ニキビってできる人にはでき続けますよね。悪化すると跡が残ってほんと最悪です。
筆者は中学生のときからニキビができ始め、常に顔のどこかにはニキビがある状態が続いました。思春期を過ぎ、大学生になっても体質は変わりませんでした…
皮膚科に通ったり、ニキビ用の基礎化粧品をいくつも試していたのですが、5番目に試した基礎化粧品でついに自分に合うものに出会いました。
体質に合うものを使うとまったくと言っていいほどニキビができなくなりました。
ここではニキビで悩んでいる人に向けて
- ニキビができていた理由
- 2つの皮膚科に通った結果
- 試した基礎化粧品6種類のレビュー
- ニキビ肌解消のためにやるべきこと3つ
を解説します。
「ニキビ肌解消のためにやるべきこと」を実行すれば、必ずニキビ肌とおさらばできます!
筆者が試して一番効果があった基礎化粧品はオルビスのクリアフルシリーズです。
ニキビができていた理由
筆者の場合、ニキビができていた理由はおそらくこれらです。
- 皮脂が出やすい体質
- 肌が乾燥しがち
- 生理周期によるもの
- オイリーなものが好き
皮脂が出やすい上に肌が乾燥しがちだったので、乾燥を補うために皮脂が過剰に分泌されてニキビができていました。
特に生理前はホルモンバランスの影響かニキビができやすかったです。
オイリーなものが好きなのも原因だったかもしれません。(基礎化粧品を見直したら食生活が同じでもニキビがなくなりました。)
皮膚科2か所に通ってみた結果
ニキビは皮膚科で治療してくれます。
筆者も大学生、社会人の時にそれぞれ違う皮膚科に通院していました。
1つ目の皮膚科(皮膚科A)では1年くらい通っても一向に治りませんでしたが、次に通った所(皮膚科B)では半年ほどでニキビができなくなりました。
ここではそれぞれの皮膚科の対応を紹介します。
ニキビが治らなかった皮膚科A
皮膚科Aではニキビを完治させることができませんでした…
診察では肌の様子を見て以下の塗り薬を処方しされました。
- ベピオ(過酸化ベンゾイル)
- ディフェリンゲル(アダパレン)
どちらも肌のターンオーバーを整えて毛穴のつまりを改善する塗り薬です。
毎日塗っていましたが、1年近く通ってもニキビは減りませんでした。
良くなっていないと伝えても同じ薬を処方され続けたので通うのをやめました。
ここで一旦皮膚科に通うことをやめてしまったのですが、今思えば合わないなら他の皮膚科を探せばよかったです。
ニキビが治った皮膚科B
皮膚科Bでは半年ほどでニキビができなくなるところまで漕ぎつけられました。
最初の問診の時に、前の皮膚科で塗り薬を出されたがよくならなかったことを伝えました。
肌の様子も見た上で以下の塗り薬(皮膚科Aと同じもの+保湿剤)と飲み薬として漢方を処方されました。
- ベピオ(過酸化ベンゾイル)
- ディフェリンゲル(アダパレン)
- ヒルドイド(保湿剤)
- 十味敗毒湯(漢方)
保湿剤はディフェリンゲルで肌荒れする人が多いということで出してもらいました。(前の皮膚科では出されなかった…)
漢方は肌の調子を整える作用があるそうです。
2か月ほどこれで様子を見ましたが、一向に改善しませんでした…
そのことを伝えると漢方の代わりにビブラマイシンという抗菌剤に変えてもらいました。
これがよく効いて、みるみるニキビがなくなっていきました!
一方で抗生剤は長期間使い続けると薬剤耐性菌が発生する可能性があります。
だんだん量を減らしていって最終的には薬はなくすように言われました。
しかし全く飲まなくなってしばらくすると再びニキビができ始めました。
この頃はニキビがひどくなったら皮膚科Bに行って薬をもらうということを繰り替えしていました。
いつまでも通い続けるのは嫌だったので基礎化粧品を見直してみたところ、効果絶大でした。
詳しくは以下で解説します。
ニキビは減った?基礎化粧品6種類使ってみた結果
基礎化粧品は洗顔フォーム、化粧水、乳液のことです。
ここでは筆者が実際に使っていたニキビ用基礎化粧品4種類とニキビ用でない基礎化粧品2種類の効果をお伝えします。
皮膚科での治療中は薬が効いているのか基礎化粧品が効いているのかわからないので、治療が終わったら新しい基礎化粧品を試して切り分けをするといいかもしれないです。
ニキビの原因は人それぞれです。筆者に合っていなくても他の人には合うこともありますので、色々なニキビ用化粧品を試してみるのをおすすめします。
ちふれ(ニキビ用でない)
ニキビ用でないので普通にニキビができた
ちふれにはニキビ用のシリーズがありません。
筆者はさっぱりタイプの化粧水と乳液を使って、洗顔フォームはDoveのものを使っていましたが、常にニキビがある状態でした。(ニキビ用じゃないからそりゃそう…)
価格は全体的にお手頃なので特に学生さんは手にすることが多いかと思いますが、ニキビで悩んでいる方はニキビ用のものを使うことをおすすめします。
ノブ ACアクティブシリーズ
脂性肌の筆者には合わなかった
大人のニキビ肌用シリーズ。
ニキビを積極的に治すためのシリーズなだけあってニキビができなくなる時期も一瞬ありましたが、月の半分以上はニキビができている状態でした。
