ロサンゼルス＆ハリウッド行って良かった・残念だった観光地と穴場スポット

ロサンゼルスとハリウッドへ観光に行くけどどこに行けばいいかわからない。定番スポットやおすすめの観光地、ホテルはある？

穴場観光地はある？ぶっちゃけつまらなかった・残念だった観光地も知りたい。

こんな疑問にお答えします。

おゆ

アメリカ在住のおゆです。先日ロサンゼルス・ハリウッド旅行に行ってきたので、実際行って良かった観光地と残念だった観光地の両方を紹介します。

Vlogも作ったのでよろしければどうぞ。

ロサンゼルス・ハリウッドで行って良かったおすすめ観光地

本物のスペースシャトルが見られる「カリフォルニア・サイエンス・センター」

気象や宇宙、新型コロナウイルスなど科学に関する展示がある博物館です。

敷地内には3Dシアターもあり、毎日科学を題材とした上映がされています。

中でも一番の見どころは本物のスペースシャトル、エンデバーの展示です。

スペースシャトルの展示が見られるなんてアメリカでしかできない体験です。

写真では伝わりにくいですがめちゃくちゃ大きかったです。

機体は意外と汚れているというか年季が入っているように見えました。

実際に古いですし何度も使われているからかもしれません。

スペースシャトルの仕組みやトイレはどうしていたのかなどについての解説もありました。

入場チケットやシアターのチケットは公式HPからでも購入できます。

アメリカの日本村「リトルトーキョー」

リトルトーキョーには日本のお店が立ち並んでいます。

日本っぽい町並みで、日本語もちらほら聞こえてきます。

いわばチャイナタウンの日本版です。

おゆ

私たちが行ったホリデーシーズンは大盛況でした。日本人としてなんだか嬉しかったです。

サンリオショップもありました。コロナで入場制限をしているのか、行列ができていました。

私たちはヤマザキパンのお店で朝食のあんパンをを買いました。

アメリカにしては珍しくクリームパン、ショートケーキなども売っていて完全に日本のパン屋でした。

おゆ

アメリカ食に飽きていた私たちにとってはオアシスでした。 あんパンは餡がぎっしり詰まっていておいしかったです。

他にもたくさんのお土産屋やレストランが軒を連ねていました。

ディズニー発祥の地「カリフォルニア・ディズニー」

カリフォルニア・ディズニーはロサンゼルスから車で1時間ほどの場所にあるアナハイムという地域にあります。

カリフォルニア・ディズニーは世界で最初にできたディズニー・パークです。

現在は2つのパークからなり、ここでしか楽しめないアトラクションが多数あります。

日本にはないスターウォーズのエリアもあります。

ミレニアムファルコンやスターウォーズに出てくる街が完全再現されており、映画を見たことがある方は感動必至です。

USJの本家「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」

ハリウッドには本家ユニバーサル・スタジオであるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドがあります。

日本にないアトラクションも多数あり、USJに行ったことがある方でも十分楽しめます。

アトラクションを楽しむなら朝一で行くことをおすすめします。

おゆ

私たちが行ったときは8時に開演予定でしたが、7時45分にはゲートを開けてくれました。

コロナ禍だったので荷物検査をし、パスポートと新型コロナワクチン接種証明書、入場券を見せてようやく入場できました。

日本とは異なり、ホリデーシーズンでも開園直後はガラガラでした。午後から雨だったので余計に人が少なかったのかもしれません。

おかげで午前中にほぼすべてのアトラクションに乗れました。

マミーというジェットコースターは2回乗りましたが、どちらも5分待ちでした。

一番面白かったのはスタジオツアーです。

バスに乗り、有名な映画に出てきた街のセットや特殊な演出を体験できます。

こちらは鉄砲水が街を襲う様子を再現したセットです。実際に大量の水が流れてきて、少し恐怖を感じるほどの迫力でした。

飛行機事故現場を再現したセットもありました。写真では伝わりにくいですが、本物の旅客機くらいの巨大なセットでした。

同時に、バスのモニターではセットが使われた映画のワンシーンを見られます。

さらにバスはトンネルに入ります。トンネル内では360°張り巡らされたスクリーンで大迫力3D映像を見ながらキングコングの世界に入り込む体験ができました。

座席が揺れたり水しぶきが掛かったりと臨場感たっぷりで一番楽しめたエリアでした。

他にも色々なセットや3D映像のエリアがありましたがどれも本格的でハリウッド映画のすごさを思い知らされました。

スタジオ・ツアーは全部合わせて45分の長丁場だったのですが非常に満足できる内容でした。

以下の記事ではユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのお得なチケット購入方法について解説しています。

