

こんなお悩みにお答えます。

この記事でわかること
- 駐在妻が英語を話せなくてもなんとかなること
- 駐在妻が英語を話せなくて困ること
- 駐在妻に必要な英語力
- 駐在妻にちょうどいい勉強方法
駐在妻が英語を話せなくてもなんとかなること
海外移住後の手続き
海外移住に伴う手続きは配偶者の会社が面倒を見てくれますし、配偶者も動いてくれるのでなんとかなるかと思います。
例えばアメリカでは以下の手続きが必要でした。
- 住居探し
- ソーシャル・セキュリティー・ナンバー(SSN)の取得
- 免許証取得
これで最低限生活の準備はできます。
食料調達
食糧調達は工夫次第で話さずに済ませられます。
スーパーではセルフレジを使えば基本的に話さずに済みます。
アルコールを買う場合は身分証明書を店員さんに見せる必要があります。クーポン使用時も店員さんを呼ばなくてはいけないことがあります。
また食材宅配サービスを使うのも1つの手です。
食材宅配サービスには以下の2種類があります。
- オンラインショップ
- ミールキットサービス
オンラインショップはスーパーが自宅まで食材を届けてくれるサービスです。送料は別途必要です。
ミールキットとはレシピと食材が一緒になったセットです。ミールキットを宅配してくれるのがミールキットサービスです。
どちらもサイトやアプリで注文するので英語を読む必要はありますが、翻訳サイトを使えば英語ができなくても問題ないです。

アメリカのミールキットについては以下の記事で解説しています。
詳しくはこちら
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文字でのやり取り
最近は翻訳サービスの精度が上がっているので、文字でやり取りする分にはそれほど苦労しないかと思います。
例えばスマホならサイトを開いた状態でブラウザのメニューを開き、「翻訳」を選択するとページを丸々日本語にしてくれます。
パソコンならサイト上で右クリックし、「日本語に翻訳」をクリックすればOKです。
単語単位で訳したいときは翻訳サイトが役立ちます。

また、最近の企業のサイトのお問い合わせフォームには大抵チャットで質問できる機能があります。
電話で問い合わせるのは難易度が高いですが、チャットなら翻訳サイトが使えます。
駐在妻が英語を話せなくて困ること
お店でのやり取りができない
お店では少しですが英語でのやり取りが発生します。
例えばスーパーのレジやファーストフード店の注文カウンターではこんにちは感覚で「How are you?」と聞かれるので「Good, thank you.」などと返す必要があります。(答えないのは失礼です。)
他にも「Do you need bag?」(袋はいりますか?)や「Do you have membership?」(メンバーカードはお持ちですか?)などを聞かれることもあります。
非常に簡単な文ですが、なんせスピードが速いので始めの内はなかなか聞き取れないです。

自信がない方はとりあえず以下の記事で頻出フレーズと会話例を覚えて行くのをおすすめします。
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来訪者に対応できない
賃貸物件の修理やベビーシッターの対応は駐在妻(夫)の役目になることが多いです。
アメリカでは洗濯機、乾燥機、食洗器などの家電は各家庭に備え付けなのでこれらに不具合があった時も修理してもらいます。

他にもエアコンのフィルター交換や消火器の点検などでスタッフが訪ねてくることもあります。
修理スタッフが来たらどこに異常があるのか案内したり、修理できた箇所を一緒に確認したりする必要があります。
免許取得の難易度が跳ね上がる
都会なら電車やバスで移動できますが、田舎ではUberか自家用車での移動になります。

毎日家にいることが苦痛でない方は平日は引きこもり、休日に配偶者の運転する車で出かけ、どうしても必要な時にUberに乗るという生活ができます。
一方で家にこもることがストレスになる方は自分で運転して出掛けることになるかと思います。
子供がいる場合は送り迎えで車が必須になります。
そうなると現地で免許取得が必須になります。

国際免許証は国によって有効期限が異なります。アメリカでは3か月しか持ちません。
免許証取得にはたいて筆記と実技の2つの試験がありどちらももちろん英語です。
実技試験では教官が助手席に乗り、教官の指示通りに運転するのである程度英語が聞き取れる必要があります。
会社が手続きをサポートしてくれることもありますが、試験の通訳まではしてくれないでしょう。
配偶者の負担が大きい
上記をすべて配偶者に頼っていると配偶者の負担かかなり大きくなります。
加えて病院の付き添いや子供の学校の手続きなども加わると…
海外で生活するからには少なくとも日常生活のやり取りは自力でできるようになっておきたいです。
思い通りに行かなくてストレスが溜まる
言語で失敗続きだったり日本と同じように行動できなかったりするとストレスが溜まります。
アメリカ、ヨーロッパ方面だと日本との時差が大きくて家族や友達になかなか相談もできません。
その分配偶者に当たってしまって駐在を機に喧嘩が増えたという話も聞きます。
駐在妻に必要な英語力
簡単な文を聞けて話せればOK
日常生活を送るだけであれば「Do you need a bag?」といった簡単な文法の文を聞き取れればOKです。
受け答えはたいてい「Yes, Please.」「No, I don't.」「Okey.」「Thank you.」「Good.」らへんで何とかなります。
飲食店での注文時には「Can I get ○○?」、修理が入るときは簡単に状況説明できればOKです。
どの場面でも関係代名詞のような難しい文法を使ったり長々と話せたりする必要はないです。
(より海外生活を楽しみたいのなら)自分の考えを言える
現地の人と会話して仲良くなるにはもう少し上のレベルを目指す必要があります。
ESLに行った先で友達ができるかもしれませんし、子供の友達の親と雑談する機会があってもおかしくありません。
そうの際は自分の考えを英語で言える程度には話せるといいですよね。
駐在妻にちょうどいい勉強方法
駐在妻(夫)の中には

という方も多いのではないでしょうか?

現地の人と積極的には関わっていませんが、いざという時は自分の考えを伝えられるレベルにはなっていると思います。
日常生活を営める程度プラスアルファの英語力を付けたい駐在妻(夫)は以下の記事もご覧ください。
筆者が英語を話せるようになった勉強方法を紹介しています。
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おわりに:海外生活、なんとかなります
不安要因も書いてしまいましたが、結局は人間が相手なのでなんとかなります!
最悪、筆談やジェスチャーでも伝わります。
何もできないことはないのでご安心を。
「もっとスムーズにコミュニケーションしたい!」「恥をかきたくない!」という方は英語勉強を頑張ってみてください。
正しい方法で努力すれば英語は必ず話せるようになりますよ。