

こんな疑問にお答えします。

この記事でわかること
- サンフランシスコのMuniバスの乗り方・料金・路線図
- MuniMobileアプリの使い方
- サンフランシスコのバスの治安
- Muni以外のバス2つについて
アプリで簡単!サンフランシスコのバスの乗り方・料金
一般的なのはMuniバス
サンフランシスコで一般的に利用されているバスはサンフランシスコ市営交通局が運営するMuniというバスです。
路線はサンフランシスコの大部分を網羅しているので、Muniのバスだけでサンフランシスコの観光地をすべて回れます。

Muniは地下鉄(メトロと)路面電車(ケーブルカー)も運営しています。
路面電車は観光客向けにおしゃれな外観で外の景色が見やすいように設計されているので、これ自体が観光地にもなっています。
ちなみに路面電車は昼間に利用した方が良いです。夜はGoogleマップの路線検索で運行中と表示されていたにも関わらず実際は運行されていませんでした…
路面電車は走っている場所が限られているので移動用というよりは路面電車自体を観光する目的で利用するのが良いかと思います。
運賃支払い方法と乗り方
Muniバスの運賃支払い方法は以下の3つです。
MuniMobileアプリ
無料で利用できるMuniの専用アプリです。
アプリ内でチケットを購入できますし、Day Passは最安値で購入できます。
MuniMobileアプリの使い方は下で解説しています。
乗車の際にはQRコードを運転手さんに見せます。
Clipperカード
日本のSuicaのようなプリペイドカードで、Muni以外のサンフランシスコの電車・バス・フェリーでも使えます。
カード本体はMuniメトロの券売機などで購入できます。
カードの発行には手数料3ドルが掛かります。
カードへのチャージやチケットの支払いはMuniメトロの券売機またはClipperアプリでできます。
乗車時は運転席の横または後ろの扉の近くにある機械にClipperカードをタッチします。
現金
片道運賃は現金で直接支払うことも可能です。
乗車時は運転手席の横にある機械にお金を入れてトランスファーチケットを受け取ります。
おつりは出ないのでぴったりの金額を用意しましょう。
2時間以内に乗り換えるときはトランスファーチケットを運転手に見せます。
紙のチケット
乗り放題パスはメトロの駅にある券売機で紙のチケットを購入することもできます。
乗車時はClipperカードと同じように運転席の横または後方扉の近くにある機械にタッチします。
チケットの種類と料金
Single Ride
片道チケットです。2時間以内なら乗り換えが無料です。
路面電車(ケーブルカー)とそれ以外で料金が異なります。
路面電車以外のMuniの交通機関の料金
MuniMobile | Clipper | 現金 | |
19~64歳 | 2.5ドル | 2.5ドル | 3ドル |
18歳以下※1 | 無料 | 無料 | 無料 |
障がい者・65歳以上※2 | 1.25ドル | 1.25ドル | 1.5ドル |
※1 16歳以上は年齢確認のためにアメリカの身分証明書の携帯を推奨
※2 乗車時にアメリカの身分証明書などを見せる必要あり。詳しくはこちら。
路面電車の料金
MuniMobile、Clipperカード、現金すべて同額です。
5~64歳 | 8ドル |
4歳以下 | 無料 |
障がい者・65歳以上 | 7~21時:8ドル 21~7時:4ドル |
Day Pass
Day Passは一定期間内にMuniの交通機関が乗り放題になるチケットです。
料金は年齢関係なく同じです。

