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ラスベガス

【グランドキャニオン旅行記】2泊3日グランドサークルツアー参加してみた

2022年8月31日

グランドサークルツアーってどんな感じ?参加して良かった?レンタカーで自分で回るよりツアーの方が良いのかな?
グランドキャニオンってどんな感じなんだろう?旅行記が見たい。

こんな疑問にお答えします。

おゆ
アメリカ在住のおゆです。グランドサークル2泊3日のツアーに参加してきたので、その時の様子をお伝えします。

この記事でわかること

  • 【グランドキャニオン旅行記】ラスベガス発2泊3日グランドサークルツアー参加してみた
  • グランドサークルツアーの感想

【グランドキャニオン旅行記】ラスベガス発2泊3日グランドサークルツアー参加してみた

8月に夫婦で2泊3日のグランドサークル日本人ガイド付きツアーに参加してきたのでその時の様子をお伝えします。

どんなツアーに参加した?

私たちが参加したのはこちらのツアーです。
>>グランドサークル2泊3日 グランドキャニオン&アンテロープ&セドナ&モニュメントバレー&ブライスキャニオン&ザイオン&エスカランテ<日本語ガイド> 

宿泊費や入場料、一部の食事も込みでした。現地で払ったのは一部の食事代とお土産代です。

ドライバー兼ガイドさんは現地の日本人の方1人で、かなりベテランの方でした。道中や観光地で頻繁に解説してくれました。フレンドリーで話しやすかったです。

初日の参加客は合計8人で、2日目にもう3人合流しました。観光地間はガイドさんが運転するバンで移動しました。

グランドサークルツアー1日目

ラスベガスから出発

初日はツアーガイドさんがラスベガスの各ホテルを回ってお客さんをピックアップしてくれるのですが、集合時間を見てびっくり。

なんと午前3時集合でした(笑)

私たちはこちらのルクソールホテルに宿泊していたのですが、最初にピックアップされるグループだったので他の方よりも早い時間が設定されていました。
ルクソール

夜10時に寝て起床時間は午前2時半。

おゆ
午前2時台にチェックアウトする人なんて他にいるのだろうか。

カウンターにスタッフさんがいるか不安でしたがさすが眠らない街ラスベガス、普通にいましたし、なんなら他のお客さんがいて並びました(笑)

ガイドさんは3時ピッタリに来てくれました。

ザイオン国立公園

車で3時間ほど走るとザイオン国立公園が見えてきました。

ここにはノース・フォーク・ヴァージン川によって砂岩が削られてできた地形があります。

グランドサークル一帯は赤茶色の砂岩でできています。

砂岩は他の岩に比べて柔らかく、浸食されやすいのでユニークな地形を生み出します。

こちらは道中の風景です。山が朝日に照らされてきれいでした。
道中の風景

ちなみに白い地層はかつて水に沈んでいた地層だそうです。

グランドサークルには地殻変動で持ち上がり自然の力で削られてできた地形が多いため、かつては海や川に沈んでいた地層が露わになっている部分があります。

ザイオン国立公園内では現地のツアーバスに乗り換えて進みました。
ツアーバス

バスを降りたら川沿いのハイキングコースを歩きました。
ハイキング

両側は切り立った崖になっていて壮観でした!
切り立った崖

ハイキング中にはなんとタランチュラを見かけました。

10cmくらいありましたが岩の上で動かなかったので危険ではなかったです。

ザイオン国立公園にはお土産店や飲食店もありました。

お土産店には現地の砂岩で作った置物などが売られていました。

私たちが出発する頃には駐車場が一杯だったので早く出発した甲斐がありました。

ザイオン国立公園内の山々が一望できる場所(テンプル・アンド・タワー)にも行きました。
テンプル・アンド・タワー

奥まで山々がそびえ立っていて絶景です。

きれいすぎて奥がハリボテに見えますが本物です(笑)

