海外移住準備

アメリカ賃貸のアパートのよくある間取りと日本との違い

2022年2月1日

アメリカのアパートの間取りが気になる。
日本との違いは?

こんな疑問にお答えします。

おゆ
アメリカ在住のおゆと申します。現在の住まいを探すにあたって色々な賃貸アパートを見てきました。

アメリカのアパートは間取りや設備が似通っており、日本と違う点が多いです。ここではアメリカのよくある間取りと日本との違いをお伝えします。

アメリカ賃貸のアパートのよくある間取り

アメリカの間取りは「〇ベッドルーム△バスルーム」のようにベッドルーム数とバスルーム数で表します。リビング、ダイニング、キッチンは必ず付いています。

多いのはベッドルームとバスルームが同数の間取りです。例えばこちらは2ベッドルーム2バスルームの部屋です。

2ベッドルーム2バスルームの間取り

引用元:Apartments.com

2階建てになっていることも多いです。ここの広さは約120m2です。

メモ

  • Bedroom:普通の部屋(ベッドルームとして使わなくてもいい)
  • Bath:トイレと洗面所とシャワールームが一緒なった部屋
  • Porch:玄関先
  • Balcony, Patio:ベランダと考えていい
  • Foyer:通路

こちらの3ベッドルーム2バスルームのようにベッドルーム数が多い間取りもあります。

3ベッドルーム2バスルームの間取り

引用元:Apartments.com

ここの床面積は約150m2です。

おゆ
同じ間取りの日本のアパートよりかなり広いです。

部屋の方角はバラバラです。洗濯物を干さないせいか、ベランダが南向き部屋もあれば同じくらい北、東、北西向きの部屋もあります。アメリカ人は方角をあまり気にしないようです。

ちなみにApartments.comでは間取りも含めた賃貸物件の情報を調べられます。物件探しの参考にどうぞ。

日本との違い

住宅設備

家電は備え付け

一般的に以下の家電は備え付けなので自分では買いません。故障したら管理会社に言えば直してもらえます。

  • 冷蔵庫
  • コンロ
  • オーブン
  • 電子レンジ
  • 食器洗い機
  • 洗濯機
  • 乾燥機
  • セントラルヒーティング(エアコン)

アメリカではエアコンの代わりにセントラルヒーティングが付いていて、すべての部屋を同じ温度に温めます。部屋を個別に温めるという発想じゃないんですね。クーラー機能も付いています。

筆者の家で恐縮ですが、キッチンはこんな感じになっています。

キッチン

コンロの下にあるのがオーブンです。ターキーを丸ごと焼けるくらい大きいです。大きすぎるのでトーストを焼くように小さいオーブンも買って使っています(笑)

おゆ
電子レンジは付いていなかったので買いました。

ランドリールームはこちら。一般的にアメリカでは洗濯物を外に干さず、乾燥機を使います。

ランドリールーム

食器洗い機や乾燥機まで付いているのはかなり嬉しいです。多くの日本人は食器洗いも洗濯物干しも自分でやっていますが、アメリカ人は当たり前に家電に任せています。日本でもそうなればいいのになあ(ボソッ)

天井照明が少ない

日本ではシーリングライトを買って天井に取り付けるのが一般的ですよね。アメリカではもともと電球やシーリングが付いているか、なければ間接照明を置きます。

天井

レストランなどでも間接照明で暗いことが多いです。

アパートの敷地

アメリカのアパートの敷地は日本と比べるとかなり広いです。田舎では敷地内を1周するのに10分以上掛かるほどの広さで、敷地内に湖があったりします。

湖

敷地内には2、3階建てのアパートが数十棟と共用施設があります。

共用施設

アパート居住者が使い放題の共用施設もあります。一般的に以下の施設です。

  • フィットネスジム
  • プール
  • サウナ
  • 子供用の遊具
  • テニスコート
  • バーベキュー場
  • ゴミ捨て場

「リゾートか!」ってくらい色々な施設があります。

フィットネスジム

各建物の近くにゴミ捨て場もあり、24時間捨てられます。

おゆ
アメリカはゴミの分別がないので捨てるのが楽です。

家賃感覚

アメリカでは家賃が安いと治安が悪くなりやすいです。アメリカは銃社会ですので、安全に暮らすためにも家賃はケチらない方がいいです。家探しの際にはSpotCrimeで治安も確認してみましょう。地名を入れると犯罪の種類と場所を調べられます。

おゆ
わが家も日本で住んでたアパートの倍以上の家賃を払っています。安全に駐在するための必要経費です。

わが家の部屋の使い方

わが家は2ベッドルーム2バスルームのアパートに夫婦で住んでいます。ここでは部屋の使い方を紹介します。

部屋はどう使っている?