1-Day Pass(路面電車なし)
路面電車以外のMuniの交通機関が1日乗り放題になるチケットです。
料金はこちら。
MuniMobile | Clipper | 紙のチケット |
5ドル | 取り扱い無し | 取り扱い無し |
1-Day Visitor Pass
路面電車も含めたMuniの交通機関が1日乗り放題になるチケットです。
料金はこちら。
MuniMobile | Clipper | 紙のチケット |
13ドル | 24ドル | 24ドル |
3-Day Visitor Pass
路面電車も含めたMuniの交通機関が3日間乗り放題になるチケットです。
料金はこちら。
MuniMobile | Clipper | 紙のチケット |
31ドル | 36ドル | 36ドル |
7-Day Visitor Pass
路面電車も含めたMuniの交通機関が7日間乗り放題になるチケットです。
料金はこちら。
MuniMobile | Clipper | 紙のチケット |
41ドル | 47ドル | 47ドル |
バスの降り方
降車駅が近づいてきたら車内のボタンを押すか、
黄色いロープを引っ張ります。
すると「Stop Requested」とアナウンスが流れて運転手に伝えてくれます。
バス停に着いたらそのまま降りて大丈夫です。
MuniMobileアプリの使い方・チケットの買い方
MuniMobileアプリを使うとMuniのチケットを手軽に購入、利用できます。しかもDay Passは割引価格で購入できるんです。
Muniバスを使う方には必須のアプリです。
チケットの買い方
step
1アプリのインストール
Muniアプリをインストールします。
step
2チケット選択
アプリをインストールしたらすぐにチケットを購入できます。
こちらのホーム画面で「Buy Tickets」を押します。
乗客の属性を選びます。大人のチケットなら「Regular Adult」を選択します。
チケットの種類を選択します。
step
3支払い方法の追加
購入内容を確認します。
枚数を増やすにはチケット左側の^マークを押します。
別のチケットを追加するには「Add Another Ticket」を押します。
問題なければ「Add Payment Method」を押します。
こちらの画面で支払い方法を選択します。
クレジットカード払いにするには「Add Debit Credit Card」を押して必要情報を入力します。
step
4購入を確定
画面下部の「Check Out」を押します。
セキュリティ向上のために購入前に指紋認証するか聞かれます。「Use Fingerprint」を選択すると指紋認証が有効になります。
最後に「Confirm」を押して支払いを確定します。
チケットの使い方
step
1チケットをアクティベートする
チケットを購入するとホーム画面にチケットが表示されるので使いたいチケットを選択します。
こちらの画面になったら「Use Ticket」を押します。
確認画面で「Yes, Activate My Ticket」を押すとチケットがアクティベートされます。
step
2チケットを表示する
アクティベートするとチケットが表示されます。
乗車前にチケットをタップしてQRコードが拡大表示します。
こちらを乗るときに運転手さんに見せればOKです。
Muniのバス・路面電車・メトロの路線図
Muniのバス、路面電車、メトロの路線図はこちらです。
引用:SFMTA HP
より鮮明なマップはこちらからダウンロードできます。
サンフランシスコのバスの治安
サンフランシスコのバスは平和的で特に危ない雰囲気はありませんでした。
バス内部はこんな感じです。
3連休でも利用客は少なかったです。騒いでいる人などはおらず、皆さん節度を守って利用していました。
道端ではホームレスの方を見かけましたが、バスでは見かけませんでした。
とはいえ日本ほど治安のいい地域ではないので夜間の利用は控えた方がいいです。
また、アメリカのバスでは運転手に近い前方の席に座った方がいいです。後方の座席は運転手から見えにくく、何かあっても気づかれない可能性が高いためです。
その他バス①:無料バス「Presidio Go Shuttle」
Presidio Go Shuttleの運賃はなんと無料です。
路線図はこちら。その名の通りサンフランシスコ北部のPresidioという地域を走っています。
Muniがあまり走っていないPresidio地域に行く時に使える路線です。
その他バス②:ゴールデンゲートブリッジ渡るなら「Golden Gate Transit」
主にゴールデンゲートブリッジの北側の地域を走るバスですが、サンフランシスコの一部とゴールデンゲートブリッジも走っています。
ゴールデンゲートブリッジの手前までならMuniのバスで行けますが、ゴールデンゲートブリッジの向こう側まで渡るならGolden Gate Transitを利用することになります。
路線図はこちら。
支払いにはMuniのチケットは使えないです。
バス停の券売機でGolden Gate Transit用のチケットを購入してから乗車します。
おわりに:バスで移動費を節約!
バスならUberなどの配車サービスに比べてかなりの移動費節約になります。昼なら治安を気にせず利用できました。
Muniメトロという電車も走っていましたが、私たちが旅行したときはバスで行きたいところはすべて回れましたよ。
サンフランシスコに観光に行く際はぜひ活用してみてください。