こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 寄付先として信用できる団体の見分け方
- 断捨離で出た不用品は寄付できる!信頼できる団体3選
寄付先として信用できる団体・怪しい団体の見分け方
定期的に活動報告しているか
「本当に活動しているのか?」
「寄付された品をどう使っているのか?」
これら確認するのには活動報告が参考になります。
毎月かそれ以上のペースで報告してくれている団体もあります。
もちろん活動報告の頻度が低い団体がすべて信用できないわけではありません。
忙しくて報告の時間が取れない団体もあるかと思います。
一方で活動報告は寄付する側の安心に繋がるのも事実です。
寄付される側だけでなく寄付する側にもしっかり向き合う団体は信用に値すると思います。
長期間活動しているか
何年も継続して活動していれば実績のある団体といえます。
活動報告を何年前からしているのかで調べられます。
設立して1、2年の新しい団体だからといって必ずしも怪しい団体とは言えませんが、継続年数の分だけ信頼が積みあがるということもいえると思います。
代表や役員の実名が公表されているか
寄付活動を行っている団体の代表や役員の実名がHPで公表されているかも確認します。
やましいことがあったときに実名が出ていると個人が責められる可能性があります。
リスクを冒しても団体の透明性を確保しているかは責任を持って活動しているかの指針になります。
企業からの支援がある・メディアに掲載されているか
不正を働いていたりまともに寄付活動をしていない団体に関わってしまうとイメージダウンになりますよね。
企業やメディアは怪しい団体でないかを事前に調べます。
名の知れた企業から支援があったり、メディアに掲載されている団体は信頼がおけると評価されている可能性が高いです。
断捨離で出た不用品は寄付できる!信頼できる団体3選
不用品の寄付を受け付けている団体のうち、上記をすべて満たしているところを3つ紹介します。
いいことシップ
こんな団体
寄付された品物を提携企業へ販売したり寄付したりすることで支援金を捻出し、1箱あたり100円を支援団体に寄付しています。
寄付の明細書を毎月公開しているので支援状況がわかりやすいです。
寄付先を自分で選べるのも特徴の1つです。
寄付先は日本赤十字社、ユニセフ、国境なき医師団などの知名度の高い団体から、横浜市や仙台市など地域に根差した団体まで計15団体から選ぶことができます。
また、いいことシップは受け入れている品物の幅が広くて利用しやすいです。
特に衣料品は温暖な発展途上国に寄付されがちなため、冬物の衣料を受け入れてくれる団体が少ないです。
いいことシップはその仕組み上、冬物の受け入れも行っています。
寄付方法
衣服や日用品など幅広く受け付けています。
汚れがひどいものや食品、現金などは送れません。詳しくはこちらをご覧ください。
送れるものを段ボールに詰めて送料元払いで送付するだけで寄付完了です。
送料のみこちらの負担となります。
送り先は全国各地の集荷センターから選べるので、近くの集荷センターを指定すれば送料を抑えられます。
集荷センターに直接持ち込めば送料は掛かりません。
もったいないジャパン
こんな団体
送られた品物を仕分けし、必要としている支援団体や福祉施設などに送ってくれます。
書き損じはがきや骨董品などは現金化して活動費に充てているそうです。
再利用できるものであれば幅広い種類の品物を受け付けています。
寄付先は国内外の児童施設や被災地などです。
どの団体にどんな物資を寄贈したかをほぼ毎月報告してくれています。
寄付した物を直接使ってもらいたい方におすすめの寄付先です。
寄付方法
個人が寄付する方法は以下の5通りです。詳しくはこちらをどうぞ。
日用品や衣料品など
基本的に新品のもののみ受け付けています。食器など一部のものはきれいなものであれば中古でもOKです。
どれも段ボールに詰めて送付するか神奈川県茅ヶ崎の事業所に持ち込むことで寄付できます。送料は元払いです。
コロナの影響で中古衣料品の受付は停止しています。新品は受け付けています。
食料品
未開封品や冷蔵庫を必要としない生鮮食品を受け付けています。対象は賞味期限が1か月以上残っているものに限ります。
こちらも元払いで送付するか事業所に持ち込むだけ寄付できます。
お金
クレジットカード、郵便振り込み、金券での寄付が可能です。
Amazon
Amazonのほしいものリストからの寄付もできます。
JOICFP
こんな団体です
子供たちが正しい性の知識を付け、性別に関わらず自分の生き方を自分で決定できる世の中を目指す団体です。
そのために必要な物資や支援金を集めています。
送れるものは限られていますが、いいことシップやもったいないジャパンとはまた違った目的で支援できます。
