

こんなお悩みにお答えします。
こんにちは。アメリカ在住のおゆです。シカゴ旅行に行った際、ミッドウェイ空港から中心街までCTAを使って移動しました。
CTAとはシカゴ交通局が運営している電車(地下鉄)のことです。オヘア空港からもそうですが、空港から中心街へは遠いのでUberを使うと$30以上します。一方でCTAなら1人$3くらいで利用できます。
使う前はハードルが高いかもしれませんが、むしろ日本のよりわかりやすいシステムでしたし、治安が悪いとは感じませんでした。
ここではシカゴの地下鉄(CTA)を利用しようか迷っている方に向けて、チケットの買い方、乗り方、治安まで丁寧に解説します。この記事を読んでいけばスムーズにCTAを利用できるようになります。
シカゴの地下鉄CTAの乗り方
空港と市内を繋ぐ路線
CTAには8つの線があります。
オヘア空港から市内へアクセスするならBlue Lineを使います。Blue Lineの路線図はこちら。オヘア空港にはBlue Lineしか通ってないですし、始発駅なので比較的わかりやすい思います。O'Hare駅から40分くらいでシカゴ市内へ着きます。
ミッドウェイ空港から市内へならOrange Lineを使うことになります。Orange Lineの路線図はこちら。Orange Lineはこちら。
あまりオレンジ感はありませんが、空港の駅にはこの電車しか来ませんし、始発駅なのでわかりやすいかと思います。電光掲示板にも路線名が表示されます。Midway駅から出発して30分くらいで市内へ着きます。

チケットの種類
CTAのチケットは以下の3種類があります。
Ventra Ticket(ヴェントラチケット)
1回使いきり(Single Ride)用の切符で、どこまで乗っても一律$3です。
DAY Pass
指定した日にち分だけ乗り放題のパスです。1, 3, 7, 30日分から選べます。料金はこちら。
- 1-Day CTA PASS : $10
- 3-Day CTA PASS : $20
- 7-Day CTA PASS : $28
また、CTAとPaceという公共バス両方が乗り放題になるパスもあります。
- 7-Day CTA/Pace Pass : $33
- 30-Day CTA Pace Pass : $105
Ventra Cardまたはアプリ
Suicaのように料金を前もってチャージして使うICカードまたはアプリです。CTA、Metra、Pace Bassが割引料金で利用できます。アプリはこちら。
チケットの買い方
改札の近くに券売機があります。買いたいチケットのボタンを選択します。
Ventra Ticketは「Single Ride CTA Ticket」を押します。
枚数を選ぶ画面では希望人数を選択します。次の画面でお金を投入します。
カード支払いの場合は右のDebitまたはCreditのボタンを押します。支払いが終わればチケットが出てきて終了です。

改札の通り方
どの乗車券であってもタッチすればOKです。
改札のバーを回して入ります。
出口ゲートはこんな感じです。
こちらはタッチする必要はなく、そのまま出られます。
シカゴの地下鉄CTAの治安
CTAは少なくとも明るいうちは安全に利用できました。一方で注意点もあります。
車内の様子
筆者は土曜の朝と月曜の夕方に利用しました。空港に近いほど人が少なかったです。こちらは車内の様子。
ゴミや落書きは特になく、意外ときれいでした。
市内に近づくほど人が増え、最大で半分くらいの席が埋まっているくらいの込みようでした。騒ぐ人はおらず、マナーを守って利用している人ばかりでした。明るいうちだからか、若い女性1人で乗っているのも見かけました。

利用時の注意点
途中の駅でむやみに降りない
CTAで空港から市内へ行く際は明らかに観光地でない駅も通ります。シカゴは市の中心地から離れるほど治安が悪くなりますので、途中の駅では降りないようにしましょう。
気を抜かない
電車に限らずですが、日本でないということは念頭に置いておきましょう。安全そうに見えても1人でいる時に電車内で居眠りしたり、夜に女性が1人で乗車するのは避けるのが無難です。
まとめ
海外の地下鉄と聞くと身構えてしまいますが、シカゴのCTAは普通に利用できました。特に空港から市内へタクシーやUberを使うと10倍くらいの値段が掛かるので、お得に移動できて良かったです。