アカデミー賞授賞式の会場「ドルビー・シアター」

こちらはアカデミー賞の授賞式の会場になっているドルビー・シアターです。

授賞式のときは道にレッドカーペットが敷かれ、スターがリムジンに乗って現れます。

何もないときは普通に観光客が出入りできます。

おゆ

入り口の門（？）が巨大でした。

私たちはクリスマスに行ったので入口にはツリーがあり、フォトスポットになっていました。

奥に進むと今にもスターが降りてきそうな大きな階段があります。

建物にはブランド系のお店が何件か入っていました。

事前調査では「この辺は着ぐるみを着てチップをねだってくる人がたくさんいる」と聞いていたのですが、筆者が行ったときは1人もいませんでした。雨だったからかな。

文字通りシアターなので公式HPで映画のチケットも買えますし、シアター内を巡るツアーもあります。

スターのサインと手形がある「チャイニーズ・シアター」

こちらはチャイニーズ・シアターです。

新作映画の封切が行われる有名な場所です。

入り口前にはスターのサインと手形があります。

こちらもシアターなので普通に映画を見れますし、内部の見学ツアーもやっています。

チケットは公式HPから購入できます。

ロサンゼルス・ハリウッドの穴場スポット

他の観光地と比べるとマイナーですが、行って良かった場所を紹介します。

B'zのサインと手形がある「ギター・センター」

ギター・センターはギター中心の楽器屋です。

入口床のタイルにはロックの殿堂入りを果たしたアーティストの手形とサインがあるのですが、あまり知られていないのか閑散としていました。

殿堂入りしているのはQEENやスティービー・ワンダーなど誰もが知るアーティストばかりです。

こちらはQUEENの手形です。

フレディ・マーキュリーとジョン・ディーコンはサインのみですが、ブライアン・メイとロジャー・テイラーは手形もありました。

実はB'zも2007年にアジア圏のアーティストとして初めて殿堂入りしています。B'zの手形はこちら。

記念に手を合わせてみました。まずは稲葉さん。

次に松本さん。意外と小さい。

おゆ

筆者はB'zファンなので聖地巡礼になりました。

せっかくなので店内も見てきました。

入り口に大柄なお兄さんがいて、じっとこちらを見ていましたが入っても何も言われませんでした（笑）

エレキギターをはじめとして、アコースティックギターやドラムなどが売っていました。けっこう広かったです。

日系アメリカ人の歴史を学べる「全米日系人博物館」

カリフォルニアには戦前、日本から移住した方たちがたくさん住んでいました。

今も日系人が多い地域です。

全米日系人博物館ではそんな日系人がたどった歴史を紹介しています。

おゆ

私たちが行ったときは空いていたのでゆっくり見られました。

入場したら受付でチケット買います。

館内ではオーディオガイドの無料貸し出しをしており、日本語ガイドを聞きながら見学できました。

展示では日系人が戦時中に収容されていた隙間だらけの小屋が再現してあり、過酷な状況が伺えました。

リトルトーキョーのすぐ近くにあるので、ふらっと寄ってみるのもいいかもしれません。

ショッピングモール「ザ・グローブ」

主にブランド店が集まったショッピングモールです。

アメリカのブランドの商品は日本で買うよりアメリカで買った方が安いので、ブランド品がお目当ての方はぜひお立ち寄りください。

非常に雰囲気が良いですし、飲食店もあるのでふらっと立ち寄るだけでも楽しめます。

近くにはファーマーズマーケットやスーパーマーケットがあり、食料や飲み物などの調達に利用できます。

ロサンゼルス・ハリウッドで行って残念だった観光地

スターの名前が並ぶ「ウォーク・オブ・フェイム」

テレビなどで歩道にハリウッドスターの名が刻まれた星形のタイルが埋め込まれているのを見たことがあるのではないでしょうか。

そこがウォーク・オブ・フェイムです。

ウォーク・オブ・フェイムには星形のタイルが地下鉄1駅分くらいの距離に渡って続いています。

残念だった理由は筆者がハリウッドスターに詳しくなく、ほとんど知らない名前だったからと、治安があまり良くなかったからです。

中心地近くにはミッキーマウスなど日本でよく知られた名前もありましたが、タイルは大量にあるので知っている名前を探すのは早々に諦めました。

また、ハリウッドの中心地にはLINEショップなどたくさんの店が集まっていて賑やかなのですが、中心地から離れた場所は地面以外普通の歩道でした。

人気が少なく、スリやひったくりが多いと聞いていたのでそわそわしながら歩いていました。

行く前はスターの名前を探すのに夢中になるのを想像していたのですが、そうなれる場所ではありませんでした。

おゆ

とはいえ有名な観光地に行ってきたという満足感がありましたし、他の観光地のついでに行ける場所なので行く価値はある程度あると思います。

