海外移住準備

【三菱UFJ銀行】海外赴任が決まったらやるべき手続きを徹底解説

2021年8月7日

海外移住するけど三菱UFJ銀行の口座にはどんな手続きが必要なの?

こんなお悩みにお答えします。

三菱UFJ銀行は海外移住後も口座維持が可能です。

筆者も三菱UFJ銀行に口座を持っており、口座維持手続きをしました。ですが正直言って、手続き方法をネットで調べても何をすればいいのかよくわかりませんでした…(もちろんわかる方もいらっしゃると思いますが)

住所変更や海外移住者向けサービスの案内が個別にしか出てこないので、「これで全部?」「それとも他にやることあるの?」と不安になってしまったわけです。コールセンターに聞きながらやっと手続きを終えられました。

ここではその経験を基に、実際に海外移住前に行った手続きをすべてまとめました。この記事1つでコールセンターや窓口に聞きに行かなくても手続きを終えられるようになっています。

【三菱UFJ銀行】海外赴任が決まったらやるべき手続き

1.三菱UFJダイレクトに登録(出国1か月前まで)

三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)とは
ATMを使わずともインターネット上で残高確認や振り込みなどの取引ができるサービスです。

海外でも振り込み、残高確認などのサービスを利用する場合はインターネットバンキングに登録しておく必要があります。

詳しくはこちら

以下の手順はインターネットバンキングに登録してあることを前提としています。

2.ワンタイムパスワードカード発行(出国1か月前まで)

ワンタイムパスワードカードの発行は振り込みなどワンタイムパスワードを使う手続きに必要です。残高確認しかしないよという方は実施しなくても大丈夫です。(発行は無料なので一応申し込んでおくと安心です)

振込等の手続きにはワンタイムパスワードが必須です。ワンタイムパスワードは自分で決めるものではなく、UFJのアプリまたはワンタイムパスワードカードを使って発行するものです。

「UFJアプリのワンタイムパスワード」と「ワンタイムパスワードカード」は両立できないのでどちらか1つを使うことになります。ただしUFJのアプリは海外のアプリストアに対応しておらず、海外で使えなくなる可能性があるため、海外移住者はワンタイムパスワードカード一択です。ワンタイムパスワードカードは以下の手順で発行できます。

2-1.UFJアプリのワンタイムパスワード利用解除

UFJアプリのワンタイムパスワードを使っていない方はこの項目は飛ばしてください。

アプリのワンタイムパスワードを使っている方は利用を解除する必要があります。

注意ポイント

ワンタイムパスワードを解除するとワンタイムパスワードカードが家に届くまでの約1週間は振り込み等の手続きができなくなります。直近で必要な手続きをすべて終えてから利用解除することをおすすめします。

利用解除は以下の手順でできます。

  • ブラウザまたはアプリでインターネットバンキングにログイン
  • 「すべてのメニューを見る」→「お手続き」の「ワンタイムパスワード」→「その他のお手続き」→「ワンタイムパスワードの利用解除」の順に選択
  • 注意事項を確認して利用を解除する

2-2.ワンタイムパスワードカードの発行

ワンタイムパスワードカード発行の申し込みは以下の手順でできます。

  1. ブラウザまたはアプリでインターネットバンキングにログイン
  2. 「すべてのメニューを見る」→「お手続き」の「ワンタイムパスワード」→「ワンタイムパスワードカード申込」の順に選択
  3. 注意事項を確認して申し込む
  4. 約1週間でワンタイムパスワードカードが届く
  5. ブラウザまたはアプリでインターネットバンキングにログイン
  6. 「すべてのメニューを見る」→「お手続き」の「ワンタイムパスワード」→「その他お手続き」→「利用登録」から利用登録する

ちなみにワンタイムパスワードカードはこちらです。

ワンタイムパスワードカード

3.グローバルダイレクトを利用するか否か決める(出国3週間前まで)

「三菱UFJ銀行 海外移住」で検索するとグローバルダイレクトというサービスが出てきますが、グローバルダイレクトを使わなくても口座維持は可能です。ここではグローバルダイレクトとは何か、利用しない場合どうなるのかについて解説します。

グローバルダイレクトとは

月額300円で以下のサービスが受けられます。

  • ワンタイムパスワードカードやキャッシュカードなどの郵便物を海外に郵送してもらえる
  • 事前に登録していない海外の送金先にも送金できる
  • 資産管理レポートを利用できる

※将来的に日本に帰国予定がない方は利用不可。

詳しくはこちら

グローバルダイレクトを利用しないとどうなるのか

グローバルダイレクトを利用しないと月額料金が掛からない代わりにいくつか制限があります。

  • 事前に登録しておいた以外の外国送金先に送金できない(事前に登録しておけば送金可)
  • カード再発行などで郵送物を受け取る場合は一時帰国しなくてはならない
  • 資産管理レポートは利用できない
  • 日本の口座へは今まで通り送金可能
おゆ
筆者は夫婦ともにグローバルダイレクトを利用しないことにしました。銀行からの郵便物はここ何年もないし…外国送金先は登録しておいて、いざという時は送金できるようにしてあります。

4a.グローバルダイレクトを利用する場合:申し込み(出国3週間前まで)

グローバルダイレクトの申し込みはUFJの窓口でします。

必要な書類の案内等はこちら

4b.グローバルダイレクトを利用しない場合:外国送金先を登録(出国3週間前まで)

グローバルダイレクトは利用しないけれど海外口座に送金する可能性がある場合は「外国送金利用申し込み」「外国送金先口座登録」をする必要があります。

登録手順はこちら

注意ポイント

手続きに当たっては郵送物を受け取る必要があるため、日本にいる間に行ってください。

5.海外の住所に変更(出国前まで)

ここまでの手順がすべて終わったら登録住所を海外の引っ越し先に変更します。インターネットバンキングでの住所変更方法は以下で解説されています。

詳しくはこちら

注意ポイント

場合によっては窓口で手続きを行う必要があるため日本にいる間に手続きを始めることをおすすめします。

おまけ:外国送金手数料

外国送金には数千円かかるのでご注意を。

手数料はこちら

おわりに

ネット銀行の方が金利は高いですが、多くは海外移住に対応していません。UFJのようなメガバンクに口座を持っていて損はないです。むしろ海外移住者にとっては必須でしょう。問い合わせた時も丁寧に説明してもらえましたし、UFJは海外移住する方におすすめできる銀行だと思いました。

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