスペディアで予約すると数千円から数万円の値引きがあります。
ホテル代は日本くらい。周辺の治安にも注意


どちらもエコノミーホテルなら1泊2人で2万円前後、ラグジュアリーホテルなら3万円以上です。
値段はどこに泊まるかによって異なります。
特にアメリカは都市にも普通に治安が悪い場所があるので、ホテルの場所はちゃんと調べておく必要があります。
治安が悪い場所は宿泊費が安い傾向にあるので、値段だけで決めないようにしましょう。
サンフランシスコではテンダーロインというエリアで凶悪犯罪が多発しているので泊まるのはもちろん、昼間に立ち入るのもやめておいた方が良いです。
中華街もあまり評判が良くないです。
観光で行くなら比較的治安が良く、観光地へのアクセスが良いフィッシャーマンズワーフとユニオンスクエア周辺がおすすめです。


こちらはエクスペディアでホテルを地図検索した結果です。

普通にリスト形式で表示もできますが、このように地図で表示するとホテルを決めやすいです。
エクスペディアはアメリカの企業が運営しているだけあってアメリカの掲載ホテル数が多く、他のホテル予約サイトよりも安いのでおすすめです。
詳しくは以下の記事で解説しています。
おすすめホテル予約サイト
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一番安いのは?アメリカのおすすめホテル予約サイト8つを徹底比較
続きを見る
さらに航空券とホテルの同時予約で数千円から数万円の値引きがあります。
\アメリカのホテルが安く予約できる/
ちなみにわが家がサンフランシスコで泊まったのはフィッシャーマンズワーフにあるWharf Innです。
上の写真がお部屋の様子です。
バスルームはこちら。

こちらはシャワールームです。

値段重視で決めた星3くらいのビジネスホテルなので必要最低限の設備で、正直めっちゃ快適というわけではなかったです。
ただ、観光地へのアクセスが良くてお財布に優しかったです。
現地の移動にはバスが安くて便利。空港からはライドシェアがおすすめ


サンフランシスコで移動費を節約するにはバスが便利です。
電車も走っていますが、バスだけで市内の観光地は一通り回れます。
1日乗り放題パスは5ドル(約600円)です。
バスの乗り方はこちら
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サンフランシスコMuniバスのアプリを使った乗り方・治安・路線図・料金
続きを見る
ただし夜間の移動やサンフランシスコ国際空港から市内への移動はライドシェアがおすすめです。
車なら20分ほどで着きますが、電車とバスを乗り継いで行くと2~4倍の時間が掛かるからです。
料金はライドシェアが片道約3,600~6,500円、電車・バスは約1,300円です。
アメリカのライドシェアにはUberとLyftがあります。
基本的にUberを入れておけばOKですが、Lyftと値段を比較しながら使うとより安く済ませられます。
Uberの使い方はこちら
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アメリカでのUberの使い方を徹底解説!領収書発行・予約方法など
続きを見る
Lyftの使い方はこちら
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アメリカの配車アプリLyftの使い方・予約方法・チップ・キャンセル料など
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通信費は1日390円で十分。レンタルWiFiをグループでシェアすればもっと安く


海外でネットが繋がらないと不安ですよね。
旅行中はGoogleマップで目的地までの経路を調べたり、LINEで連絡を取ったりするかと思います。
サンフランシスコの公共交通機関はアプリで乗車できますが、それにもネットが必須です。
アメリカでネットを使うのにおすすめの方法はレンタルWiFiです。
海外用SIMを借りる方法もありますが、SIMを使ってアメリカでネットを使うにはスマホがアメリカの電波を受信できるのが前提です。
アメリカでは日本とは異なる周波数の電波が飛んでいるので、それに対応したスマホでないとネットは使えません。


レンタルWiFiならWiFi機器が代わりにアメリカの電波を拾ってくれるので、どんなスマホでもネットが使えます。
アメリカ旅行におすすめのレンタルWiFiはU.S.データとWiFiBOXです。
2人以上でシェアする予定なら1GB/日以上のプランが安いU.S.データが最もお得です。
データ無制限プランはモバイルバッテリーが付いて890円/日と格安で利用できます。
2人でシェアすれば1人あたり445円/日と格安で使えます。
\2人以上でシェアするなら最安/
1人で使う予定なら500MB/日以下のプランが最安なWiFiBOXがおすすめです。
500MB/日が390円/日で利用でき、利用方法も簡単です。
WiFi機器はモバイルバッテリーとしても使えます。
\1人で使うなら最安/
どちらも5台以上のデバイスを同時に接続できるのでグループで共有すればさらにコストを抑えられます。
アメリカで使えるレンタルWiFiについて詳しくは以下の記事で解説しています。
おすすめレンタルWiFi
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安い!空港受取可!アメリカ旅行におすすめのレンタルWiFi8選
続きを見る
食費は日本より高め。量が多いので頼みすぎに注意


