こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 商用利用は可能?Filmoraの個人版と法人・商用版の違い
- Filmoraの音楽・エフェクト・テロップなどの商用利用は可能?
商用利用は可能?Filmora(フィモーラ)の個人版と法人・商用版の違い
個人版と法人・商用版の違いまとめ
Filmoraの個人プランと法人・商用プランの違いはこちらです。
個人プラン | 法人・商用プラン | |
主な用途 | 個人の趣味や思い出作り | 法人や個人事業主が仕事として使う |
商用利用(宣伝動画や企業案件動画) | × | 〇 |
動画を法人のサイトにアップロード | × | 〇 |
社内資料やマニュアル作成 | × | 〇 |
SNSに動画をアップロードして広告を付ける | 〇 | 〇 |
個人的利用(商用でない) | 〇 | 〇 |
参考:Filmorak公式HP よくあるご質問 商用NG?動画編集ソフトFilmoraの企業利用完全ガイド
個人プラン
個人プランについてFilmoraの公式HPでは以下のように定義されています。
[個人利用とは]
ここで定義する個人利用とは、 個人用の動画制作を意味します。以下に記載した内容は個人利用の一例です。
具体例:
- 個人の趣味など、個人用のフッテージを編集、制作した動画をYoutubeやFacebookなどのソーシャルメディアプラットフォームに投稿すること
- 家族やお友達とのイベントや思い出の編集動画をDVDに保存すること
個人プランは個人が自分のための動画を作成するためのプランです。
会社や仕事が絡まない個人の趣味や思い出作りなどの動画ならYouTubeで広告を貼るなどして収益が得られたとしても個人プランでOKです。
一方で法人利用や個人で受けた企業案件などの動画作成時は以下の法人・商用プランに加入する必要があります。
法人・商用プラン
法人・商用プランについてFilmoraの公式HPでは以下のように定義されています。
[法人利用とは]
ここで定義する法人(商用)利用とは、法人団体が商品及びそのサービスを宣伝・プロモーションすることを目的としてFilmora製品を利用することを意味します。
具体例:
- 作成した動画を法人HPやYoutubeなどにアップすること
- 集客やサービス提供・宣伝を目的とした商品マニュアルやPR映像などの作成
- 放送・映像の制作を目的とした制作会社様でのご利用
- 社内使用での説明資料、作業指示が目的での作成など
- 法人用Youtubeチャンネルからの動画投稿、もしくは個人Youtubeチャンネルであっても法人案件ビデオやプロモーションビデオなど、法人(商用)用とみなされる動画を公開する場合
居住する国の法律により「法人(商用)利用」の定義が異なりますので、現在日本に居住されている方で上記のご利用以外でも法人(商用)利用に当たるかどうか判断されにくい場合は、お手数ですが弊社のサポートセンターまでご連絡をいただきますようお願いいたします。
https://support.wondershare.jp/ask-a-question.html
法人・商用プランは会社用や仕事として動画を作成、使用するためのプランです。
例えば企業案件動画を作成する場合や、法人用に動画を作成する場合などは法人・商用プランを使用しなくてはいけません。
社内研修動画、社内マニュアルなど、報酬がなくても会社のために使われる場合は法人・商用プランで契約する必要があります。
法人・商用プランで個人の趣味など私的な内容の動画を作成することは可能です。
学生・教職員プランもあります
学生・教職員プランとは学生・教職員のための割引プランです。
学生や教職員が教材動画を作ることが想定されています。
学校法人がプロモーションや宣伝などでFilmoraを利用する際は法人・商用プランを契約する必要があります。
個人プランでできることの範囲内でも使えます。
Filmora(フィモーラ)の音楽・エフェクト・テロップなどの商用利用は可能?
