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シアトル

シアトル旅行の費用相場はいくら?楽しみつつ旅費を節約する方法も解説

2023年1月12日

シアトル旅行に掛かる費用はいくらだろう?予算はいくら準備すればいいのかな?
シアトルの旅費ってどうやって節約するんだろう?旅の質は下げたくないんだけど。

こんな疑問にお答えします。

おゆ
アメリカ在住のおゆです。実際にシアトル旅行に行ったときに掛かった金額を元に記事を書きました。アメリカ旅行で11都市を旅行した経験から旅費節約術も解説します。

結論を言うとシアトル旅行には1人20万円ほど掛かります。

「けっこう高い…」と思うかもしれませんが、この記事で紹介するサービスを使えば数万円は節約できますよ。

この記事でわかること

  • シアトル旅行に掛かる費用総額
  • シアトル旅行の費用内訳と満足度は保ちつつ旅費を節約する方法

シアトル旅行の費用は総額いくら?

旅費の総額は旅行の日数と行く場所に寄ります。

ここでは例としてこちらの記事で紹介した2泊4日モデルコースに掛かる費用を計算してみました。

2泊4日モデルコース概要

1日目:お昼ごろに空港に到着→シアトル観光
2日目:シアトル観光
3日目:シアトル観光→日本へ出発→機内泊
4日目:日本に到着

この場合の2人分の旅費は以下のようになります。(費用項目をタップすると詳細説明に飛びます。)

費用 料金 節約ポイント(記事内で解説)
観光費 約30,000円 シティパスで割引き
飛行機代 約300,000円 エクスペディアで料金比較
ホテル代 約30,000円 エクスペディアで予約
通信費 約2,700円 U.S.データのレンタルWiFiをグループで共有
現地の移動費 約19,000円 公共交通機関を利用
食費 約17,000円  
ESTA 約5,000円  
総額 約403,700円  

1人あたり20万円くらいの予算があればシアトル観光を楽しめます。

シアトル旅行の費用内訳と旅費節約術

観光地の入場料は日本より高めだけど観光パスで4割以上安くなる

観光費

シアトルの観光地の一般的な入場料は5千~1万円です

日本よりは高めになっています。

主な観光地の入場料はこちら。

  • スペースニードル:約10,200円
  • チフーリ・ガーデン・アンド・グラス:約6,300円
  • ポップカルチャー博物館:約5,500円

シアトルの観光地の入場料を節約するにはシアトルシティパスという観光割引パスがおすすめです。

シティパスとは観光地のチケットをまとめ買いすることで割引が受けられるサービスです。

シアトルシティパスを使えばシアトルの定番観光地5か所の入場料が4割以上割引かれ、金額にして1万円以上も安くなります

おゆ
筆者はアメリカ旅行の時はいつもシティパスを使っています。めちゃくちゃお得なので助かっています。

以下は筆者が使用したシアトルシティパスです。(一部をモザイクなどで隠しています。)

こんな風にメールでQRコードが送られてきます。

これを対象観光地の入り口で見せれば入場できます。

入場できる観光地は以下の2か所加えて

  • スペースニードル
  • シアトル水族館

以下から3か所選べます。

  • チフーリ・ガーデン・アンド・グラス
  • アーゴシークルーズ・ハーバー・ツアー
  • ポップカルチャー博物館(MOPOP)
  • ウッドランド・パーク動物園
  • パシフィック・サイエンス・センター–

個人的おすすめは太字で書いてあります。

スペースニードルはシアトルのシンボルにもなっているタワーで、上部が展望台になっています。

スペースニードルには世界で唯一、床がガラス張りの回転フロアがあり、スリルを味わいながら景色を楽しめます。

おゆ
高所恐怖症の夫はガラスの床に立てませんでしたが、回転するガラスの床はフロアの一部だけなのでそういうのが苦手でも景色を楽しめました。

チフーリ・ガーデン・アンド・グラスはチフーリさんという世界的に有名なガラス作家の作品が展示してある美術館です。

展示はこんな感じです。

この天井、わが家にある画面付きのGoogleアシスタントのスクリーンセーバーに使われていました…!

