

こんな疑問にお答えします。

この記事でわかること
- どんな展示があるのか?
- 実際に行ってみた感想
- 場所・入場料などの基本情報
- お得に入場するための裏技
ハーバード自然史博物館に行ってみた感想
どんな展示があるのか?
ハーバード自然史博物館とはハーバード大学のキャンパス内にある博物館です。
主に以下で紹介する5つジャンルの展示がありました。ここでは各ジャンルの面白かった展示を少しずつ紹介します。
鉱石
鉱石の標本が大量にありました。巨大な鉱石の標本は特にインパクトが大きかったです。
例えばこちらのアメジスト。

宝石化したアンモナイトの展示もありました。
こちらもかなり大きいです。
動物のはく製や恐竜の化石
動物のはく製が部屋にぎっしりと並んでいました。
鳥のはく製の展示もありました。
天井にはクジラの骨が吊るしてあります。しかも3頭分。
世界中のさまざまな動物や鳥のはく製を1か所で見ることができます。
写真に納まりきらないほどの大きな恐竜の化石もあり、フォトスポットになっていました。

気候変動
気候変動に関する展示もありました。
気象現象の原因や海面上昇のメカニズムなどが紹介されていました。

ガラスの標本(イチオシ!)
この博物館の一番人気の展示はガラスで作られた植物や海洋生物の標本です。
こちらは睡蓮の標本です。(電灯の反射すみません…)
色も形も本物と見間違うほどのクオリティです。

本物の植物は枯れてしまい標本にするのが難しいためガラスの標本を作ったそうです。
このエリアの温度、湿度、照明の明るさは適切に保たれていて、標本はクリーニングもされています。作成にも保存にも手間がかかっています。
こちらはカトレアです。
こちらは桃の花。
海洋生物の標本にはガラスでできたタコの標本がありました。
こちらはイカ。
他にイソギンチャクやクラゲの標本などがあります。
海洋生物は数十点、植物の2000点もの標本があります。

民族
実はこのコーナーはピーボディ考古学民族学博物館という別の博物館という扱いです。しかし本館から直通ですし、チケットも統一されているのでハーバード自然史博物館の延長で見学できます。
ここにはアメリカ大陸に住んでいた人々の文化を紹介する展示がありました。
ネイティブアメリカンについての展示が充実しています。
こちらはマヤ文明の古代文字です。
ただの絵に見えますが、れっきとした文字です。

感想
様々なジャンルの展示を1つの博物館で見られて満足度が高かったです。
特に良かったのは以下の展示です。
- 他では見られないガラス製の標本
- 圧倒的な数のはく製
ガラス製の標本の展示は見たことがなかくて興味深かったです。
一緒にしていいのかわかりませんが、ハンドメイド作品が好きなので「人の手ででここまで作るのはすごいなあ」と見入ってしまいました。
今まで色々な博物館を見学してきましたが、一度にこんなにたくさんのはく製を見たのは初めてでした。

ハーバード自然史博物館の基本情報
ここでは行くにあたって必要な情報をピックアップしました。ハーバード自然史博物館の公式HPはこちらです。
開館日・時間
基本的に毎日開館しています。
営業時間 | 9:00 ~ 17:00 |
閉館日 | サンクスギビングデー、12/24~25、1/1 |
場所
ハーバード大学のキャンパス内にあります。地下鉄のHarvard Square駅が最寄りです。
ボストンの地下鉄は比較的治安がいいので気軽に利用できます。運賃はどこまで乗っても2.4ドルです。
入場料
大人 | 15ドル |
3~18歳 | 10ドル |
3歳以下 | 無料 |
65歳以上 | 13ドル |
ハーバード大学のIDを持っていれば割引価格で入場できます。一般の方はシティパスを使えば誰でもお得に入場できます。
おわりに:割引価格で入場する方法
シティパスを使うと最大47%割引で複数の施設にお得に入場できます。もちろんハーバード自然史博物館も対象です。

ハーバード自然史博物館以外にもクルーズや水族館などの入場料も割引になりますよ。詳しくはこちら。