シカゴ

シカゴの旅費と節約術を徹底解説【米11都市を旅行した在住者が解説】

2023年4月14日

シカゴ旅行にはいくら費用が掛かるんだろう?
シカゴの旅費ってどうやって節約すればいいの?安く済ませたいけど旅の質は下げたくない。

こんな疑問にお答えします。

おゆ
アメリカ在住のおゆです。実際にシカゴ旅行に行った際に掛かった金額を元に記事を書きました。アメリカ旅行で11都市を旅行した経験から旅費節約術も解説します。

結論を言うとシカゴ旅行には1人25万円ほど掛かります。

「けっこう高い…」と思うかもしれませんが、この記事で紹介するサービスを使えば数万円は節約できますよ。

この記事でわかること

  • シカゴ旅行に掛かる費用総額
  • シカゴ旅行の費用内訳と満足度は保ちつつ旅費を節約する方法

シカゴ2泊3日旅行の費用総額は1人当たり約25万円

旅費の総額は旅行の日数と行く場所に寄ります。

ここでは例としてこちらの記事で紹介しているモデルコースに掛かる費用を計算してみました。

2泊4日モデルコース概要

1日目:お昼ごろに空港に到着→シカゴ観光
2日目:シカゴ観光
3日目:シカゴ観光→日本へ出発→機内泊
4日目:日本に到着

※日本発着の場合は時差の関係で最終日が機内泊になります。

この場合の2人分の旅費は以下のようになります。(費用項目をタップすると詳細説明に飛びます。)

費用 料金 節約ポイント(以下で解説)
観光費 約32,000円 シティパスで割引き
飛行機代 約400,000円 エクスペディアで料金比較
ホテル代 約25,000円 エクスペディアで予約
通信費 約2,700円 U.S.データのレンタルWiFiをグループで共有
現地の移動費 約3,600円 公共交通機関を利用
食費 約14,000円  
ESTA 約5,000円  
総額 約490,000円  

1人あたり25万円くらいの予算があればシカゴを楽しめます。

内訳や節約方法については以下で解説します。

シカゴ旅行の費用内訳と旅費節約術を徹底解説

観光地のチケットは日本より高め。でも観光パスで安くなる!

観光費

シカゴの観光地の入場料は4,000~7,000円くらいと日本よりお高めです

観光地の入場料例

  • スカイデッキシカゴ:59ドル(約7,000円)
  • フィールド博物館:42ドル(約5,000円)
  • シカゴ美術館:35ドル(約4,000円)
  • 建築リバーツアー:52.65ドル(約6,000円)

※2023年4月現在の料金

シカゴシティパスを使えば観光地の入場料を節約できます

シカゴの定番観光地5か所の入場料が4割以上割り引かれる観光パスです。金額にして1万円以上も安くなります。

おゆ
筆者はアメリカ旅行の時はいつもシティパスを使っています。めちゃくちゃお得なので助かっています。

以下は筆者が使用したシカゴシティパスです。(一部をモザイクなどで隠しています。)
シカゴシティパスのバウチャー

こんな風にメールでQRコードが送られてきます。

これを対象観光地の入り口で見せれば入場できます。

\1年間の返金保証付き/

シカゴシティパス公式HPを見る

リンク先の右上の地球マークから言語設定を日本語にできます。

詳しくはこちら

シカゴシティパスでシカゴ観光をお得に楽しむ方法!使い方・予約方法も解説

続きを見る

「聞いたことがないサイトで買うのはちょっと…」という方は楽天トラベル観光体験で買うのがおすすめです。

あの楽天が運営するサービスなので安心して購入できます。

\楽天ポイントが貯まる・使える/

楽天トラベル観光体験でシカゴシティパスを見る

飛行機代は最低でも20万円ほど。最安値を探せるかが費用に直結!