筆者にとっては洗顔フォームが優しすぎたので、もっとしっかり洗い流すものが合っていました。
やさしく洗いたいという方には合っているかもしれません。
Curel 皮脂トラブルケアシリーズ
脂性肌の筆者には合わなかった
花王が出している乾燥性敏感肌用のシリーズです。
筆者は敏感肌ではないのですが、当時は敏感肌かどうかわからなかったので買っていました。
こちらもニキビができなくなる時期が一瞬あったのですが、月の半分以上はニキビができている状態でした。
敏感肌の方には合うかもしれません。
富士フイルム ルナメアAC
脂性肌の筆者には合わなかった
富士フイルムが出している大人のニキビ肌用シリーズです。
化粧水はフィルムのようなにおいがしました。
個人的には一番合わず、常にニキビができている状態になってしまいました。
体質によっては合う方もいらっしゃるかもしれません。
オルビス クリアフルシリーズ(旧クリアシリーズ)
脂性肌の筆者には一番合っていて、ニキビが治った
繰り返しできるニキビを予防するというコンセプトのシリーズです。
筆者はもう4年以上使っており、その間は全くと言っていいほどニキビができていません。
洗顔フォームは今まで試した中で最も汚れをしっかり落としてくれました。
皮脂分泌が過剰になってしまう人には向いていると思います。
洗顔フォームをこのシリーズに変えるだけでもほとんどニキビができなくなりました。
洗顔フォームに加えて化粧水と保湿液もセットで使うことでニキビを全滅させられました。
化粧水と保湿液に含まれている有効成分で肌のバリア機能をキープしてくれるとHPに書いてありますが、その通りになりました。
2024年現在もまとめ買いして毎日使っています。
※2023年にパッケージが変わりました。写真は古いパッケージ。
オルビス アクアフォース(ニキビ用ではない)
ニキビ用でないので普通にニキビができた
肌を潤わせてきめ細かくするというシリーズです。
オルビスのクリアシリーズを使ってニキビ肌を卒業していたのですが、アラサーになって「そろそろニキビはできなくなっただろう」と勘違いして使い始めたシリーズです。
結果的に見事にニキビ再発したのでは使っていません…(ニキビ用でないので当然ですが…)
洗顔がやさしい洗い心地なので保湿はできるのかもしれませんが、皮脂をしっかり落としたい脂性肌の方には向いていないように思いました。
ニキビを治すためにやるべきこと3つ
ニキビの悩みを解決した筆者が考える「ニキビ解消のためにやるべきこと」は以下の3つです。
皮膚科に行く
ニキビがたくさんできて困っていたら迷わず皮膚科に行くのをおすすめします。
自分に合う処方をしてもらえればニキビを撲滅できるかもしれません。
処方された方法で解決しなく、治療方法も変えてもらえないようだったら、別の皮膚科に行きましょう。
治るまでいろいろと手を打ってくれる皮膚科は必ずあります。
基礎化粧品の見直しはニキビが治るまで時間が掛かるので、皮膚科の治療でニキビが落ち着いてから試すでもいいかと思います。
ニキビができる原因を知る
敏感肌からくるニキビなのか乾燥からくる脂性肌が原因なのか…
肌タイプによって合う基礎化粧品が違います。
生理前のホルモンバランスが関係している場合は、それに合った基礎化粧品があります。
ニキビの原因がわかればどの基礎化粧品のが自分に合いそうか当たりを付けられます。
ただしニキビの原因は自分ではよくわからないこともあるので、効果がなかったら違うタイプの基礎化粧品を試してみるのがいいかと思います。
自分に合った基礎化粧品を見つける
ニキビの原因に検討を付けたら、それに合う基礎化粧品のトライアルセットを試してみるのをおすすめします。
肌タイプがわからなければ効果がありそうなものから順に試してみるのも一つの手です。
自分に合っていればトライアルセットを使い切るまでに効果が見えます。
ニキビ用基礎化粧品のトライアルセットはこちら。
オルビス クリアフルシリーズ(旧クリアシリーズ)
脂性肌やホルモンバランスの乱れによるニキビ肌に効くシリーズです。
しっかり皮脂を落としてくれる洗顔フォームや、ノンオイルで保湿してくれる乳液をお求めの方はこちらをどうぞ。
ノブ ACアクティブシリーズ
生理前になるとニキビがポツポツと…
そんな繰り返す大人ニキビにお悩みの方に向けたシリーズです。
Curel 皮脂トラブルケアシリーズ
皮脂でべたつくのにカサつく乾燥性敏感肌に向けたシリーズです。
心当たりがある方は一度試してみる価値はあるかと思います。
Curelは薬局でも購入できます。
富士フイルム ルナメアAC
繰り返す大人のニキビ肌対策のシリーズです。
筆者にとってはイマイチでしたが「使用感満足度84%」とちゃんと効果を実感している方も多くいらっしゃいます。
おわりに:ニキビを治すには積極的に行動すべし!
筆者は思春期ニキビを「そのうち治るだろう」とまじめに対処しなかったせいで、アラサーの今でもニキビ跡がうっすら赤らんだまま残ってしまいました…
同じような人が少しでも減ってほしいので、経験を共有してみました。
ニキビが定期的に、または絶えずでき始めら積極的に行動することをおすすめします。