ここでしか見られない素晴らしい作品がたくさんありました。

アーゴシークルーズ・ハーバー・ツアーでは貨物船やコンテナを動かすための巨大なクレーンなどが見られます。

おゆ
筆者はちょうどクレーンが船からコンテナを降ろしているところを見られました。

ポップカルチャー博物館ではアメリカの音楽や映画、ゲームなどのカルチャーについて紹介されています。

ロック界のレジェンドが使っていたギターや大音量でライブ映像が視聴できるエリア、本格的な映画のセットなどがあり、けっこう楽しかったです。

シアトルシティパスと対象観光地について詳しくは以下の記事で解説しています。

詳しくはこちら

シアトルの観光地入場料が48%安くなる!シアトルシティパスを徹底解説

続きを見る

\返金保証付き/

シアトルシティパス公式HPを見る

リンク先の右上の地球マークから言語設定を日本語にできます。

他の都市に比べて飛行機代は安め。比較サイトを使えばさらに安く

飛行機代

シアトルへは成田空港から直行便が出ています。

往復の飛行機代は直行便で1人15万円~、乗り換え1回だと9万円~です。

片道の飛行時間は直行便なら約9~11時間、乗り換え1回だと13時間~です。

おゆ
西海岸なのでアメリカへのフライトにしては安く、フライト時間も短めです。

ただし上記は目安で、フライトによって値段や所要時間は様々です。

例えば以下はExpedia(エクスペディア)で東京発シアトル行きのフライトを検索した結果です。
航空券検索

一番上は安いですが、乗り換えありなので所要時間は直行便の倍くらいになっています。

下2つは直行便なので高い代わりに所要時間は短いです。

日系の航空会社はお高めですが、日本語が通じるスタッフが多く、サービスも質も外資系より高いです。

おゆ
筆者が外資のデルタ航空で渡米した際には日本語が通じるCAさんが1人だけいて、他のCAさんには英語しか通じませんでした。

このように航空会社やフライトによって条件がかなり異なるので、あらゆる航空会社を比較して自分に合ったフライトを探すのがおすすめです。

筆者のおすすめの航空券の一括比較サイトはエクスペディアです。

\最安の航空券を簡単検索/

エクスペディアで航空券を探す

簡単に航空券を一括比較できる上に航空券ホテルを同時予約すると数千円から数万円の値引きがあります。

以下でも解説しますが、アメリカのホテルはエクスペディアで予約するのが最安です。

ホテル代は日本くらい。料金は予約サイトによって異なる

宿泊費

シアトルのホテル代はエコノミーホテルなら1泊2人で約2万円、高級ホテルなら約3万円以上です。

シアトル市内観光では観光地へのアクセスに便利なパイクプレイスマーケット周辺エリアに宿泊するのがおすすめです。

こちらはエクスペディアでシアトルのホテルを検索し、地図表示した結果です。この辺にはたくさんのホテルが集まっています。
ホテル検索結果

パイク・プレイス・マーケットは海沿いにあり、ダウンタウンや他の観光地へのアクセスも良いです。

さらにおいしいレストランがたくさん集まっているので、朝食を食べに行ったり、夕食を食べてホテルに帰ったりするのに便利です。

おゆ
筆者もダウンタウンに宿泊し、ほぼ毎日食事をしにパイク・プレイス・マーケットに行っていました。

おすすめレストランはこちら

パイクプレイスマーケット周辺おすすめレストラン&食べ歩き【シアトルグルメ】

続きを見る

アメリカのホテルを安く予約するのにおすすめの予約サイトはエクスペディアです。

アメリカの企業が運営しているだけあってアメリカの掲載ホテル数が多く、値段は最安値水準です。

詳しくは以下の記事で解説しています。

おすすめホテル予約サイト

一番安いのは?アメリカのおすすめホテル予約サイト8つを徹底比較

続きを見る

さらに航空券とホテルの同時予約で数千円から数万円の値引きがあります。

\アメリカのホテルが安く予約できる/

エクスペディアでホテルを探す

ちなみに私たちがシアトルで泊まったのはダウンタウンシアトルにあるthe Executive Hotel Pacificです。

料金は2人で1泊あたり約13,000円でした。

こんな感じのちゃんとしたホテルが予約できます。
ホテルの部屋

壁が薄くて隣の部屋の音が聞こえてきたのが難点でしたが、観光地へのアクセスが良く、毎日ペットボトルのお水がもらえたのでトータルでは満足でした。

現地の移動にはバスが便利。1日乗車券が1,000円くらい

現地の移動費

シアトルには公共交通機関が発達しています。

特にバスは他の公共交通機関に比べて路線数も運行本数も多いのでおすすめです。

バスの1日乗車券は約千円です。

バスの乗り方はこちら

シアトルのバスの乗り方と専用アプリの使い方・料金・路線図・治安

続きを見る

夜間の移動やバスでは時間が掛かりすぎる場所へはライドシェアがおすすめです。

例えばシアトル・タコマ国際空港からシアトル市内へはバスで約1時間ですが、車では約20分で行けます。

ライドシェアで行くと片道約7千円です。

グループで行くと1人当たりの値段が安くなってお得です。

アメリカのライドシェアにはUberとLyftがあります。

基本的にアプリが日本語対応しているUberを入れておけばOKです。(Lyftはアプリが英語表示です。)