食費はファストフード店なら1人約10ドル、レストランなら1人約20ドルです。
サンフランシスコ名物のカニを食べると1人あたり30ドルは掛かります。
筆者が行ったサンフランシスコのおすすめレストランは以下の記事で紹介しています。
おすすめレストランはこちら
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車なし!サンフランシスコ観光モデルコースと必要日数【1日&3泊5日プラン】
続きを見る
節約術というかアメリカのレストランで食事する際のアドバイスとしては「少なめに頼んで足りなかったら追加するべし」です。
アメリカ人の1人前を頼むと日本人にとっての2人前の量が来るなんてザラです。
2人で行ったのならまずは前菜1品、メイン1品を頼んで様子見するのがおすすめです。
足りなかったら店員さんに「Could I have a menu?」と聞いてメニューを持ってきてもらい、追加注文すればOKです。
アメリカのレストランでの英会話は以下の記事で解説しています。
レストランでの英会話はこちら
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アメリカでよく使う英語フレーズ10選とお店での挨拶・会話例
続きを見る
ちなみにファーストフード店は日本同様、1人1人前を注文してちょうどいいことが多いです。
レストランだけ量に注意です。
アメリカに観光で入国するのにESTAは必須
アメリカへ観光目的で90日以内の滞在をする際はESTAを取得する必要があります。
仕事目的や90日以上の滞在の場合はビザが必要です。
ESTAを申請するには手数料21ドル(約2,500円)が掛かります。(節約方法はありません…!)
申請してから承認されるまで長くて数日かかるので、渡航の3日以上前に必ず申請しておきましょう。
ESTAの有効期限は2年なので余裕を持って申請しても大丈夫です。
ESTAはこちら(アメリカの国土安全保障省公式HP)から申請できます。
申請方法は以下の動画で解説されています。アメリカ大使館・領事館のYouTubeチャンネルです。
サンフランシスコ旅行は個人手配とツアーどっちがお得?


このような疑問にお答えします。
結論、パッケージツアーの方が個人手配より高くなります。
その分、ツアーは手配が楽だったり何かあったときは日本人スタッフに相談できたりといったメリットもあります。
JTBでサンフランシスコ5日間旅行のツアーを検索した結果、3つのツアーが出てきました。





時期にもよりますがホテルと航空券が付いて1人19~32万円ほどです。
一方で記事の冒頭で試算した個人手配の場合の旅費の内、1人分のホテルと航空券の合計は約18万円なので、個人手配の方が安く済みます。
個人手配とパッケージツアーのメリットとデメリットはこちらです。
| メリット | デメリット | |
| 個人手配 | ・好きなチケット・ホテル・飛行機を選べる ・工夫次第で旅費が安く済む |
・予約の手間がかかる ・日本人スタッフに相談できない |
| パッケージツアー | ・飛行機とホテルとチケットを手配してもらえる ・日本人スタッフに相談可 |
・個人手配より料金が高くなりがち ・飛行機・ホテル・チケットは指定される |
パッケージツアーは飛行機とホテルとチケットのみ手配してもらえて、それ以外は個人手配になることが多いです。
個人手配であれば乗り継ぎありにして飛行機代を抑えたり、購入経路を工夫してホテル代やチケット代を抑えることができます。
そのため、個人手配はとにかく旅費を安く済ませたい方におすすめです。
パッケージツアーの値段は個人手配で全く同じ飛行機とホテルを予約する場合より数万~数十万円高くなります。
高くなってもいいから楽に飛行機・ホテル・チケットを手配したい、日本人スタッフに相談できる安心感が欲しい方にはパッケージツアーおすすめです。
おすすめのツアー会社はJTB
サンフランシスコはちょっとマイナーな旅行先だからかパッケージツアーは他の都市に比べて少ないです。
そんな中でもJTBはサンフランシスコ行きのツアーを扱っていました。(聞いたことがないようなツアー会社はちゃんと催行されるか心配なので探していません。)
JTBなら大手で信頼できますし、航空会社・ホテル・チケットの種類の選択肢が多いので自分に合ったプランを見つけやすいです。
💡目的地には「サンフランシスコ」を選択します
サンフランシスコ観光で実際に掛かった費用


私たちは2泊3日でサンフランシスコとヨセミテ国立公園に行ってきました。


実際に掛かった2人分の旅費はこちらです。
| 費用 | 料金 |
| 飛行機代 | 504.2ドル(約65,500円) |
| 現地の移動費 | 144.23ドル(約18,700円) |
| 宿泊費 | 341.3ドル(約44,400円) |
| 観光費 | 532.3ドル(約69,200円) |
| 食費 | 267.1ドル(約34,700円) |
| 総額 | 1,789.13ドル(約232,600円) |
アメリカ在住かつマイルを使ったので飛行機代は安く済んでいます。
現地ではカニを食べたりミシュラン1つ星レストランに行ってみたりしたので食費は高めでした。


おわりに:サンフランシスコの旅費節約ポイント
以下のサービスを利用するとサンフランシスコの旅費を数万円単位で節約できます。
観光地の入場料はサンフランシスコシティパスを使えば4割以上割引きになります。
日本では聞いたことがないかと思いますが、アメリカでは有名なサービスです。
筆者もシティパスはよく利用していますが、全く問題なく使えますよ。
\返金保証付き/
リンク先の右上の地球マークから言語設定を日本語にできます。
航空券はエクスペディアで複数の航空会社を比較して最安値を探すのが節約の秘訣です。
さらにアメリカのホテルもアメリカの企業であるエクスペディアがどこよりも安く予約できます。
エクスペディアで航空券とホテルを同時予約すると数千円から数万円の値引きがありますよ。
\ホテルと航空券の同時予約でお得/
アメリカでスマホを使うならレンタルWiFiが必須です。
アメリカ対応のレンタルWiFiで最もコスパが良いのはU.S.データです。
データ無制限プランはモバイルバッテリーが付いて890円/日と格安で利用できます。
\2人以上でシェアすればもっとお得に/


できるだけ費用を安く済ませたいという方はぜひお試しあれ。
以下の記事ではアメリカ旅行に必須の持ち物を紹介しています。
日本の国内旅行ではスリッパや歯ブラシなどがホテルに置いてありますが、アメリカではどちらも自分で用意する必要があります。
他にもアメリカ旅行だからこそ必須の持ち物を紹介しているので、これからアメリカへ旅行に行く方は併せてご覧ください。
アメリカ旅行の持ち物
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【実体験】持っていけばよかった…アメリカ旅行に必須の持ち物とあると便利なもの
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