こんな疑問にお答えします。
その時のレポートと共にコメリカパークの様子や野球観戦する方法を解説します。
この記事でわかること
- デトロイトタイガースの本拠地コメリカパークの場所と治安・野球試合の観戦方法
- コメリカパークにて大谷翔平の初完封試合観戦レポート
- アメリカで野球観戦する際の注意点
デトロイトタイガースの本拠地コメリカパークの場所と治安
コメリカパークはデトロイトの中心部にあります。
デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港からは車で30分くらいの距離です。
デトロイトは治安が悪いと言われていますが、明るい時間帯に観光地周辺で行動していれば事件に巻き込まれることはありません。
実際に試合がある日のコメリカパークは賑わっていて危険は全く感じませんでした。
コメリカパーク周辺はこんな感じ。
車社会なので歩行者は少ないですが近くの駐車場やお店へ歩いている人はちらほらいます。
実際に歩いていても危険な雰囲気は感じませんでした。
夏のデトロイトは夜9時くらいまで明るいので夜の試合観戦後でもすぐに車で帰れば大丈夫です。
自家用車がなく、かつ治安が心配であれば長距離移動にはUberを使うのがおすすめです。
アメリカでは公共交通機関は車を買えない貧しい方が使うというイメージがあり、ホームレスの方も利用しています。
Uberならその心配はないですし、粗悪なドライバーは排除されるシステムになっているので安心です。
Uberの使い方
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デトロイトタイガースの本拠地コメリカパークで野球の試合を観戦する方法
チケット購入
コメリカパークの観戦チケットは以下のBallparkというアプリから購入できます。
アプリを開いたら画面下のメニューから「Tickets」を選択し、上部のタブを「Buy Tickets」に切り替えます。
「SELECT A TEAM」をタップして見たいチームを選択するとそのチームの試合一覧が表示されます。
ホームゲーム以外も表示したい場合は「HOME GAMES」をタップし、「FULL SCHEDULE」を選択します。
後は見たい試合を選択して画面の案内に沿ってチケットを購入します。
車で行く方は駐車券も一緒に買っておくことをおすすめします。事前購入していけば割安料金になります。
駐車券はアプリの支払い画面で「Single Game Parking」を追加すると購入できます。
観客席
観客席は3塁側がダイガースの応援席、1塁側がビジター側のチームの応援席です。
1階席と2階席があります。
ホームベース側の1階の屋根下座席はちょっといい椅子になっており、サイドテーブルも付いています。
私たちが座った1塁側1階27列目からの景色はこんな感じでした。
選手の表情がギリギリ見えるか見えないかくらいでした。
私たちの席の値段は1人58ドルでした。
駐車場
チケットと一緒に購入した駐車券ではこちらの駐車場が利用できました。コメリカパークまで歩いて約8分の場所にあります。
試合開始2時間前くらいに着いたところ、入口には列ができていましたが中の駐車スペースにはかなり余裕がありました。
入り口でBallparkアプリに表示した駐車券を見せて入場します。
駐車券は事前購入しておけば7.5ドルで済みましたが、当日料金は15ドルでした。車で行く方は事前購入必須です。
持ち込み可能な荷物
持ち込み荷物は全部で約10cm×約15cm×約4cm以下の大きさに収める必要があります。
入場時には以下のセキュリティを通ります。
机に乗っている赤いカゴの上に持ち物をすべて入れ、金属探知機を通ります。
カゴの上に入りきらない物は持ち込めません。
バッグやポーチは入り口で開けて中を見せます。基本的に危険物を持ち込んでいなければOKです。
ペットボトルは透明なものを1人1本だけ持ち込めます。グローブや双眼鏡もOKです。
トイレ近くにある水飲み場にはペットボトルに給水するための場所も用意されているので、水のペットボトルを持ち込むのがおすすめです。
持ち込み荷物の具体的なルールはこちらのページの下の方に書いてあります。
チケットを見せて入場
セキュリティを通った先でBallparkアプリに表示したチケットを見せると入場できます。
入った先はすぐそこがフィールドになっています。
フィールドに沿って歩くとデトロイト・タイガースの売店やフードコートがあります。
デトロイト・タイガースのグッズ
正面入口を入って左すぐの場所にThe Shopという売店があります。
外からは入れないようになっていたので、コメリカパーク入場後に入ります。
ここにはデトロイト・タイガースのグッズが売っていました。
Tシャツやタンブラーなど色々置いてます。
こんなキャップや、
記念の旗も売っていました。
ビジター側のチームのグッズは売っていませんでした。
飲食店
コメリカパーク内にはフードコートが2か所あります。
1つはメインゲート入ってすぐ左にあります。ここにはメリーゴーランドもありました。
おすすめはNational Coney IslandのConey Dogというホットドックです。チリソース（辛くはない）が掛かっていておいしいです。
