

こんなお悩みにお答えします。
こんにちは。アラサー夫婦の妻、おゆと申します。わが家も共働きで、同居を始めたときは家計管理で悩んでいました。夫婦で家計管理方法を調べ話し合った結果、ここで紹介する方法に決めました。同居を始めてからアメリカに引っ越すまで1年以上使っていましたが、一度も家計について揉めませんでした。
私たちには合う方法でしたので、他にも合う夫婦がいるのではと思い、わが家の家計管理術を紹介させていただきます。
わが家の状況
夫婦の状況はこちらです。
- アラサー夫婦
- 共働き
- 年収は同じくらい
- 楽に家計管理したい
私たち夫婦の家計管理方法
銀行口座活用術
ポイント
- 個人の貯金口座と家計口座を分ける
- 給料はそれぞれの貯金口座に振り込まれる
- 貯金口座から毎月一定額を家計口座に振り込む
- 貯金口座に残ったお金は自由に使える
銀行口座は家計口座と夫婦それぞれの貯金口座の3口座でやりくりします。
給与は貯金口座に振り込みます。貯金口座の自動振り込み機能を使って毎月一定額を家計口座に振り込むように設定しています。
家計口座で余ったお金は夫婦の貯金として残し、貯金口座に余ったお金は個人の貯金として好きに使っています。
クレジットカード活用術
ポイント
- 家族カードを活用して生活費を家計口座で一元管理
- 家計管理アプリMoney Forwardにカードを登録
家計口座を妻のクレジットカードと夫用の家族カード両方の引き落とし口座に設定しています。支払いはできる限りクレジットカードにしています。これによって家族用の買い物を夫婦どちらがしても、お金は家計口座のみから払えます。

家計管理アプリMoney Forwardにクレジットカードを登録すれば何にいくら使ったのか分類してくれるので、家計の見直しに使っています。
家族カードとは?
家族カードとはクレジットカードを持っている人(本会員)が申請して発行する「家族名義のクレジットカード」のことです。
通常のクレジットカードですとカードの名義と引き落とし口座の名義が一致していなければいけないので、銀行口座は夫婦で合計2つ必要です。これでは家計管理しにくいですよね。家族カードなら、例えば


の場合、以下のようにカード名義は別、引き落とし口座は同じにできます。
クレジットカードの種類 | 実際にカードを使う人 | カードの名義 | 引き落とし口座の名義 |
本会員のカード | ![]() 本会員 |
![]() 本会員 |
![]() 本会員 |
家族カード | ![]() 家族会員 |
![]() 家族会員 |
![]() 本会員 |
妻は本会員のカードで、夫は家族カードで生活費の支払えば一つの銀行口座で家計管理できます。
わが家は楽天カードを使っています。詳しくはこちら。
家計管理システムの作り方
1.家計口座を決める
生活費を入れておく家計口座を決めます。
家賃振り込みは世帯主名義の口座からするのが一般的なので、家計口座の名義は世帯主と同じにします。

家計口座を決めたら、口座残高を0にして準備完了です。
2.クレジットカードと家族カードを作る
家計口座と同じ名義でクレジットカードを作ります。すでに持っているカードがあればそれでOKです。ただし家族カードを作れるというのが条件です。
3.毎月の生活費を見積もる
家計口座には毎月生活に必要な額を入れます。生活費としては例えば以下の費用があります。
- 家賃・共益費
- 光熱費
- 通信費
- 食費
- 車などの税金
- 夫婦一緒に出掛ける時の娯楽費
わが家は毎月の生活費が20万円弱だったため、夫婦それぞれが家計口座に毎月10万円ずつ入金することにしました。給料の額が同じくらいなので2人とも同じ額を出しています。私たちは田舎暮らしで家賃が安いので都会だともう少し掛かるかもしれません。
口座に入れる額は毎月の生活費より少し多くなるように設定すると安心です。
4.個人の貯金口座から家計用口座に毎月一定額を振り込む
たいていの銀行口座には自動振り込みサービスがあります。毎月決まった日に設定した額を別の口座に振り込んでくれる機能です。3.で決めた金額を自動振り込みサービスで家計用口座に振り込むようにすれば家計管理システム完成です。
家計用口座には三菱UFJがおすすめです。片方の名義で作った口座の取引状況を夫婦2人ともが確認できるファミリー口座照会サービスを利用できるからです。2人のお金が入っている口座なので2人とも見られるのは安心です。
ボタン家族カードなら楽天カードがおすすめ
家族カードを作れるクレジットカードのうち、最もおすすめなのが楽天カードです。

楽天カードのメリットは以下の通りです。
楽天カードのメリット
- 年会費が永年無料
- 家族カードを無料で作れる
- ポイントが貯まりやすい(100円利用で1ポイント)
- カード利用で貯まった楽天ポイントはカード支払いにも使える
- 新規入会で5000円分のポイントがもらえる
- カードを1人2枚持てる
- ETCカード発行可能
楽天カードは一括払いしていれば無料で利用できます。ポイントが貯まりやすいお得なクレジットカードです。
デメリットは楽天ポイントしか貯まらないことです。他のポイントが欲しいという方はそのポイントが貯まるカードで大丈夫です。
ただ、楽天ポイントはスーパーや薬局など普段行くお店で使えるので貯めて損はないです。カード利用で貯まったポイントは楽天カードの支払いにも使えます。普段楽天ポイントを使わないよという方でも無駄なく使えます。
楽天カードは自分名義のカードを2枚作れます。筆者も2枚持っていて、1枚を家計口座、もう1枚を個人の貯金口座に紐づけています。家族用の買い物と個人の買い物を分けられて便利です。
まとめ
家計管理をどうするかは多くの夫婦が悩むことだと思います。ここで紹介した家計管理システムは完全無料で作れるのでよろしければ参考にしてみてください。