こちらはチェッカーボード・メサです。風によって削られてこんな模様になったそうです。
チェッカーボード・メサ

ガイドさんは各スポットで一番きれいに見える場所に連れて行ってくれるので毎回ベストショットを撮れます。

ザイオン国立公園の看板前でもパシャリ。
ザイオン国立公園の看板

映えるデザインです。奥はツアーのバンです。

ブライスキャニオン国立公園

次の目的地はブライスキャニオン国立公園です。
ブライスキャニオン国立公園の看板

景色がこちら!
ブライスキャニオン国立公園

土柱といわれる砂岩の柱が多数並ぶ不思議な光景です。

ここも砂岩が水や氷、風によって浸食されて今の地形になったそうです。自然が作った芸術ですね。

一部、柵が無くて崖のギリギリまで行けるところがありました。
柵が無いところ

実際に落ちる人もいるそうです…

それでも柵を設けないのが海外らしいですね。

自然のままの景色が残してあります。

景色を楽しんだらナバホ・ループトレイルを散策しました。

ブライスキャニオンを間近で見ながら崖を上り下りする往復約1時間のハイキングです。
ハイキング

道中にはthor’s hammerと呼ばれる土柱があります。
thor’s hammer

thor’s hammerとはマイティ・ソーのモデルになった北欧神話の神トール(Thor)のハンマーのことです。

写真中央右の土柱の上の方がハンマーのような形になっていますよね。

さらにこの道を下っていきます。
ハイキングコース

下り切りました。そびえ立つ土柱を真下から眺めながら歩いていきます。
土柱

上りは左右を砂岩の壁で挟まれたウォールストリートを通ります。息が上がるので休憩しながら進みます。
ウォールストリート

登り切りました!ハードでしたがその分達成感は大きかったです。
登頂後の風景

グランドステアケース・エスカランテ国定公園

ここでもまた違った珍しい地形が見られます。

国立公園は入場料が必要ですが、国定公園は入場料無料なのでゲートなどはなく、道路わきの駐車場に止めてすぐに入れました。

小さいグランドキャニオンのような風景。
グランドステアケース・エスカランテ国定公

20~30分歩いてお目当てのマッシュルーム奇怪岩群に着きました!
マッシュルーム奇怪岩群

きのこっぽい形の岩が立ち並ぶなんとも奇妙な光景です。

柔らかい砂岩でできた地面上に硬い岩が乗っており、岩の下だけ浸食が遅れてこんな形になったそうです。

おゆ
昔、世界ふしぎ発見で見たことがあったので実際に来れて感激でした。

他に比べて観光客が少なかったのでマイナーなスポットなのかもしれません。

レイクパウエル

レイクパウエルはアメリカで2番目に大きい貯水池です。

見渡す限りの広大な池が見られる…

はずでしたが私たちが行ったときは池が干上がって通常の20%くらいしか水がありませんでした…(笑)