わが家にはベッドルーム2つと書斎が1つの合計3部屋あります。書斎といってもベッドルームと同じくらいの広さの部屋です。1つは寝るための部屋、あと2つは個人の部屋兼物置として使っています。

こちらは寝るための部屋にしているベッドルームです。

寝る部屋

右奥にはバスルームの入り口があります。日本では考えられない間取りですが、冬はこの間取りに助けられています。筆者が住んでいる地域はかなり乾燥するので、シャワーを浴びた後のバスルームの湿気を寝室に放っています。寝るときは加湿器も付けます。それでも朝には体を拭いたバスタオルがカラカラに乾いています。

おゆ
こういう使い方を意図しているのかはわかりませんが…

もう1つのベッドルームはこちらです。

他のベッドルーム

来客用のシングルベッドはコロナの影響で使われずじまいです…

書斎はこちらです。

書斎

インテリアにはこだわっていないのですが、椅子にはこだわっています(笑)イトーキの製品で、オフィスチェアなだけあって座り心地抜群です。筆者が買って使っていたら夫も気に入ってもう1つ買いました。Amazonの販売ページはこちらです。

バスルームは2つも使う?

バスルームは2つとも使います。むしろ便利です。洗面所は夫用と筆者用で分けています。自分が必要なものだけ置けるので使いやすいです。

バスルーム1

バスルーム2

シャワールームとユニットバスがありますが、両方とも使うと掃除が面倒なのでシャワールームしか使っていません。浴槽に入りたくなったらユニットバスも使おうかなと思っています。(めっちゃ浅いけど…)

リビングダイニングの暖炉は使う?

リビングダイニングはこちらです。

ダイニング

リビング

寒い地域なのでソファの奥に暖炉があるのですが、一度も使ったことがありません。理由はわかりませんが種火が点かないのです…使い方も使うタイミングもよくわからなくて放置してあります(笑)

豊富な収納

キッチンにはパントリーが付いています。日本から持ってきた大量の調味料はここに置いています。

パントリー

ウォークインクローゼットが付いている物件は多いです。洋服やスーツケースを収納しています。

ウォークインクローゼット

おゆ
日本では万年収納不足でしたが、アメリカでは収納が有り余ります。

靴は脱ぐ?土足?

わが家は玄関で靴を脱ぐ方式にしています。

玄関

どうするかは住む人の自由です。土足生活をしている人もたくさんいます。アメリカでは土足が主流なので、何も言わないと来客は土足で入ってきます。修理で業者を呼んだ時には玄関で脱いでもらうように言っています。

おゆ
入居前にカーペットをすべてクリーニングしてくれます。

アメリカのアパートに住んだ感想

アメリカのアパートに住んでみて思ったことは

おゆ
広くて快適!全部でかい!

です。日本では半分以下の広さのアパートに住んでいたので、余計にそう思うのかも…

家電は100Lくらいの洗濯機や筆者の腰までの高さがある巨大食洗器があります。一気に大量に洗えて便利です。

欠点は日本より家の作りが雑なところです(笑)ちゃんと閉まらないドアがありますし、シャワールームの引き戸はレールがガタガタでちゃんと閉められません。修理依頼しても何か月も音沙汰なく、半分諦めています…

シャワールーム

他にも冬は-20℃になる地域なのに窓に隙間が空いていたりと日本ではお目にかかれないトラブルに何度も遭遇します。アメリカの長所であり短所でもある適当さをどう感じるかですね…

総合的にはアメリカの住居に満足しています。日本に帰ったら時短家電を買ってアメリカのいいところを取り入れようと思っています。

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