こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 海外赴任時に車はどうする?5つの選択肢
海外赴任時に車はどうする?5つの選択肢
海外赴任などの理由で海外移住する際の車の処分方法には以下の5つがあります。
- 売却
- 人に貸す
- 譲渡する
- 長期保管サービスを利用する
- 海外移住先に持っていく
これらの方法を解説します。
手続きには時間が掛かるので遅くとも出国2週間前までには動き出すのをおすすめします。
①売却
こんな人向け
- 10年近く乗った車を持っている
- 帰国後は新しい車に乗り換えたい
- 貸す・譲る先がない
- 現金化したい
車は最低でも1か月に1度は使わなければタイヤ、バッテリー、エンジンなどが劣化して故障するリスクがあります。
故障すると帰国後すぐに使えないどころか修理費が必要になります。
貸したり譲ったりする先がない方や古い車を持っている方は売ってしまうのがおすすめです。
売却先は特定の業者に決めてしまうと楽ですが、より高く売りたいなら一括査定サイトで複数業者から見積もりを取るのをおすすめします。
それぞれのメリットとデメリットこちらです。
一括査定 | 特定業者に依頼 | |
メリット | 高く売れる可能性が高い | 業者選定しなくていい分楽 |
デメリット | 複数の業者から電話やメールで勧誘が来る | 一括査定に比べて高く売れない可能性が高い |
どちらもネットで見積もりできます。
以下では大手の一括査定サイトと買取業者サイトを比較してみました。よろしければ参考にしてみてください。
一括査定サイト2選
複数の買取業者に一括で査定を申し込めるサイトです。利用手数料無料のサイトだけを選びました。
カービュー
カービューの特長
- 提携業者230社以上
- 同時査定依頼数最大8社
- サイトが使いやすい(査定申請は45秒で入力完了)
- 利用実績450万人以上で業界トップクラス
利用実績が業界トップクラスです。
多くの人に選ばれるだけのサービスが期待できます。
サイトが使いやすく、すぐに査定できるのも魅力です。
\利用実績が業界トップクラス/
カービュー公式HPはこちら
カーセンサー.net
カーセンサー.netの特長
- 提携業者数1000社以上
- 同時査定依頼数30社
- メールでの取引も可
- オークション形式で売る場合、電話対応は1社のみでOK
提携業者数が一番多いのが魅力です。
電話でなくメールで取引できるのもいいですね。
\提携業者数が最も多い比較サイト/
カーセンサー.net公式HPはこちら
買取業者サイト2選
買取を特定の業者に決めてしまうという手もあります。
出国まで時間がない方にはこちらがおすすめです。
余裕があるなら2つ以上の業者に相見積もりを取ると、買取価格を上げてもらえる可能性が高いです。
もちろんどこも利用手数料無料です。
ガリバー
ガリバーの特長
- 全国約500店舗展開
- お客さんの希望の場所で査定可能
- 売却後、最短2日で入金
- 適正な査定金額(買取査定額は業界トップクラス)
他より高額買取が期待ができます。
店舗数が多いので家から近いお店を見つけやすいのもいいですね。
入金が早いのですぐに現金化したい方におすすめです。
\買取査定額が業界トップクラス/
ガリバー公式HPはこちら
オートバックス
オートバックスの特長
- オリコン顧客満足度ランキング1位
- 買取見積書を紙で発行
- 査定価格を5日間保障
- 社外装備(カーナビなど)を高く評価してくれる
満足度の高いサービスをお求めならオートバックスです。
他社では見積もりを口頭でしか教えてくれず、次回訪問時には値段が変わることもあります。
オートバックスでは見積書を紙で発行し、価格は5日間保障してくれる査定価格保障が魅力です。
社外装備に力を入れている方にもおすすめです。
\満足度の高いサービスを提供/
オートバックス公式HPはこちら
②人に貸す
こんな人向け
- 帰国後も同じ車を使いたい
- 預かってくれる人がいる
- 納税管理人になってくれる人がいる
- 車を使ってもらえる
納税管理人とは自動車税または軽自動車税の納付通知書の受け取りと代理納付をしてくれる人のことです。
家族や親戚などが預かってくれるなら貸すのもアリです。
海外にいる間は納税管理人を決め、自動車税を代わりに払ってもらう必要があります。
また、車は何か月も使われない状態が続くとタイヤ、バッテリー、エンジンなどが劣化して故障するリスクがあります。
車を使ってくれる方がいない場合は、別の選択肢を検討するのがいいでしょう。
車を保管してもらう際に必要な手続きは以下の通りです。
- 納税管理人の申請
- 自動車保険の解約または名義変更
- 保管場所届出
まずは納税代理人を決めます。申請書は各都道府県のHPでダウンロードし、郵送で提出できます。
軽自動車の場合は市町村のHPからダウンロードできます。
「(都道府県または市町村名) 自動車税 納税管理人」で検索すると出てきます。
次に自動車保険の解約または名義変更をします。
名義変更は同居親族または配偶者にしかできないのでご注意を。
保険会社によっては帰国後の再契約時に現在の等級を維持できます。
さらに車の保管場所を変更する場合は保管場所届出が必要です。
方法は警視庁HPで紹介されています。
③譲渡する
こんな人向け
- 帰国後に使う予定がない
- 欲しがっている身内、友人などがいる
譲渡を選んだ場合は車の名義変更と自動車保険の解約をする必要があります。
車の名義変更は新たに車を使用する住所を管轄する陸運局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)で行います。
手続きの流れについては各陸運局のHPをご覧ください。
④長期保管サービスを利用する
こんな人向け
- 帰国後も車を使いたい
- 車を保管しつつ定期的に使ってくれる人が周りにいない
車は何か月も使われない状態が続くと故障するリスクがあるため、預かってくれる人がいない場合はただ置いておくのではなく長期保管サービスに預けることをおすすめします。
車の保管サービスを行っているティーエムオートサービスでは保管中にエンジン始動、洗車などのメンテナンスを行ってくれるので帰国後も今まで通り車を使うことができます。
⑤海外移住先に持っていく
こんな人向け
- 今の車を海外で使いたい
- お金が掛かっても構わない
海外に車を持ち出すことも可能ですが、費用は少なくとも数十万円掛かります。
手続きが多いので自信がない方は輸出.comのような代行業者に依頼するのが良さそうです。
おわりに:結局どうすればいい?
他の方のブログを見ていると売却をされる方が多い印象です。
わが家はたまたま親戚が使ってくれるとのことだったので貸してきましたが、出国前と帰国後の手続きも考えると売るのが一番楽です。
使ってくれる人がいたら貸すかあげる、いなければ売るのがいいかと思います。
長期保管サービスを利用したり、海外に持っていくのはお金がかかりますが、思い入れのある愛車をお持ちの方には良さそうです。
それぞれの事情に合った方法を選んでみてください。
海外移住時の準備全般については以下の記事で解説しています。
海外移住準備まとめ
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【海外赴任準備】経験者が教えるアメリカ駐在前にやることリスト
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