FRIESのChicken Tender Basketはフライドポテトとチキンフライが入っていてこちらもおいしかったです。（ナプキン邪魔ですいません…）
もう1か所のフードコートはメインゲートを入って左に歩いていくとあります。
ここではお酒やスナック、バーベキューなどが売っていました。ミニ観覧車もあります。
フードコートの他にも通路の途中に出店があり、ドリンクやプレッツェルなどが売っていました。
コメリカパークにて大谷翔平の初完封試合観戦レポート
当初の予定では大谷選手の登板は別の日だったのですが、試合スケジュールを考慮した結果、急遽登板することが決定しました！
しかもバッターとしても出るとのこと。
1試合でピッチングとバッティング両方が見られるスペシャルな日になりました。
私たちはデトロイト近郊に住んでいるので、コメリカパークへは車で向かいました。
駐車場でさっそくカルチャーショックが。
一部の現地の方たちはなんと駐車場の隅の方でタープを広げてバーベキューをしていました（笑）
他の駐車場でもやっていたので、バーベキューで食事してから試合に向かう文化なんですね。楽しそう。
車を置いたら歩いてコメリカパークへ。
正面入口にはデトロイト・タイガースのトラがお出迎えです。テンション上がります。
ゲートでは手荷物検査を受けます。
持ち込める荷物の量は決まっているのですが（しかもかなり少な目）、そんなことは知らずに普通の荷物量で突撃。
結果、丁寧に追い返されました…
筆者は妊娠中だったので夫が車に荷物を置きに行って再トライ。無事入場できました。
球場内はお祭りのような賑わいでもう楽しい。
フードコートにはトラのメリーゴーランドがありました。もはやちょっとしたテーマパークです。
食事の売店はどこも行列ができていました。
お昼ご飯にはホットドックとフライドポテトを買って着席。
球場には余裕を持って2時間くらい前に着いていましたが、色々と時間のロスがあったので座ったころには選手紹介が始まっていました。
まずはエンジェルスの攻撃から。
大谷選手は2番バッターなのですぐ出てきました。アメリカ人に引けを取らないくらいデカい！オーラがすごい！
大谷選手の紹介の時はひときわ大きい歓声が起こります。
こちらは打つ大谷選手。最初の打席では三振でした。
続いてタイガースの攻撃。ここではピッチャーとして出てきて見事0点に抑えました。
こんな調子なので大谷選手はほとんどの時間フィールド出ていました。なんて贅沢な試合でしょう。
この試合では残念ながらバッターとしては塁に進むことはできませんでした。活躍しまくっているので忘れがちですがそういう試合もあるんですね。
一方でピッチャーとしてはフル出場の末に初の完封試合となりました！
試合終了してキャッチャーと手を取り合う大谷選手。
そして帰りにはまたカルチャーショックが。
お客さん何人かが足元にピーナッツの殻を大量に捨てたまま帰っていたのです。
もうピーナッツの殻で山ができていました。そういう文化なんですね。
そんなこんなで帰路に就いた私たちですが、帰ってから衝撃の事実が判明。
なんと前日の試合が嵐で中止になった影響でこの日は2試合目も行われており、そちらでも大谷選手が出場していたらしいです。
しかも2試合目で大谷選手はホームランを2本も打ったとか…
そっちもめっちゃ見たかったけどしょうがない。
アメリカで野球観戦する際の注意点
荷物検査に引っかからないように！
アメリカの野球場に入る際には荷物検査があります。
筆者は何も知らずに行ったので、荷物検査で引っかかって車に荷物を置きに戻る羽目になりました。
これから行く方はご注意ください。
荷物検査についてはこちらで解説しています。
時間には余裕を持って！
私たちは余裕を持って試合開始の2時間前に着きましたが、入場してお土産店を見てお昼を買って席に着いたときにはもう選手紹介が始まっていました。
持ち込み荷物の条件が日本より厳しいので、慣れていないと引っかかるかもしれませんし、お店は混んでいて並びます。
さらに初めての野球場なら中を見て回りたいですよね。
そうこうしていると2時間でちょうどいいか足りないくらいになってしまいます。
アメリカで初めて野球観戦に行く方は試合開始の2時間以上前に野球場に着いておくのをおすすめします。
試合情報は事前に確認を！
屋根がない野球場では天候が悪化すると試合が中止になります。
中止になった次の日以降には振り替え試合を含めて1日2試合行われることがあるので、チームの公式ツイッターなどをチェックして情報を仕入れておきましょう。
私たちは2試合目があることを知らずに帰ってしまったので…
皆さんは同じ失敗をしないようにお気を付けください…！
おわりに：観戦に掛かった金額
アメリカの野球場の料金は日本より高めな気がします。
私たちは1階の27列目で1人58ドル（約7000円）でした。
他に座席代、駐車場代、システム利用料など合わせて2人で2万円弱でした。
以下の記事ではアメリカ旅行に必須の持ち物を紹介しています。
日本の国内旅行では必須でないスリッパや歯ブラシなどもアメリカ旅行では自分で持っていく必要があります。
これからアメリカへ旅行に行く方は併せてご覧ください。
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