Uberの使い方はこちら

アメリカでのUberの使い方を徹底解説!領収書発行・予約方法など

続きを見る

より安く済ませたいのならLyftと値段を比較しながら使うのがおすすめです。

UberとLyftは基本的に同じくらいの値段ですが、タイミングによっては数百円から数千円の差が付きます。

おゆ
筆者はアメリカ在住でライドシェアをよく使うのでいつもUberとLyftの値段を比較して安い方を利用しています。

Lyftの使い方はこちら

アメリカの配車アプリLyftの使い方・予約方法・チップ・キャンセル料など

続きを見る

通信費は1日390円~。グループでシェアすればより安く

Wi-Fi

シアトル旅行中はスマホでネットを使う機会が多いです。

公共交通機関に乗るためのアプリを使うのにも、観光地までの経路を検索するのにも、LINEで連絡を取るのにもネット環境が必要です。

旅行でネットを使うための手段としておすすめなのはレンタルWiFiです。

レンタルWiFiならどんなスマホでも手軽に海外でネットを使えるからです。

最近は海外用のSIMカードやeSIMもありますが、それらを使ってアメリカでネットを利用するにはスマホがアメリカの電波に対応している必要があります。

アメリカの電波は日本の電波と周波数が異なるので、アメリカの電波を受信できないスマホだと海外SIMを入れていても現地でネットが使えないんです。

でも自分のスマホがアメリカの電波に対応しているのか調べるのは面倒ですよね…

一方でレンタルWiFiならWiFi機器がスマホの代わりにアメリカの電波を受信してくれるので、スマホの機種はなんでもOKです。

アメリカ旅行におすすめのレンタルWiFiはU.S.データWiFiBOXです。

2人以上でシェアする予定なら1GB/日以上のプランが安いU.S.データが最もお得です。

データ無制限プランはモバイルバッテリーが付いて890円/日と格安で利用できます。

2人でシェアすれば1人445円/日とさらに格安に。

\2人以上でシェアするなら最安/

U.S.データ公式HPを見る

1人で使う予定なら500MB/日以下のプランが最安なWiFiBOXがおすすめです。

500MB/日が390円/日で利用でき、利用方法も簡単です。

WiFi機器はモバイルバッテリーとしても使えます。

\1人で使うなら最安/

WiFiBOX公式HPを見る

どちらも5台以上のデバイスを同時に接続できるのでグループで共有すればさらにコストを抑えられます。

アメリカで使えるレンタルWiFiについて詳しくは以下の記事で解説しています。

おすすめレンタルWiFi

安い!空港受取可!アメリカ旅行におすすめのレンタルWiFi8選

続きを見る

食費は日本より高め。アメリカ量が多いので注意

食費

シアトルのレストランでは1人4千円前後、ファーストフード店なら2千円前後が相場です。

朝食はスーパーなどで調達すれば数百円で済みます。

おゆ
上の写真は筆者が食べた朝食です。アメリカンですよね(笑)美味しかったです。

節約術というかアメリカのレストランで食事する際のアドバイスとしては「少なめに頼んで足りなかったら追加するべし」です。

アメリカ人の1人前を頼むと日本人にとっての2人前の量が来るなんてザラです。

写真の朝食も日本の1人前にしては多めですよね。

これは朝食なので多くても食べきれますが、どでかいピザやステーキが来てしまうと一人では食べきれません…!

アメリカのレストランで食事するときは2人なら前菜1品、メイン1品で様子見するのがおすすめです。

それでお腹いっぱいになることもザラにあります。

足りなかったら「Could I have a menu?」と言えばメニューを持ってきれくれるので追加注文できます。

アメリカのレストランでの英会話や振る舞い方は以下の記事で解説しています。

レストランでの英会話はこちら

アメリカでよく使う英語フレーズ10選とお店での挨拶・会話例

続きを見る

アメリカ観光にはESTA取得が必須(節約はできません)

アメリカへ観光目的で90日以内の滞在をする際はESTAを取得する必要があります

仕事目的や90日以上の滞在の場合はビザが必要です。

ESTAを申請するには手数料21ドル(約2,500円)が掛かります。(節約方法はありません…!)

申請してから承認されるまで長くて数日かかるので、渡航の3日以上前に必ず申請しておきましょう。

おゆ
ESTAの有効期限は2年なので余裕を持って申請しても大丈夫です。

ESTAはこちら(アメリカの国土安全保障省公式HP)から申請できます。

申請方法は以下の動画で解説されています。アメリカ大使館・領事館のYouTubeチャンネルです。

シアトル旅行は個人手配とツアーどっちがお得?