寄付方法
個人が寄付する方法は3通りあります。詳しくはこちらをどうぞ。
お金を寄付する
公式HPから任意の金額を寄付できます。寄付は1回だけでもいいですし、毎月決まった金額を寄付することもできます。
物を送る
ランドセル、学用品、書き損じはがきなどで支援できます。
品物は段ボールに入れて送料元払いで送付します。ランドセル、学用品を送る場合は海外輸送費として数千円の寄付をお願いしています。
商品を買う
チャリティ商品を購入することで売り上げの一部がJOICFPに寄付されます。
遺贈・相続寄付
死後に自分の財産をJOICFPに寄付したり、自分が相続した財産をJOICFPに分け与えることができます。手続きの相談にも乗ってくれるそうです。
ユニセフは不用品寄付を受け付けていない
寄付先として有名なユニセフは不用品の寄付を受け付けていません。
代わりにお金による寄付のみを受け付けています。
ユニセフへの寄付を希望するのなら、不用品をご自身で売ってお金に変える必要があります。
不用品買取に売ってお金にするのもアリ
不用品は買取業者に売ればお金に変えられます。
ブランド品はかなりの金額になることも。
現金化すればユニセフにも寄付できますし、生活費の足しにも使えます。
以下では不用品買取のおすすめ企業を紹介します。
エコリング
不用品買取の有名企業の1つで、実店舗を70店以上持っていて信頼できる企業です。
不用品は店舗に直接持ち込んでもOKですし、量が多かったり近くに店舗がなかったりする場合は宅配買取も行っています。
宅配買取の流れは以下です。
- 無料宅配キットを申し込む
- キットに品物を詰めて送付(送料無料)
- 査定完了後、メールまたは電話で結果報告
- 金額に同意すれば2営業日以内に受け取り
基本的にすべて送料無料ですが、買取不可商品の返送は送料が掛かります。
エコリングでは買い取ったものの一部をアジアの学校へ寄付していす。査定金額を希望の寄付先に寄付することも可能です。
エコリングの公式HPはこちら。
お客様負担0円!送料無料!宅配買取【エコリング】買取屋さんグループ
こちらも不用品買取で有名な企業です。
実店舗は横浜にしかないので、出張または宅配買取がメインになります。
出張買取も宅配買取もは電話してから最短30分でスタッフが家まで来てくれます。メール連絡も可能です。
出張買取は不用品が大量にある場合や、重くて持ち出せない、すぐに買取してほしいといった場合に便利です。
その場で査定額がわかり、現金をもらえます。
宅配買取は電話またはメールで連絡後、宅配買取用見積依頼書を記入して待っていればスタッフが来て梱包してくれます。
荷物は着払いで送付し、到着し次第査定してもらえます。
査定額に納得すれば24時間以内に銀行振り込みされます。
いずれの方法で査定額に満足しなかった場合でもキャンセル料や手数料は一切かかりません。宅配買取の場合は返送されます。
買取屋さんグループの公式HPはこちら。
【買取屋さんグループ】電話受付19時まで対応可能!無料出張見積もりおまけ:筆者が寄付した物&買い取ってもらった物
わが家で不用品が出るのは決まって引っ越し前です。
直近では夫の海外赴任に帯同するための引っ越しにあたってこんな物が不用品として出てきました。
- 着なくなった洋服
- 使わずにしまってあったバッグ
- 大量に余ったクリアファイル
- 何かに使うと思って取っておいたポーチ
- 何かでもらったペン
などなど…
きれいでまだまだ使えるものばかりです。
使うと思って取っておいたのですが結局使わないんですよね…でも捨てるのはもったいない。
そんな時に寄付や買取はいい選択肢だと思いました。
寄付する際の段ボールは引っ越し業者にもらったものの余りを使いました。
スーパーに置いてある段ボールでもOKです。
品物を詰めたら郵便局のHPから集荷依頼をして取りに来てもらいました。
ラベルは一緒に持ってきてもらえるので、郵便局まで取りに行く必要はありません。
指定した日時に集荷してもらうだけで完了です。
小さい段ボールだったので料金は1,000円台でした。
郵便局の場合はお客様控えのラベルを取っておくと次回送るときに割引があります。
買取なら自己負担なしで送付・買取してもらえます。
おわりに:断捨離を通じて社会貢献
不用品の寄付先を調べると非常に多くの団体が見つかりますが、上記の項目すべてを満たす団体は意外と少ないです。
すべての項目を満たしていなくてもちゃんと活動している団体はたくさんあると思いますが、安心して寄付するにはある程度の基準を持って絞る必要があるのも事実です。
寄付で有名なユニセフは物品自体の寄付は受け付けていないので、買取業者に売るなどしてお金に変えてから寄付します。
断捨離を社会貢献に繋げましょう!