太い川かな?
レイクパウエル

Comfort Inn & Suites Page at Lake Powell

この日はレイクパウエルの近くのペイジという街にあるComfort Innに宿泊しました。

こぎれいなエコノミーホテルで快適に休めました。冷蔵庫もありました。
Comfort Inn

ちなみに夕飯は近くのレストランに行ったのですが、注文してから30分以上経っても料理が出てこず、店員さんに催促してやっと出てきました。

アメリカあるあるなので疲れている時は要注意です…

グランドサークルツアー2日目

アンテロープキャニオン

2日目は朝一でアンテロープキャニオンに行きました。

現地の民族ナバホ族の居住地内にあり、現地ではナバホ族のガイドさんが案内してくれます。

アンテロープキャニオンにはアッパーとロワーの2か所がありますが、今回はロワー・アンテロープキャニオンに行ってきました。

おゆ
夫はここが一番感動した場所だったそうです。

アンテロープキャニオンは鉄砲水で砂岩の峡谷が削られてできた場所です。

神秘的な形の砂岩が見られます。

谷へは現地のガイドさんに連れられて階段で下っていきます。

内部はこんな感じ!ガイドさんに撮影を頼むとパノラマモードなどを駆使していい感じに撮ってくれます。
アンテロープキャニオン

まさに自然の造形美です。

こちらは笑ったサメの横顔に見える部分です。人の手が入らずにこんな風に削られるなんてすごいです。
サメの横顔

こちらは馬の横顔に見えませんか?
馬の横顔

ちなみに上の写真はオレンジ色を強調するフィルターを使って撮影しています。フィルターなしだとこんな感じにくすんでしまいます。
フィルターなしの写真

フィルターを付けた方が実物に近い色です。

周りが一面同じ色だと自動で変に補正が掛かってしまうようです。

こちらは右を向いた女性の横顔に見えませんか?
女性の横顔

上を見上げると空がタツノオトシゴの形に見える部分もありました。
タツノオトシゴ

アンテロープキャニオンを地上から見るとこんな感じです。
地上から見たアンテロープキャニオン

中があんな風になっているとは思いもよらないですよね。

ホースシューベンド

ホースシューベンドはコロラド川が馬蹄の形に湾曲して流れている部分です。

駐車場から徒歩で5分ほど歩いて近づきます。
ホースシューベンドまでの道

着きました!写真では伝わりにくいですが、めちゃくちゃ大きいです。
ホースシューベンド

柵がある箇所とない箇所があり、崖ギリギリまで近づいて写真を撮れます。柵がないところ

ここも稀に落ちる人がいるそうなので行く際はご注意ください…!

コロラド川を見るだけの場所ですが、感動モノの絶景でした。

モニュメントバレー

モニュメントバレーとは台地や岩山が点在している場所で、モニュメントが並んでいるように見えることから名付けられたそうです。

こちらもナバホ族の居住地内にあり、ナバホ族のガイドさんが案内してくれました。

現地でナバホ族のガイドさんが運転する専用の車に乗り換えて進みます。
専用車

自家用車でそのままモニュメントバレーに近づいている人もいましたが、舗装されていない道を進むので専用の車だと安心です。

モニュメントバレーに到着!めちゃくちゃ絵になる風景ですよね。
モニュメントバレー

1つ1つのモニュメントはてっぺんが平らですよね。

これらはかつて繋がっていて1つの大地だったそうです。

長い年月をかけて大地にできた溝が自然の力で広がって今の姿になりました。

もう少し詳しく解説すると、ここでは冬に砂岩にしみ込んだ雨水が凍ることがあります。水は氷になると膨張するので砂岩の亀裂を押し広げます。氷がとけると亀裂から砂岩が崩落して大地が少しずつ小さくなります。そうして今の姿になったそうです。