シアトルにパッケージツアーで行くのと個人手配で行くのどっちが安いの?

このような疑問にお答えします。

結論、パッケージツアーの方が個人手配より高くなります。

その分、ツアーは手配が楽だったり何かあったときは日本人スタッフに相談できたりといったメリットもあります。

こちらはJTBでシアトル4日間旅行のツアーを検索した結果出てきたツアーです。
JTBのツアー検索結果

時期にもよりますがホテルと航空券が付いて1人20~35万円台ほどでます。

一方で記事の冒頭で試算した個人手配の場合の旅費の内、1人分のホテルと航空券の合計は約17万円なので、個人手配の方が安く済みます。

個人手配とパッケージツアーのメリットとデメリットはこちらです。

  メリット デメリット
個人手配 ・好きなチケット・ホテル・飛行機を選べる
・工夫次第で旅費が安く済む
・予約の手間がかかる
・日本人スタッフに相談できない
パッケージツアー ・飛行機とホテルとチケットを手配してもらえる
・日本人スタッフに相談可
・個人手配より料金が高くなりがち
・飛行機・ホテル・チケットは指定される

パッケージツアーは飛行機とホテルとチケットのみ手配してもらえて、それ以外は個人手配になることが多いです。

個人手配であれば乗り継ぎありにして飛行機代を抑えたり、購入経路を工夫してホテル代やチケット代を抑えることができます。

そのため、個人手配はとにかく旅費を安く済ませたい方におすすめです

パッケージツアーの値段は個人手配で全く同じ飛行機とホテルを予約する場合より数万~数十万円高くなります。

高くなってもいいから楽に飛行機・ホテル・チケットを手配したい、日本人スタッフに相談できる安心感が欲しい方にはパッケージツアーおすすめです。

おすすめのツアー会社はJTB

シアトルはちょっとマイナーな旅行先だからかパッケージツアーは他の都市に比べて少ないです。

そんな中でもJTBはシアトル行きのツアーを扱っていました。(聞いたことがないようなツアー会社はちゃんと催行されるか心配なので探していません。)

JTBなら大手で信頼できますし、航空会社・ホテル・チケットの種類の選択肢が多いので自分に合ったプランを見つけやすいです。

JTBで観光ツアーを探す

💡目的地には「シアトル」を選択します

おわりに:シアトルの旅費節約ポイント

以下のサービスを利用するとシアトルの旅費を数万円単位で節約できますよ。

観光地の入場料はシアトルシティパスを使えば4割以上割引きになります。

日本では聞いたことがないかと思いますが、アメリカでは有名なサービスです。

筆者もシアトル旅行の際にシアトルシティパスを使ってきましたが、全く問題なく使えました。

\返金保証付き/

シアトルシティパス公式HPを見る

リンク先の右上の地球マークから言語設定を日本語にできます。

航空券はエクスペディアで複数の航空会社を比較して最安値を探すのが節約の秘訣です

さらにアメリカのホテルもアメリカの企業であるエクスペディアがどこよりも安く予約できます

エクスペディアで航空券とホテルを同時予約すると数千円から数万円の値引きがありますよ。

\ホテルと航空券の同時予約でお得/

エクスペディア公式HPを見る

アメリカでスマホを使うならレンタルWiFiが必須です。

アメリカ対応のレンタルWiFiで最もコスパが良いのはU.S.データです

データ無制限プランはモバイルバッテリーが付いて890円/日と格安で利用できます。

\2人以上でシェアすればもっとお得に/

U.S.データ公式HPを見る

できるだけ費用を安く済ませたいという方はぜひお試しあれ。

以下の記事ではアメリカ旅行に必須の持ち物を紹介しています。

例えば日本のホテルには宿泊客用のスリッパや歯ブラシが置いてありますが、アメリカではどちらも自分で持っていく必要があります。

このようにアメリカ旅行だからこそ必要な持ち物もあるのでこれから行く方はぜひご覧ください。

アメリカ旅行の持ち物

【実体験】持っていけばよかった…アメリカ旅行に必須の持ち物とあると便利なもの

続きを見る

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  • この記事を書いた人

おゆ

●アラサー夫婦の妻
●夫の出向に帯同してアメリカのミシガン州に2年移住
●滞在中にアメリカの11か所を旅行
●本帰国済み
そんな経験からアメリカ旅行をお得に楽しむ方法やアメリカ生活のお役立ち情報を発信しています。
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