こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 駐在妻が働けない理由
- 仕事が禁止されている駐在妻でもできるおすすめ在宅ワーク4選
- 仕事が禁止されている駐在妻でもできるスキルアップ2選
駐在妻が働けない理由
就労許可がないビザ
駐在妻用に取得する帯同ビザには就労許可がないことがあります。
黙って収入を得ると最悪の場合、ビザを取り消される可能性があります。
会社から就労を禁止されている
駐在妻は配偶者の会社から就労を禁止されていることが多いです。
会社はそれなりの手当を出してくれていますし、駐在妻が働くと会社が行う手続きが煩雑になります。
会社にも禁止する理由があるわけです。
手当が受けられなくなるかも
家族が帯同している駐在員はその分給料が増えていたり、帰国時に家族分の飛行機代を払ってもらっていたりと様々な手当を受け取っています。
駐在妻が働くと一部の手当が必要ないとみなされて廃止されるかもしれません。
確定申告を自分でしなくてはいけない
収入を得ている人には確定申告をして税金を納める義務があります。
確定申告は基本的に居住国で行います。
夫の会社が代わりにやってくれる場合もありますが、そうでなければ駐在妻自ら行う必要があります。
異国の地で確定申告の方法やいくら払うべきかを調べる必要がありハードルが高いです。
仕事が禁止されている駐在妻でもできるおすすめ在宅ワーク4選
仕事禁止でもできる仕事ってどういうこと?
仕事が禁止されている駐在妻におすすめなのはストック型ビジネスです。
「ストック」は「仕込む」という意味です。
ストック型ビジネスは時間をかけて仕込んで後から収益を得るビジネスのことです。
会社員のように働いた分だけお金をもらえる仕事はフロー型ビジネスといいます。
具体的にはブログやYouTubeなどが該当します。
これらは作成したコンテンツに広告を貼ることで収益を得ます。
広告を貼るタイミングは自分で調整できるので、駐在中はコンテンツ作りに専念し、帰国してから広告を貼って収益化することが可能です。
この方法なら駐在中に収益が発生しないので就労許可がなくても大丈夫です。
始めはコンテンツ数が少ないため稼げないのがデメリットですが、駐在中は稼げなくていいので問題ありません。
駐在中にコンテンツ数を増やし、人気が出てくれば帰国後に月数万円から数十万円の収入を得ることも可能です。
しかも一度作ったコンテンツは放置しておいても年単位で稼ぎ続けてくれます。
うまくいけば会社員として働く以上の収益が得られるかもしれません。
特に海外駐在妻は海外生活自体が動画や記事のネタになるので有利です。
以下では就労禁止でもできるおすすめ在宅ワークを4つ紹介します。
①YouTube
おすすめポイント
- 海外生活がそのまま動画のネタになる
- 自分の得意分野について発信してもOK
- 動画編集スキルが身につく
YouTubeに動画を投稿し、広告を貼ると収益化できます。
チャンネルが人気になれば企業案件が来るかもしれません。
仕事が禁止されている駐在妻は駐在している間から動画を作ってファンを増やし、帰国後に広告を貼ったり、有料メンバーシップを開設したりして収益化できます。
コメント欄やライブ配信で投げ銭をもらうことも可能です。
海外生活をしていることはYouTuberとしての強みの1つです。
海外生活自体がネタになりますし、旅行の様子を記録した動画にも需要があります。
さらに動画編集スキルが身に付くので、帰国後に動画編集の仕事ができるようになります。
YouTubeの始め方はこちら
-
就労ビザいらず!駐在妻がYouTubeを始めるメリット・デメリット
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②ブログ
おすすめポイント
- 海外生活がそのまま記事のネタになる
- 自分が持っている専門知識についてのブログでもOK
- ライティングスキルが身につく
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ブログは趣味にも仕事にもなります。
世の中にはブログの収入で生計を立てている人もいるくらいです。
ブログは記事に広告を貼ることで収益化できます。YouTubeと似たような仕組みですね。
駐在中は記事を量産し、帰国後に広告を貼って収益化することが可能です。
これまでの仕事や勉強で身に着けた専門分野について解説するブログにも需要があります。
ブログを続けているうちにライティングスキルが付くので帰国後にWebライターの仕事を受注することも可能です。
ブログについて詳しくはこちら
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駐在妻がブログをやるべき6つの理由と得られる収入【就労不可でもOK】
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③音声配信
おすすめポイント
- 日々の出来事や考えたことを話すだけでもOK
- 映像がないので身バレしにくい
- 気軽に始められる
音声配信ではファンを増やし、帰国後に有料メンバーシップを開設したり音声配信を有料販売したりして収益化できます。
投げ銭機能がある配信サービスもあります。
音声配信では最近あった出来事を話したり自分の知識を解説したりする方が多いです。
イメージとしては友達に近況や最近考えたこと、役立つ情報などを話すのに近いです。
家事や通勤中の暇つぶしに聞く方が多いので、日々の他愛もない出来事を話すだけでも需要があります。
映像がない分編集が動画より楽ですし、身バレリスクも低くて始めやすいのも魅力です。
おすすめの配信先はstand.fmかVoicyです。
④SNS
おすすめポイント
- 日々の出来事や考えたことを投稿するだけでOK
- フォロワーが増えると影響力がつく
- 情報収集や友達作りにも使える
SNSは投稿に広告を貼ったり、企業案件を受けたり、SNSきっかけでブログやYouTubeチャンネルを見てもらったりすることで収益化できます。
駐在中はフォロワーを増やしておいて帰国後に収益化することも可能です。
おすすめはX(旧Twitter)やInstagramです。
ユーザー数が多く、知り合い以外からもフォロワーが集まりやすいためです。
また、純粋にコミュニケーションツールとして使うのも楽しいです。
駐在先の国に住んでいる日本人をフォローするとリアルな現地情報が手に入りますし、SNS上で友達ができることもあります。
仕事が禁止されている駐在妻でもできるスキルアップ2選
仕事ができないのであれば帰国後の仕事に役立つスキルを身に付けるのもいいですね。
ここでは駐在妻でもできるスキルアップ方法を2つ紹介します。
①資格取得
資格取得自体は仕事ではありませんが、帰国後の仕事に役立つ資格の勉強は海外でもできます。
働きながら資格勉強をするのは大変ですが、駐在中なら勉強時間がしっかり取れます。
資格試験は海外から受験できるものもあります。
日本でしか受験できない場合は試験日に被せて一時帰国するなどすれば受験可能です。
駐在帯同は資格取得のいい機会ですよ。
駐在妻におすすめの資格はこちら
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駐在妻が海外でも取れる資格11選!オンラインで勉強しスキルアップ!
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②語学勉強
駐在帯同は英語や現地の語学を勉強するいい機会です。
学んだ言語をすぐ実戦で試せるので、上達も早いです。
語学スキルを伸ばすには基本的な文法や単語を習得してから実際に使ってみるのが効果的です。
基礎知識がないと手も足も出ません。
海外駐在妻の効果的な英語勉強方法は以下の記事で解説しています。
駐在妻の英語勉強方法
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おわりに:仕事禁止の駐在妻にはストック型ビジネスがおすすめ
ここで挙げた仕事は、積み上げた結果が長期に渡って利益を生んでくれる「ストック型ビジネス」です。
駐在中に動画やブログ記事などを仕込めば、更新をやめても継続的に人を呼んで利益をもたらしてくれますよ。
駐在中に資産を作るつもりで始めてみてはいかがでしょうか。
YouTubeの始め方はこちら
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