人がイスに座っているように見える岩山もありました。まさに自然が作った彫刻!
人がイスに座っているように見える岩山

人と比べると壮大さが伝わるかと思います。360°こんな景色が広がっています。
モニュメントバレー

ガイドさんがポーズ指定してくれてトリックアート的な写真も撮ってくれました(笑)
トリック写真

崖を押し広げる2人。

帰りにフォレストガンプポイントというめちゃくちゃ映える道で記念撮影。
フォレストガンプポイント

遥か先まで真っ直ぐ続く道がアメリカらしいですね。

グランドキャニオン国立公園

この日の最終目的地はグランドキャニオンです。

おゆ
筆者が一番感動したのはグランドキャニオンです。どこも壮大な景色ですが、最も広くて圧倒される景色でした。

グランドキャニオンは地殻変動によって持ち上げられた地面がコロラド川によって削られた地形です。

私たちが行ったサウスリムでは標高が2000m以上あります。

その分気温が低いので羽織るものが必要です。

展望台からの景色はこちら。
グランドキャニオンのパノラマ写真

おゆ
絶景やん…

パノラマ写真なので平面ですが、180°分くらいの視界を写しました。

例によって柵がある箇所とない箇所があります。

柵が映らないとより自然に近い景色に写ります。

雲の切れ目から光が差し込むとこんな神々しい景色になります。
グランドキャニオン

いつまでも見ていられます。

ヤバパイロッジ

この日はグランドキャニオン国定公園内にあるヤバパイロッジに泊まりました。

山にあるロッジですがお部屋はきれいでした。
ヤバパイロッジ

冷蔵庫も付いていました。

ツアーではきれいで設備が整った宿泊施設を選んでくれています。

ロッジには宿泊棟から歩いて5分くらいのところにレストランとお土産店もありました。

グランドサークルツアー3日目

グランドキャニオン

3日目の朝は5時半くらいからグランドキャニオンからのご来光を見に行きました。

日の出の少し前に着いたので朝日が出て昇っていく様子を拝めました。

日の出前はこんな感じ。すでに遠くが赤らんでいます。
日の出前

ご来光~!朝焼けがきれい。
日の出

朝日に照らされるグランドキャニオン。
朝日に照らされるグランドキャニオン

この後朝食を食べ、グランドキャニオンの看板で記念撮影しました。
グランドキャニオンの看板

セドナ

次の目的地はセドナという街です。

セドナは砂岩の岩山に囲まれた街で、パワースポットとして有名です。

さっそくベルのような形をしたベルロックを抱えて記念撮影。
ベルロック

街からはベルロックのような岩や山が複数見えます。

セドナにあるチャペル・オブ・ホーリークロスに来ました。
チャペル・オブ・ホーリークロス

十字架が岩間に突き刺さったような斬新なデザインです。

チャペルの周りは岩山で囲まれています。

写真中央に小さく写っている岩は聖母マリアが幼いキリストを抱きかかえた形をしています(Madonna & Chile)。すぐ後ろには聖母マリアを見守る2人の尼僧(2 Nuns)がいます。
チャペルの周りの岩山

教会をデザインしたマルガレット・スタウドはこの岩たちを見てこの場所に教会を建てようと思ったそうです。

中の様子はこちら。明るい外とはまた違って厳かな雰囲気が漂っています。
チャペル・オブ・ホーリークロス内部

教会の地下にはお土産屋がありました。

エアポート・メサ展望台という飛行場の展望台からはサンダーマウンテンが見えました。
サンダーマウンテン

雷がよく落ちるからサンダーマウンテンと呼ばれているそうです。

セドナの街ではお昼ご飯を食べました。ものすごく雰囲気のいい街でした。
セドナの街

私たちはカウボーイクラブというお店でエルクという鹿のお肉を食べました。
エルクの肉

この辺ではエルクが多く生息していて私たちもグランドキャニオンで見ました。

エルクの肉は癖が無くて筋肉質でおいしかったです。

お土産屋もたくさんありました。

パワーストーンを買えるクリスタル・ボルテックスというお店にも行ってきました。

ルート66

最終目的地はルート66です。
ルート66

ルート66はイリノイ州シカゴから南下し、アメリカを横断してカリフォルニア州ロサンゼルスまでを結ぶ国道です。

現在はハイウェイができてかつてほどの活気はありませんが人気の観光地の1つです。

遥か先まで続く一本道をバックに記念撮影。
ルート66で記念撮影

この後ルート66沿いにある街、セリグマンを散策しました。

飲食店やルート66のグッズを売るお土産店がありました。

私たちはこちらのマグカップとコースターを購入。デザインがかわいい!
ルート66のグッズ

ちなみにディズニー映画カーズの製作者が車に顔を付けるアイデアを思い付いたのはルート66がきっかけだったそうです。

カーズにちなんだパネルもありました。
カーズのパネル

ラスベガスへ帰還

最後はラスベガスの各ホテルへ送ってくれました。

ラスベガス近辺の平地には大量のソーラーパネルが設置されていました。
ソーラーパネル

これでラスベガスの電気の一部をまかなっています。

そのおかげかラスベガスの電気代はかなり安いそうです。

ホテルには18時台に着きました。

ツアー前後の日はスベガス観光も楽しめました。

おわりに:グランドサークルツアーの感想

グランドサークルツアーは大満足でした。

ガイドさんは道中や観光地で頻繁に解説してくれたので下調べなしでも十分楽しめました

何よりグランドサークル観光では1日何時間も運転しなくてはいけないので、運転をすべてやってもらえたのはかなり楽でした

初日の早起きは大変でしたが、ザイオン国立公園の駐車場はすぐに埋まってしまっていたのでしょうがなかったと思います。

値段は1人約1,000ドルと高く見えますが、自分でレンタカーを借りて3日で同じだけ回るのは相当慣れていないと不可能です。倍の日数はかかるでしょう。

そうなると宿泊費や食費が増えるので結局ツアーに参加する分の値段は掛かっていたと思います。

ツアーだとガイドさんの解説を聞けたり、おすすめのレストランやお土産店を教えてもらえたりしてより快適に過ごせました。

グランドサークル旅行に行く方におすすめのツアーです。

今回参加したツアーはこちら。

>>グランドサークル2泊3日 グランドキャニオン&アンテロープ&セドナ&モニュメントバレー&ブライスキャニオン&ザイオン&エスカランテ<日本語ガイド> 

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