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アメリカへの海外赴任準備

在住者が教える!日本とアメリカの交通ルールの違い【運転前に必読】

2022年3月10日

アメリカで運転することになったけど、交通ルールがわからないから不安。日本のルールとどう違うんだろう?
信号の赤矢印は進んでいいの?高速道路の追い越し車線はどっち?日本とは違うの?

こんな疑問にお答えします。

おゆ
アメリカ在住のおゆです。アメリカは車社会なので車があるととても便利です。普通免許を持っている日本人なら試験なしで国際免許を取得してアメリカで運転できますが、日本と違うルールがたくさんあるので注意です。

この記事でわかること

  • 在住者が教える!日本とアメリカの交通ルールの違い【運転前に必読】
  • アメリカと日本の自動車の違い

在住者が教える!日本とアメリカの交通ルールの違い【運転前に必読】

右側通行

右側通行

アメリカは右側通行です。

気を付けていても左折時に間違えて左車線に入ってしまうのは日本人あるあるですのでお気を付けください…!

赤信号で右折OK

基本的に赤信号でも一時停止して安全を確認した上で右折して大丈夫です。

右折せずに待っていると後続車にクラクションを鳴らされます。

おゆ
アメリカではクラクションを鳴らす方が多いです。

ただし以下の「NO TURN ON RED」という標識がある交差点では右折禁止です。
NO TURN ON RED

左折用信号がある

アメリカの道路には各車線の前方に信号があり、左折車線用の信号もあります

以下の写真では信号の頭に「LEFT」と書いてあるのが左折者専用の信号です。
左折車線用の信号

左矢印(←)の形のライトのこともあります。
左矢印の信号

左折用信号も赤は止まれ、青は進めです。赤が点滅している時は一時停止し、安全を確認した上で左折できます。

日本と同じ感覚で赤矢印で左折するとルール違反なのでお気を付けください。

STOP ALL-WAY標識

信号がない交差点には下のような「STOP ALL-WAY」または「STIOP 4-WAY」の標識があります。
STOP

ここでは一時停止し、先に交差点に来た車から進みます

同時に車が来た場合には右側にいる車が優先されます。

YIELD標識

YIELDは「ゆずれ」という意味です。
YIELD

YIELD標識がある場合は前方の道を走る車に優先権があります

一旦停止は必要ないですが、前方の道の車の走行を妨げないようにして進む必要があります。

左折用イエローレーン

右車線と左車線の間に下のような黄色の線で囲まれたエリアがあります。
イエローレーン

ここは左折時に待機するエリアです。後続車を待たせなくていいので便利です。

おゆ
土地が広いからこそできることですね。

踏切で一時停止しない

踏切

アメリカでは踏切で一時停止してはいけません

警報が鳴って遮断機が下りていなければ気にせず進んで大丈夫です。

逆に止まってしまうと追突される恐れがあり危険です。

止まっているスクールバスを追い越してはいけない

スクールバス

スクールバスが止まって赤いランプが点滅しているかSTOPサインを出している時は子供が乗り降りしています。

子供が道を横切る可能性があるので追い越さず、乗降が終わるまでバスの後ろで停止する必要があります。

緊急車両が来たら右側に停止

パトカー

パトカー、救急車、消防車などの緊急車両がサイレンを鳴らし、ライトを点灯して近づいてきたら道路の右側によって一時停止しなくていけません。

パトカーに止められた時の対応

パトカーが赤青灯を点滅させて近づいてきたら速やかに道路わきに停止します。

交通ルール違反で止めるときはサイレンは鳴らしません。

パトカーが後方で停止したら車から降りたり窓を開けたりせず、警察官が来るまでハンドルに手を置いて待機です

警察官は無線で報告するなどしてすぐ出てこないこともあります。

その間に免許を取ろうとバッグを漁るなどすると武器を取り出していると判断される可能性があるため、下手に動かないのが無難です。

警察官が来たら窓を開けて指示に従います。

フリーウェイが多い

フリーウェイ

アメリカの高速道路のうち、無料で走行できる道路をフリーウェイと言います。

アメリカにはフリーウェイが多く、日常生活でよく利用します。

料金所がないため、気づかずに入ってしまうかもしれません。

ちなみに右側通行なので追い越し車線は左側です。

高速道路で時速120km

ハイウェイやフリーウェイなどの高速道路では制限速度が時速70マイル(約時速120km)です。

周りの車は制限速度ギリギリで走っていることが多いです。

一方通行でも車線が多い

一方通行

日本では道が狭いから一方通行になっていることが多いですが、アメリカの都会には渋滞解消のためか何車線もある一方通行の道があります

逆方向に進みたい場合は別の道に移動する必要があります。

アメリカと日本の自動車の違い

左ハンドル

左ハンドル

アメリカで売っている車は基本的に左ハンドルです。

そのためウインカーとワイパーの切り替えバーの位置は右ハンドルと逆です。

ウインカーを出そうとしてワイパーを動かしてしまうのは日本人あるあるです。

マイル表示

車のメーターも道路標識も速度はマイル表示です。
制限速度

kmに直すには1.6倍します。

しっかりした車検がない

アメリカの車には日本のようなしっかりした車検がありません。

州によって違いますが、ボンネットを開けてさらっと点検して終わりというところもあります。

異常があると思ったら自分で修理するか修理店に持ち込みます。

おゆ
筆者の住んでいるアパートには週末に車のタイヤを外したりボンネットを開けたりして修理している住民もいます。

ナンバープレートは車体後方だけでOKの州も

ナンバープレート

日本では車の前方と後方2か所にナンバープレートを付けなくてはいけませんが、アメリカの州によっては後方にだけ付ければOKです

さらにデザイン性豊かなナンバープレートが多いので見ていて楽しいです。

ボロボロの車がある

アメリカでは傷やへこみをそのまま放置している車をよく見かけます

修理費が高いからかもしれませんし、細かいことは気にしない性格の人が多いせいかもしれません。

おゆ
バンパーがない車も見たことあります。アメリカは住宅の設備も壊れていることが多いので、そういうことはあまり気にしないのかもしれません。

おわりに:アメリカ人の運転

アメリカの自動車試験は日本より緩いせいか運転が荒い人が多い印象です。

フリーウェイを走っているとすごいタイミングで割り込みしてくる人を何度か見ます。

もちろんちゃんと運転している人もたくさんいますが。

ちなみに夫は「日本にも荒い人はいるからあまり変わらないけど、フリーウェイは怖い」だそうです。

 

海外移住の準備全般については以下の記事で解説しています。

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