こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- ボストンの地下鉄・バス事情
- ボストンの地下鉄・バスの乗り方・チケットの買い方・料金
- ボストンの地下鉄の路線図
ボストンの地下鉄・バス事情
ボストンの中心地を走る地下鉄とバスはMassachisetts Bay Transportation Authority(MBTA)が運営しています。
車体のⓉマークが目印です。
ボストンのSubway(地下鉄)はRed Line、Orange Line、Green Line、Blue Lineという電車とSilver Lineという大型バスの総称です。(Sliver LineはバスですがなぜかSubwayに含まれています。)
空港から市内までならBlue Line、市内からハーバード大学やMITまでならRed Lineで行けます。
バスにはローカルバスと急行のエクスプレスバスがあります。
観光で中心地を移動するだけならローカルバスと地下鉄で十分です。
ボストンの地下鉄・バスのチケットの買い方
ボストンの地下鉄とバスにはチャーリーチケットという切符とチャーリーカードというプリペイドカードがあります。
ここではそれぞれの買い方を紹介します。
チャーリーカード(CharlieCard)
チャーリーカードはSuicaのようにチャージして繰り返し使えるプリペイドカードです。
チャーリーカードは自動販売機や駅の窓口、市役所などで買えます。
ただし旧型の自動販売機では売っていません。
具体的な購入場所はMBTAの公式HPで探せます。
カード自体の料金は無料です。
チャージは自動券売機でできますし、MBTAの公式HPからオンラインチャージも可能です。
チャーリーチケット(CharlieTicket)
チャーリーチケットは紙の切符です。
チャーリーカードより手軽に利用できるので観光客におすすめです。
チャーリーチケットは自動券売機で買えます。
買い方は以下で解説します。
step
1自動券売機を探す
自動券売機は駅の改札の近くにあります。
step
2チケットの選択
券売機の初期画面で片道券なら「Quick Ticket 1 Ride - Subway」、往復なら「Quick Ticket 2 Ride - Subway」を選択します。
券売機の初期画面で「Buy a CharieCard」を選択します。
次の画面で「Bus &Subway Tickets」を選択します。
片道券なら「Quick Ticket 1 Ride - Bus」、往復なら「Quick Ticket 2 Ride - Bus」を選択します。
step
3支払い
チケットを選択したら支払い方法選択します。
写真のように画面上に「SORRY, NO BILLS ACCEPTED」と出ている場合はお札は使えません。そもそも現金が使えない券売機もあるのでクレジットカードを持っていくのをおすすめします。
金額確認画面に行くので「Confirm」を押します。
現金またはカードを挿入します。クレジットカードの場合は挿入口右側にある小さい画面に指示が出ます。
クレジットカードは読み込みに数十秒かかります。「Remove Card」と表示されたら抜いてOKです。
step
4チケット受け取り
レシートを受け取るかどうか選択します。
画面下からチケットとレシートが出ます。
ボストンの地下鉄・バスの乗り方
地下鉄の乗り方
改札はこんな感じです。吊り看板にどこ方面か書いてあるので確認して入ります。
同じ線でも方面によって改札が分かれている駅もあります。間違えて入ると1回乗車分の料金を取られてしまうので注意です。
チャーリーカードもチャーリーチケットも写真のようにタップして入ります。
改札機によってはタップする部分の左側にチャーリーチケット挿入口があります。チャーリーチケットをタップしても反応しない時はそちらを使います。
チャーリーチケットはⓉと書いてある方を手前にして入れます。一度吸い込まれてすぐに出てくるので、引き抜くと改札が開きます。
出る時は「EXIT」と書いてある改札の前に立てば自動で扉が開きます。チャーリーチケットやチャーリーカードを使う必要はありません。
バスの乗り方
前の入り口から乗ります。
運転手さんのすぐ横にある機械にチャーリーチケットまたはチャーリーカードをタップします。
降りる時は壁にある黄色いテープか
ポールに付いているボタンで知らせます。
前・後ろどちらの扉からも出られます。
支払いはないのでそのまま出ればOKです。
ボストンの地下鉄・バスのチケットの料金
地下鉄、バス共にどこまで乗っても一律料金です。
片道料金はこちら。
地下鉄 | 2.4ドル |
ローカルバス | 1.7ドル |
エクスプレスバス | 4.25ドル |
11歳以下は乗車無料です。
最初の入場から2時間以内なら1回だけ無料で乗り換えできます。
ただし元のチケット料金より運賃が高い乗り物に乗り換える場合は差額の支払いが必要です。(例:ローカルバスのチケットでローカルバスから地下鉄に乗り換える場合)
地下鉄もバスも65歳以上または学生、障がい者、低所得の方は割引価格で乗車できますが、条件や手続きが複雑なので現地住民向けです。詳しくはこちら。
乗り放題パスの料金は以下です。
パス | 料金 | 有効期間 |
1-Day Pass | 11.00ドル | 24時間 |
7-Day Pass | 22.50ドル | 7日 |
有効期間はチャーリーチケットなら買った時から、チャーリーカードなら改札でタップした時から数え始めます。
他に1か月乗り放題パスもあります。
ボストンの地下鉄・バスの治安
筆者はボストンの中心地を移動するのに使いました。
治安は他の都市に比べて良かったです。
駅のホームは明るく、昼は一人で利用している女性もいて平和でした。
地下鉄内も明るくてホームレスらしき人はいませんでした。
バスでも皆さんマナー良く過ごされていました。
ただ、中心地から離れると治安が悪くなるので観光地がある地域以外には行かない方がいいです。
いくら治安がよさそうでも日本とは違うのでスリや置き引きに遭うこともあります。
移動中に寝るのは避け、荷物からは目を離さないようにしましょう。
心配であれば一応バスの前方に座った方がいいです。
後方は運転手さんが様子を把握できないせいか治安が悪化しがちです。
ボストンの地下鉄の路線図
地下鉄の路線図はこちら。
おわりに:公共交通機関を使って交通費を節約!
地下鉄とバスは片道2ドル前後で移動できるので交通費をかなり節約できます。
Uberも便利ですが空港から市内まで20ドル近くかかるので、費用の面では地下鉄・バスに軍配が上がります。
アメリカの公共交通機関を使ってみるのも楽しいですよ~
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