飛行機代

日本からシカゴへの往復航空券は乗り継ぎありなら20万円前後、直行便利用なら約30万円前後です。

片道の飛行時間は乗り継ぎありなら15時間以上、直行便なら約12時間です。

飛行機代は航空会社によって異なるので、少しでも安く済ませたいのなら複数の航空会社の料金を比較する必要があります。

例えば成田空港からシカゴのオヘア国際空港までの便の例はこちら。(もっとありますがとりあえず3つだけ載せています。)
飛行機料金比較

1つ目と3つ目はどちらも直行便でアメリカの航空会社、所要時間も同じくらいですが、価格が3万円以上異なります。

同じ内容なら安い方を選びたいですよね。

2つ目は最安値の航空券で乗り継ぎは1回です。

ただし移動に30時間以上かかります。時間はたくさんあるからとにかく安い便が良い方向けです。

ちなみにこちらの便は乗り継ぎ1回ですが16時間半で着きます。価格も直行便よりは数万円安いです。
飛行機料金比較2

上記のような航空券検索はExpedia(エクスペディア)を使うと簡単にできます。

エクスペディアでは400社以上の航空会社の航空券を一括検索してくれます。

検索結果は料金が安い順やフライト時間が短い順に並び変えできるので、条件に合った航空券が見つかります。

エクスペディアを使うにはまず以下のリンクからエクスペディアの公式HPにアクセスします。

\最安の航空券を簡単検索/

エクスペディアで航空券を探す

「航空券」タブを選択するとこちらの画面になるので、必要事項を入力して「検索」を押すだけで航空券の一覧が出てきます。
航空券検索

シカゴに行くならオヘア国際空港が目的地になります。

さらに航空券と同時にホテルもエクスペディアで予約すると数千円から数万円の値引きがあります

ホテル代はそこまで高くない。市の中心から離れると治安が悪くなるので注意

ホテル代

シカゴのホテル代はエコノミーホテルなら1泊2人で1万5千円前後です。

ヒルトンやウエスティンなどの高級ホテルは3~6万円くらいです。

アメリカのホテルを安く予約するのにもエクスペディアが活躍します。

アメリカの企業が運営しているだけあってアメリカの掲載ホテル数が多く、値段は最安値水準です。

おゆ
ホテル予約サイト間でアメリカのホテルの値段比較を行った結果は以下の記事で解説しています。

おすすめホテル予約サイト

一番安いのは?アメリカのおすすめホテル予約サイト8つを徹底比較

続きを見る

さらに航空券とホテルを同時予約すると割引があります。

こちらはエクスペディアでシカゴのホテルを検索した結果です。航空券とホテルの同時予約をするとこのように1泊無料や航空券の料金全額OFFなどの割引を受けられます。
ホテル検索

ホテルと航空券を同時予約するにはまず往復分の航空券を選択します。すると以下の画面が出るので、「パッケージを検索」を押します。
エクスペディアでホテルと航空券を同時予約

エクスペディアはそもそも安い料金でホテル予約できる上に航空券の料金を比較でき、同時予約割引もあるので他の予約サイトよりもかなりお得です。

\アメリカのホテルが安く予約できる/

エクスペディアでホテルを探す

シカゴ市内観光をするなら観光地へのアクセスに便利なミレニアムパーク西側のエリアに宿泊するのがおすすめです。
シカゴの地図

市の中心部から離れるとホテル代は安くなりますが、代わりに治安が悪くなります。泊まるなら

ちなみに私たちがシカゴ旅行で泊まったホテルはLa Quinta Inn & Suites by Wyndham Chicago Downtownです。

上のベッドの写真はこのホテルの部屋です。

料金は2人1泊で102.56ドル(約12,000円)でした。

全体的に広々とした清潔感のあるお部屋でした。
バスルーム

そしてなんと無料の朝食バイキング付きでした。アメリカではコロナの影響か朝食付きのホテルは珍しいので嬉しい。
朝食バイキング

シカゴの中心部にあって観光地へのアクセスもよかったです。けっこうおすすめのホテルです。

移動費を浮かすなら公共交通機関で。シカゴでは電車もバスも利用可能。

現地の移動費

シカゴでは電車やバスが利用できます。

他の利用手段と比べて格安で移動できるのでおすすめです。

1日乗車券は5ドルです。

電車・バスの乗り方

シカゴのCTAバスと電車(地下鉄)の乗り方・治安・路線図・料金

続きを見る

空港から市内へは電車1本で移動できますよ。

空港から市内への行き方

シカゴの空港から市内へのアクセス方法を解説【電車・Uber・シャトルバス】

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ただし夜間の移動は不安が残るので、心配な方は配車サービスを利用するといいです。

