

こんな疑問にお答えします。

ラスベガスにはモノレールも走っているのですが、バスの方が広い範囲を網羅しているのでバスだけでも十分です。
この記事を読めばバスを使ってお得にラスベガス観光できるようになりますよ。
この記事でわかること
- ラスベガスのバスのチケットの種類と料金
- アプリを使って乗る方法
- バスの治安・路線図・利用する際の注意点
- バスで空港からラスベガスのホテルまで行く方法
ラスベガスのバスのアプリを使った乗り方
ラスベガスにはどんなバスがある?
ラスベガスではRTC(ネバダ州南部地域交通委員会)が運行するバスが走っています。RTCのバスには202などの番号が付いている路線やDEUCE、BHX、CXというアルファベットの名前の路線があります。
こちらはDEUCEです。ストリップというラスベガスの中心の通りを走る2階建てのバスです。
どの路線に乗るべきかはGoogleマップで簡単に検索できます。
チケットの種類・料金
RTCバスは路線ごとにチケットの種類と料金が異なります。どの路線も5歳以下は無料です。
アメリカ在住の17歳以下または60歳以上の方や障がい者の方などは割引価格で利用できます。希望する場合はBonneville Transit Centerに行き、アメリカの免許証などの身分証を提出する必要があります。
Strip & All Access
RTCバスのすべての路線に乗車できます。ラスベガス中心のストリップ通りを走るDEUCEバスも利用できます。観光客向けのチケットです。
料金はこちら。すべて一定時間乗り放題のパスです。
2時間パス | 6ドル |
24時間パス | 8ドル |
3日間パス | 20ドル |
Residential
100・200・400番台のバスに乗車できます。DEUCEバスには乗車できないのでどちらかというと地元の人向けです。
片道券 | 2ドル |
2時間パス | 3ドル |
24時間パス | 5ドル |
7日間パス | 20ドル |
15日間パス | 34ドル |
30日間パス | 65ドル |
片道券はチケットの発行はなく、バス車内で直接お金を払います。おつりは出ないので注意です。
Game Day
アメフトなどのイベントがある際に運行する600番台のバスに乗れます。バスのルートなど詳しくはこちらをご確認ください。
料金は日によって決まっているので、都度アプリからご確認ください。
アプリを使ったチケットの買い方・使い方
RTCの公式アプリでチケットの購入、バスへの乗車ができます。
券売機がないバス停も多いので、チケットはアプリで事前に用意しておくのをおすすめします。
step
1アプリをダウンロード
こちらのRTC公式アプリをダウンロードします。
step
2アカウント作成
アプリトップ画面の「Log In or Sign Up to view balance」をタップします。
「New account」タブをタップして必要事項を入力し、アカウントを作成します。
step
3チケットの選択
アプリのトップ画面で「Buy Passes」を選択します。
購入するチケットの種類を選択します。

チケットの利用期間を選択します。
「Multiple」タブで複数枚の購入も可能です。
チケットは譲渡不可ですとの注意文が出るので確認して「Accept & Continue」を押します。
step
4支払い
「Pay with New Card」をタップしてクレジットカードを登録し、支払います。
step
5チケットのアクティベート
購入後にアクティベートすることでチケットが使えるようになり、有効期間のカウントダウンが始まります。
トップ画面で「My Passes」を選択します。
アクティベートしたいチケットを選択します。
「チケットをアクティベート」ボタンを押します。
step
6QRコードの表示
「My Passes」画面からチケットのQRコードを表示できるようになったので、バス乗車前に出しておきます。
バスの乗り方
乗車時は運転席横にある機械にQRコードを読み込ませます。
降車駅が近づいたらバスのポールまたは天井にあるSTOPボタンを押します。
降りる際は支払いなどの必要はありません。そのまま降りればOKです。
ラスベガスのバスの路線図
ストリップ通りを走るDEUCEバスの路線図はこちらです。
引用:RTC HP Schedules & Maps
RTCの全路線の路線図はこちらでまとめて確認できます。観光客が行く場所は網羅されています。
ラスベガスのバスの治安

結論、ラスベガス中心地は昼も夜も治安が悪いとは感じませんでした。
ただし中心地から外れると一気に人気がなくなるので、夜間はストリップを走るDEUCEバス以外は使わない方がいいと思います。
車内の様子はこんな感じでした。
夜は酔っぱらったおじさんが周りの人に絡んでいるのを見かけたので、そういう人に近寄らなければトラブルなく過ごせるかと思います。
ラスベガスのバス利用時の注意点
アクティベート前のチケットにも有効期限がある
アクティベート前のチケットは基本的に購入後1か月で期限切れになります。
有効期限は購入後のチケット下部に書いてあります。
事前にチケットを購入していく方はご注意ください。
バスが時間通りに来ないことがある

夜8時台にバス停で待っていたところ、10分間隔で来るはずのバスが30分以上来ませんでした。やっと乗ったら車内は満員で乗れない人も出ていました。
何かトラブルがあったのかもしれませんが、特に説明もありません。ラスベガスに限らずアメリカの公共交通機関はこういうこともあるのだと諦めて乗るしかないです。
ちなみにそれ以外のバスは予定時間の10分以内には来ていたので常に大遅刻するわけではないです(笑)
空港からホテルへのバスを使ったアクセス方法
ラスベガスのマッカラン国際空港から市街地のホテルまではバスでもアクセスできます。
経路はこちら。
バスを使えば他の交通手段と比べても最安で移動できます。
ただし乗り換えがあるので徒歩の次に時間が掛かります。どのホテルへも40分以上は見ておいた方がいいです。
配車サービスなら10分ほどでホテルまで行けるので、追加料金(15ドルくらい)が許容できるのなら配車サービスの方がいいかもしれません。
アメリカの配車サービスについてはこちらの記事で紹介しています。
詳しくはこちら
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おわりに:旅費の節約にどうぞ
空港からホテルまでの移動には車が圧倒的に早いですが、それ以外の移動にはバスが便利です。ラスベガスを観光するのなら24時間パスか3日間パスがちょうどいいです。配車サービスを使うよりかなりの費用節約になりますよ。