プラネタリウムと絶景「グリフィス天文台」

グリフィス天文台は「ラ・ラ・ランド」や「チャーリーズ・エンジェル」などのハリウッド映画のロケ地としても有名です。

しかし筆者が行った時期はコロナの影響で金土日の週3日しか営業しておらず、筆者が行った大晦日も閉まっていたため残念だった観光地に入れました。

開いていれば天文学についての展示やプラネタリウムが楽しめたのですが…

グリフィス天文台からはロサンゼルスのダウンタウンが一望でき、

ハリウッドサインも見えたのである程度満足はしました。

施設は閉まっていてもバスは運航していましたし、観光客もたくさんいました。

プラネタリウムのチケットは現地で当日券のみ販売しています。

プラネタリウムの開催時間やチケット販売日時はこちらを確認できます。

物騒な雰囲気だった「ロサンゼルスのダウンタウン」

ロサンゼルスのダウンタウンは治安がよくなく、どこか物騒な雰囲気でした。

私たちはホテルをロサンゼルスのダウンタウンに取り、徒歩で観光地まで行ったのですが、歩いている途中でホームレスの方にニヤニヤしながら何か言われました…

無視してきましたが怖かった…

そもそも車社会なので歩行者はほとんどおらず、たまにホームレスの方が歩いている程度。

ダウンタウンではあまり出歩かず、移動にはバスか配車サービスを使うのをおすすめします。

ちなみに電車も雰囲気が良くなかったので乗るのはおすすめできないです。

ロサンゼルス・ハリウッドで泊まったホテルレポート

Millennium Biltmore Los Angeles

ロサンゼルスのダウンタウンで泊まったホテルです。

料金は2人で1泊あたり111.27ドルでした。ロビーから重厚感あふれる内装で雰囲気が良かったです。

お部屋は広々でした。

大きなウォークインクローゼットもありました。

アメニティはシャンプー・リンス・ボディミルク・石鹸がありました。アメリカなのでスリッパとパジャマはありません。

残念だった点はバスルームの水の流れが悪かったことです。

シャワーを出すと途端に水が溜まってしまい、なかなか流れませんでした。私たちが泊った部屋だけかもしれませんが…

おゆ

実はアメリカのホテルはこういうトラブルが普通にあります。安いところはしょうがないのかもしれません。

ホテルの入り口に従業員の方が常駐していたので、Uber Eatsのデリバリーを受け取ってもらえて便利でした。

めずらしく日本語の公式HPもあるホテルです。

Elan Hotel

ハリウッドで宿泊したのはウエストハリウッドにあるElan Hotelです。

ハリウッドは治安が良くないのですが、ウエストハリウッドは高級住宅街のビバリーヒルズに近いため、比較的治安がいいそうです。

といってもホテル周辺の歩道にはホームレスの方たちのテントがちらほらあったり、最寄りのバス停のベンチをホームレスの方が陣取ったりしていました…

危ない目に遭うことはなく、ホテル自体は満足でした。

アメリカには築100年くらいのホテルもざらにあり、古いがゆえにエアコンが無かったり、水が流れにくかったりと何かあるホテルが多いのですが、ここは新しいようで不備がなく設備もきれいでした。

値段は2人で1泊271.12ドルでした。ウエストハリウッドでは安い方でした。

お部屋はこちら。

バスルームはこちら。

アメニティはシャンプー、リンス、ボディソープ、ボディミルクがすべてありました。アメリカなのでパジャマとスリッパはありませんでした。

近くにはビバリーセンターというショッピングモールや多くの飲食店があって立地がよかったです。

スタッフの方は親切でした。

おわりに：ロサンゼルス・ハリウッドの治安と感想

治安
ロサンゼルスはコロナの影響で治安が悪くなっているようです。確かに駅や道にホームレスらしき人が多かったりと、昼ですら不穏な空気を感じました。滞在中は陽が沈んだら極力出歩かず、事前に治安の悪い地域を調べて近寄らないようにするのをおすすめします。リトルトーキョーのすぐ隣にはスキッドロウという危険地域があるので入らないようにお気を付けください。

感想
治安は良くないですが、良い人たちにも出会えてよかったです。一度ホテルのロビーで夫がクレジットカードを落としてしまったのですが、近くにいた男性が拾って「Hey, friend!」と言って渡してくれました。そのまま持っていかれても気づかなかったのに本当に感謝です。後日、一応カード明細を確認したのですが、身に覚えのない請求はありませんでした。Uberのドライバーの台湾人の方やベトナム人の方も気軽に話しかけてくれて、人の温かさを感じた旅でした。

以下の記事ではロサンゼルス旅行に掛かる費用と節約術を解説しているので併せてどうぞ。

おゆ

実際にロサンゼルスを旅行した経験を元にして費用を計算しています。アメリカの10都市以上を旅行した筆者がよく使っている旅費節約方法も解説しています。