Filmora初期搭載の素材
Filmoraに元々入っている音楽、BGM、サウンドは法人・商用プランに加入していても商用利用できません。
トランジション、テキストなどその他の素材は法人・商用プランであれば商用利用可能です。
個人プランでできることの範囲内ならどの素材を使っても大丈夫です。
Filmstockで購入できる素材
Filmstock(フィルムストック)とはFilmoraが提供する動画素材のサブスクサービスです。
Filmora初期搭載の素材では物足りない方が購入します。
法人・商用プランの方はFilmstockの素材のほとんどを商用利用できます。
商用利用できない素材は以下です。
商用利用できない素材
- シネマオーバーレイ - シネマライトパック
- シネマオーバーレイ - デジタルグレインパック
- シネマオーバーレイ - ビンテージフィルムパック
- シネマオーバーレイ - ムービーカラーパック
- Blockbuster Vol1 - 爆煙パック
- Blockbuster Vol1 - 銃弾パック
- Blockbuster Vol1 - 稲妻パック
- Blockbuster Vol1 - 爆発パック
- Blockbuster Vol3 -流血パック
- Blockbuster Vol3 -血しぶきパック
- Blockbuster Vol3 -クラウドパック
- Blockbuster Vol3 - デジタルグレインパック
- Blockbuster Vol3 -スモークパックVol.1
- Blockbuster Vol3 - スノーパック
- Blockbuster Vol5 -ビッグガンショットパック
- Blockbuster Vol5 -フロントガンショットパック
- Blockbuster Vol5 -被弾パック
- Blockbuster Vol5 -ライフルショットパック
- Blockbuster Vol5 -弾丸パック
- Blockbuster Vol5 -スモールガンショットパック
- Blockbuster Vol5 -静かな銃撃パック
- Blockbuster Vol4 - 爆発パックVol.2
- Blockbuster Vol4 -衝撃波パック
- Blockbuster Vol4 -ファイアーパック
- Blockbuster Vol4 - スモークパックVol.2
- Blockbuster Vol4 -大爆発パック
- Blockbuster Vol4 -煙パック
- Blockbuster Vol2 - 隕石パック
- Blockbuster Vol2 - レーザー光線パック
- Blockbuster Vol2 - 大規模エフェクト
- Blockbuster Vol2 - 崩落パック
ただし素材を50万部以上複製する場合はライセンスの拡張が必要になります。
個人プランでできることの範囲内ならどの素材を使っても大丈夫です。
Filmoraの各プラン料金
個人プラン
プラン | 料金 |
1年間プラン | 年6,980円 |
マルチプラット 1年間プラン | 年7,980円 |
永続ライセンス | 8,480円 |
無料体験版 | 0円 |
無料体験版ではFilmoraを7日間無料で使えます。
ただし作成した動画にはFilmoraのロゴの透かしが画面上に自動で挿入されます。
透かしをなくすには有料プランに加入する必要があります。
Windowsパソコンで動画編集する場合はどの有料プランに加入しても透かしのない動画が作れます。
しかしMacパソコンやスマートフォンなどWindowsパソコン以外で動画編集する場合は「1年間プラン」か「永続ライセンス」だと透かしが入ってしまいます。
これらのデバイスでも透かしを消したい場合は「マルチプラット 1年間プラン」を購入する必要があります。
「永続ライセンス」は購入すれば一度の支払いで済む買い切りプランです。
ただしメジャーアップデートには対応していません。
「永続ライセンス」ではバージョン13.10から13.20のようなマイナーアップデートは無料ですが、バージョン13から14のようなメジャーアップデートには対応していません。メジャーアップデートをするにはサブスクプランに加入するか新しいバージョンの「永続ライセンス」を購入する必要があります。
「1年間プラン」と「マルチプラット 1年間プラン」はメジャーアップデートに対応しています。
法人・商用プラン
プラン | 料金 |
Filmora3か月プラン | 3か月3,480円 |
永続ライセンス | 12,900円 |
法人・商用プランは商用利用可で、かつマルチユーザーコントロールにも対応しています。
マルチユーザーコントロールとは複数のデバイスで1つのFilmoraアカウントにログインして動画編集することです。個人プランはマルチユーザーコントロール非対応なので別のパソコンでFilmoraを使う場合は元のパソコンのFilmoraアカウントをログオフする必要があります。
法人・商用プランに加入して作成した動画に透かしは付きません。
「永続ライセンス」は買い切りですが、バージョン13から14のようなメジャーアップデートには対応していません。
バージョン13.10から13.20のようなマイナーアップデートは無料です。
「Filmora3か月プラン」は3か月ごとに支払いが必要ですが、メジャーアップデートに対応しています。
>>Filmora公式HPはこちら学生・教職員プラン
プラン | 料金 |
1年間プラン/1PC | 年5,980円 |
永続ライセンス/1PC | 7,980円 |
学生・教職員プランは1つのパソコンあたり1つのライセンスが付与されます。
どちらのプランもアップデートに対応しており、作成した動画には透かしは付きません。
>>Filmora公式HPはこちらおわりに:Filmoraを商用利用するなら法人・商用プラン
Filmoraで作った動画を商用利用する場合は法人・商用プランを契約しましょう。
ただし個人で上げた動画に広告を付けて収益化するだけなら個人プランでもOKです。
法人・商用プランが必要なのは企業案件動画を作ったり法人が使う動画をFilmoraで作成する場合です。
「いきなり購入するのはちょっと…」という方は無料お試しを使ってみるのがおすすめです。
7日間Filmoraを無料で使ってみて使い心地を試してみてください。
>>Filmoraの無料お試しプランはこちら(公式HP)以下の記事ではFilmoraをインストールして1本目の動画を作るまでの方法を解説していますのでよろしければどうぞ。
Filmoraの使い方
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これで動画1本作れる!Filmora(フィモーラ)の基本的な使い方
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