アメリカの配車サービスにはUberとLyftの2つがあります。

どちらもよく似たサービスですが、日本人にはアプリが日本語対応しているUberがおすすめです。

Uberの使い方はこちら

アメリカでのUberの使い方を徹底解説!領収書発行・予約方法など

続きを見る

料金はUberもLyftも利用者が多いと高くなり、少ないと安くなるダイナミックプライシングを採用しています。

そのためどちらが安いとは一概には言えません。

移動費をできるだけ安くしたいのならUberとLyft両方の値段を比べるのがおすすめです。

おゆ
筆者はアメリカ在住で配車サービスの利用回数が多いので、両方のアプリを入れて値段の安い方を利用しています。

同じ料金のこともありますが、場合によっては数百~数千円ぐらいの価格差になります。

Lyftの使い方はこちら

アメリカの配車アプリLyftの使い方・予約方法・チップ・キャンセル料など

続きを見る

ネットを使うのにおすすめはレンタルWiFi。グループだとさらにお得!

Wi-Fi

ネットが繋がらない状態でアメリカ旅行に行くのは怖いですよね…

バスや電車で観光地へ行く道順を検索したり、同行者と連絡を取ったり、ネットは何かと必要になります。

おゆ
シカゴの電車・バスは専用アプリで支払いや乗車ができます。利用にはもちろんネット環境が必要です。

アメリカでネットを使うのにおすすめのツールはレンタルWiFiです。

最近は海外用のSIMも出ていますが、実はSIMを入れればどの端末でもアメリカでネットが使えるようになるわけではありません。

アメリカでは日本と異なる周波数の電波を使っているので、その電波を受信できる端末でないと現地で使い物にならないんです。

レンタルWiFiならどんな端末でもWiFi接続するだけで使えるので、万人におすすめできます。

さらにグループで同じWiFiを共有できるので、レンタルWiFiを1つ借りるだけで済み、その分料金を抑えられます。

アメリカで使えるレンタルWiFiの内コスパが良くておすすめなのはU.S.データWiFiBOXです。

2人以上でシェアする予定ならU.S.データが一番お得になります。

U.S.データではデータ無制限プランがモバイルバッテリー付きで890円/日と格安です。

\2人以上でシェアするなら最安/

U.S.データ公式HPを見る

1人旅の方には500MB/日が390円/日で利用できるWiFiBOXが一番おすすめです。

WiFi機器はそのままモバイルバッテリーとしても使えます。

利用方法はめっちゃ簡単で、ネット予約した後、WiFiBOXの端末にQRコードを読みこませてWiFi機器を抜き取るだけです。

詳しくは以下のリンクからどうぞ。

\1人で使うなら最安/

WiFiBOX公式HPを見る

どちらも5台以上のデバイスを同時に接続できるのでグループで共有すればさらにコストを抑えられます。

アメリカで使えるレンタルWiFiについて詳しくは以下の記事で解説しています。

おすすめレンタルWiFi

安い!空港受取可!アメリカ旅行におすすめのレンタルWiFi8選

続きを見る

レストランは日本より高め。ファーストフードは日本くらい。

食費

シカゴのレストランでは1人2,500円前後ファーストフード店なら1,000円前後の食費が掛かります

シカゴでは以下のシカゴ3大グルメが有名です。

  • ディープ・ディッシュ・ピザ
  • シカゴ・ホットドッグ
  • イタリアン・ビーフ
おゆ
どれもおいしいのでシカゴに行ったらぜひ食べてみてほしいです!

この3つはどれもファーストフード店でお手ごろ価格で食べられるのも魅力です。

以下の記事ではシカゴ3大グルメが食べられるお店と筆者の感想を紹介しています。

スペアリブなどその他のシカゴグルメを堪能できるおすすめレストランも紹介しているのでよろしければどうぞ。

詳しくはこちら

シカゴ三大名物グルメ&行って良かったおすすめレストラン8選

続きを見る

ファーストフード店で食事すると食費が比較的安く済みます。

でもせっかくならレストランでも食事したいですよね。

そんな時はまず少な目に頼んでみて、足りなかったら追加注文するのがコツです。

追加注文時の英会話は以下の記事で解説しています。

レストランで必要な英会話はこちら

アメリカでよく使う英語フレーズ10選とお店での挨拶・会話例

続きを見る

2人で行くのならまずは前菜1品、メイン1品だけ頼みます。

「少なくない?!」と思うかもしれませんが、実際にはちょうどいいことが多いです。

アメリカのレストランで1人前を頼むと日本人の1.5~2人前が出てくるからです。

おゆ
筆者も渡米して間もないころはまともに1人前を頼んで何度も後悔しました。

もし食べきれない量を頼んでしまったら店員さんに「Could I have a box?」と聞けば持ち帰り用の入れ物を持ってきてくれます。

アメリカでは食品ロスを減らすために余った料理を持ち帰るのが一般的なんです。

おゆ
量が多すぎてアメリカ人でも食べきれない人がいるということですね…

持ち帰った料理はホテルの冷蔵庫に保管し、共用の電子レンジで温めればまたおいしくいただけます。(腐らせないようにだけ注意してくださいね。)

ESTAの申請もお忘れなく

アメリカへ観光目的で90日以内の滞在をする際はESTAを取得する必要があります

仕事目的や90日以上の滞在の場合はビザが必要です。

ESTAの申請には手数料21ドル(約2,500円)が掛かります。

手数料は決まっているので節約方法はありません。

ESTAの申請は忘れる人が多いですし、申請してから承認されるまで長くて数日かかります、

渡航の3日以上前に必ず申請しておきましょう。

ESTAの有効期限は2年なので早めに申請してしまっても問題ありません。

ESTAの申請はこちら(アメリカの国土安全保障省公式HP)からできます。

申請方法はアメリカ大使館・領事館が投稿している以下の動画で解説されています。

おわりに:シカゴの飛行機代・ホテル代・観光費はかなり節約の余地あり!

シカゴ旅行において特に費用が掛かりがちなのが飛行機代、ホテル代、観光費です。

これらは使うサービスをちゃんと選べば満足度を下げずともかなり節約の余地があります。

飛行機代とホテル代は両方まとめてエクスペディアで予約することで数万円単位で節約できます。

\ホテルと航空券の同時予約でお得/

エクスペディア公式HPを見る

観光地の入場料はシカゴシティパスを使えば4割以上も割引きになります。

\1年間の返金保証付き/

シカゴシティパス公式HPを見る

リンク先の右上の地球マークから言語設定を日本語にできます。

シカゴの観光地の入場料は日本より高いですが、4割引きなら1人当たり数千円の負担軽減になります。

おゆ
シティパスは日本では聞いたことがないかと思いますが、アメリカでは有名なサービスです。筆者もシカゴ旅行の際にシカゴシティパスを使ってきましたが、全く問題なく使えました。

また、U.S.データはアメリカで使える最もコスパの良いレンタルWiFiです。

データ無制限プランにモバイルバッテリーが付いて890円/日と格安です。

2人でシェアすれば1人あたり445円/日と破格です。

アメリカで使えるSIMを持っていない方全員におすすめできます。

\2人以上でシェアすればもっとお得に/

U.S.データ公式HPを見る

できるだけ費用を安く済ませたいという方はぜひどうぞ。

以下の記事ではアメリカ旅行に必須の持ち物を紹介しています。

日本のホテルには歯ブラシやスリッパなどが用意されていますが、アメリカのホテルにはどれもありません。

初めてアメリカ旅行に行く方は要チェックです。

アメリカ旅行の持ち物

【実体験】持っていけばよかった…アメリカ旅行に必須の持ち物とあると便利なもの

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  • この記事を書いた人

おゆ

●アラサー夫婦の妻
●夫の出向に帯同してアメリカのミシガン州に2年移住
●滞在中にアメリカの11か所を旅行
●本帰国済み
そんな経験からアメリカ旅行をお得に楽しむ方法やアメリカ生活のお役立ち情報を発信しています。
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